セサル・バジェホ全詩集
セサル・バジェホ/著
松本 健二/訳
2016年8月刊行
定価3200円+税
4-6上製・368頁
ISBN978-4-7738-1609-9 C0098
知られざるペルーの詩人の全貌!
ジョイスが『ユリシーズ』を、エリオットが『荒地』を、賢治が『春と修羅』を、ブルトンが『シュルレアリスム宣言』を、そしてマヤコフスキーが幾多の詩篇を書いていたころ、遠くペルー・アンデスを出自とするひとりの青年も詩作に耽っていた……。
死後80年近く、ついに明かされる前衛詩人の詩的乾坤。
ジョイスが『ユリシーズ』を、エリオットが『荒地』を、賢治が『春と修羅』を、ブルトンが『シュルレアリスム宣言』を、そしてマヤコフスキーが幾多の詩篇を書いていたころ、遠くペルー・アンデスを出自とするひとりの青年も詩作に耽っていた……。
死後80年近く、ついに明かされる前衛詩人の詩的乾坤。
【著者紹介】セサル・バジェホ(セサル バジェホ)
ペルーの詩人。生前に刊行した詩集は『黒衣の使者ども』(1919年)と『トリルセ』(1922年)の2冊。他には遺稿を整理した詩集『人の詩』『スペインよこの杯を我から遠ざけよ』(共に1939年)等。死後に評価が高まり、今日ではパブロ・ネルーダ、ホルヘ・ルイス・ボルヘス、オクタビオ・パスらと並び20 世紀ラテンアメリカ詩を代表する詩人とみなされる。