現代企画室

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河口龍夫作品集

河口龍夫/作
1992年11月刊行
定価22000円+税
A4上製・344頁
ISBN978-4-7738-9217-8 C3071

実験的な集団制作、電磁力そのものの作品化など特定の素材や表現方法に固執しない、斬新な美術的思考と方法論の開拓者・河口の世界に迫る。

【著者紹介】河口龍夫(カワグチ タツオ)

1940年兵庫県生まれ。1962年多摩美術大学絵画科卒業。1960年代から制作活動を始め、現在にいたるまで現代美術の最前線で活躍する作家。「関係」をテーマに、鉄・銅・鉛といった金属や、光や熱などのエネルギー、さらに化石や植物の種子など、さまざまな素材を用いた作品を制作。物質と物質、あるいは人との見えない関係を作品を通して表現している。2007年10月より、個展「河口龍夫−見えないものと見えるもの−」を名古屋市美術館と兵庫県立美術館でそれぞれ開催。同時期、別会場での個展は日本人では初めて。2003年4月より、京都造形芸術大学客員教授及び倉敷芸術科学大学教授、筑波大学名誉教授。