現代企画室

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娘と話す 世界の貧困と格差ってなに?

勝俣誠/著
2016年11月刊行
定価1200円+税
4-6変並製・204頁
ISBN978-4-7738-1614-3 C0036

「豊かさは、もはや量ではなく質の問題になったんだ。」いま、少し立ち止まって、私たちの働き方、買い方、捨て方......日々の生活を丸ごと総点検してみよう。

世界にはなぜ豊かな国と貧しい国があるのか。豊かな国の中にも存在する格差。貧しい国に桁外れな大金持ちがいるのはどうして?グローバル経済とはなにか、金融ビシネスがどのように格差を生んでいくのか。そして、格差を減らすには?高校生の娘は、率直な問いを投げかける。開発経済学、アフリカ地域研究を専門とする父が、娘との対話を通して「格差と貧困」の本質を探る。

【著者紹介】勝俣誠(カツマタマコト)

1946年東京、新宿区生まれ。幼年時代から大の本好き。早稲田大学政経学部卒、フランス・パリ第一大学博士課程修了(開発経済学博士)。専門は国際政治経済学、アフリカ地域研究。フランスの東洋言語文化研究所、富士山麓の貿易研修センター(通称貿易大学)、西アフリカ・セネガルのダカール大学(正式名はシェイク・アンタ・ジョップ大学)、カナダのモントリオール大学などで教員・研究生活をした後、明治学院大学国際学部の教員及び同大学の国際平和研究所の所長などを経て、現在半農半読書生活。明治学院大学名誉教授。著書に『アフリカは本当に貧しいのか』(朝日選書)、『現代アフリカ入門』(岩波新書)、『脱成長の道—分かち合いの社会を創る』(共編著、コモンズ)、『新・現代アフリカ入門—人々が変える大陸』(岩波新書)、などがある。訳書としてミッシェル・ボー『資本主義の世界史—1500-2000年』(共訳、藤原書店)などがある。

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