地域に生きるミュージアム
100人で語るミュージアムの未来Ⅱ
福原義春/編
かながわ国際交流財団/編集協力
2013年2月刊行
定価2000円+税
A5並製・236頁
ISBN978-4-7738-1301-2 C0070
転換期の日本で、
地域社会はミュージアムに何を求めているのか
ミュージアムは地域文化のために何ができるのか
3.11後の地域の復興に、文化の力は欠かせない。 地域文化の拠点として、ミュージアムは生まれ変わらなければならない。 地域のコミュニティーに積極的にかかわり、人々とともに豊かな文化を育むために、美術館、博物館、資料館などのミュージアムにはなにが求められているのか。また、ミュージアムがもつ潜在的な力を活かすために必要なことはなにか。 ユーザー、企画者、経営者、行政職員、研究者などさまざまな立場からミュージアムにかかわる100人が、直面する課題から抽出した「マネジメント」「リテラシー」「アーカイブズ」「パブリック・リレーション」の4つのテーマについて話し合い、具体的な解決策を探った、「第5回21世紀ミュージアム・サミット」(2012年)の記録。
すぐに役立つ具体的なアイデアが満載!
第1部 いま、ミュージアムに求められること
【基調講演1】過去は未来である―ミュージアムの魔法 池澤夏樹(作家)
【基調講演2】民主主義社会における文化の価値 ジョン・ホールデン(シティー大学客員教授)
第2部 ミュージアムの「価値」の実現をめぐって 4つの分科会と全体討論
A ミュージアム・マネジメント「営む知恵」 委員長:高階秀爾(大原美術館長)
B ミュージアム・リテラシー「高めあう市民とミュージアム」 委員長:建畠晢(埼玉県立近代美術館長)
C ミュージアム×アーカイブズ「選ぶ、残す/遺す、伝える、使う」 委員長:水沢勉(神奈川県立近代美術館長)
D ミュージアムの企画とパブリック・リレーション「人が集まるミュージアムのつくり方」 委員長:蓑豊(兵庫県立美術館長) ほか
地域社会はミュージアムに何を求めているのか
ミュージアムは地域文化のために何ができるのか
3.11後の地域の復興に、文化の力は欠かせない。 地域文化の拠点として、ミュージアムは生まれ変わらなければならない。 地域のコミュニティーに積極的にかかわり、人々とともに豊かな文化を育むために、美術館、博物館、資料館などのミュージアムにはなにが求められているのか。また、ミュージアムがもつ潜在的な力を活かすために必要なことはなにか。 ユーザー、企画者、経営者、行政職員、研究者などさまざまな立場からミュージアムにかかわる100人が、直面する課題から抽出した「マネジメント」「リテラシー」「アーカイブズ」「パブリック・リレーション」の4つのテーマについて話し合い、具体的な解決策を探った、「第5回21世紀ミュージアム・サミット」(2012年)の記録。
すぐに役立つ具体的なアイデアが満載!
第1部 いま、ミュージアムに求められること
【基調講演1】過去は未来である―ミュージアムの魔法 池澤夏樹(作家)
【基調講演2】民主主義社会における文化の価値 ジョン・ホールデン(シティー大学客員教授)
第2部 ミュージアムの「価値」の実現をめぐって 4つの分科会と全体討論
A ミュージアム・マネジメント「営む知恵」 委員長:高階秀爾(大原美術館長)
B ミュージアム・リテラシー「高めあう市民とミュージアム」 委員長:建畠晢(埼玉県立近代美術館長)
C ミュージアム×アーカイブズ「選ぶ、残す/遺す、伝える、使う」 委員長:水沢勉(神奈川県立近代美術館長)
D ミュージアムの企画とパブリック・リレーション「人が集まるミュージアムのつくり方」 委員長:蓑豊(兵庫県立美術館長) ほか
【著者紹介】福原義春(フクハラヨシハル)
かながわ国際交流財団理事長、株式会社資生堂名誉会長、文部科学省参与、東京都写真美術館長、公益社団法人企業メセナ協議会会長、東京芸術文化評議会会長、日仏経済人クラブ日本側議長、パリ日本文化会館支援協会会長、経済人同人誌「ほほづゑ」代表世話人、ほか公職多数。旭日重光章、功績勲章グランデ・ウフィチアーレ章(イタリア)、レジオン・ドヌール勲章グラン・トフィシエ章(フランス)など国内外で受賞多数。『会社人間、社会に生きる』、『文化資本の経営』、『100の蘭』『101の蘭』、『ぼくの複線人生』、『だから人は本を読む』、『福縁伝授―聞いてもらいたい独り言』など著書多数。
【著者紹介】かながわ国際交流財団(カナガワコクサイコウリュウザイダン)
地域からの国際交流・協力活動の支援、多文化共生社会の実現、国際人材育成、学術・文化交流などの事業を行う。
地域社会・文化の重要な拠点としてのミュージアムに注目し、日本経済新聞社、神奈川県と共催で「21世紀ミュージアム・サミット」を2004年から隔年で開催。その成果は、『ミュージアム・パワー』、『ミュージアム新時代』、『100人で語る美術館の未来』(いずれも、慶應義塾大学出版会)として発行している。