2005年4月5日、名古屋高裁刑事1部は、奥西勝さんの再審開始を認める決定を出しました。しかし、4月8日、名古屋高等検察庁は、これに対して異議申し立てを行いました。
そのため現在、名古屋高裁刑事2部において、名張事件第7次再審請求異議審が行われています。
80歳を迎えようとしている奥西さんにとって、一日も早い再審開始の確定は、文字通り死活の問題です。
一審津地裁についで、2つもの法廷が無罪を言い渡すべきであると判示した奥西さんが、事件以来40年余も、死刑におびえながら獄につながれていることは、それ自体が残虐な刑罰を禁じた憲法36条に明白に違反しています。
名古屋高裁が迅速な審理を行い、早期に再審開始を決定することを求める集会が上記のように行われますので、お知らせします。
詳細は、主催団体にお尋ね下さい。
|