3.11後の放射能「安全」報道を読み解く
社会情報リテラシー実践講座
影浦 峡/著
2011年7月刊行
定価1000円+税
新書並製・196頁
ISBN978-4-7738-1108-7 C0036
基準を何倍も超えても「危険でない」なら、基準ってなんのためにあるの?
いろいろな情報がありすぎて、何を信じたらいいのかわからない!
こんな不安を感じるのは、あなたのせいではない。問題は、言葉を空虚にする報道のあり方そのものにある。
大切なのは、情報をよく聞きわけ、基本的な事実や言葉の意味に立ちかえり、自分自身で判断すること。
放射能汚染の危険に、私たち市民はいかに向きあうのか。そのヒントを、気鋭の情報論研究者が、実際の報道の詳細な分析を通じて解きあかす。
いろいろな情報がありすぎて、何を信じたらいいのかわからない!
こんな不安を感じるのは、あなたのせいではない。問題は、言葉を空虚にする報道のあり方そのものにある。
大切なのは、情報をよく聞きわけ、基本的な事実や言葉の意味に立ちかえり、自分自身で判断すること。
放射能汚染の危険に、私たち市民はいかに向きあうのか。そのヒントを、気鋭の情報論研究者が、実際の報道の詳細な分析を通じて解きあかす。
【著者紹介】影浦 峡(カゲウラ キョウ)
1964年生。1988年東京大学大学院教育学研究科博士課程中途退学。1993年マンチェスター大学学術博士。学術情報センター助手、同助教授、国立情報学研究所助教授を経て、現在、東京大学大学院教育学研究科教授。専門は情報媒体論、言語論、言語情報処理。国際計量言語学会副会長、計量国語学会理事などを歴任。現在、Terminology誌編集長、Law, Language and Discourse誌顧問。著書に、The Dynamics of Terminology (Amsterdam: John Benjamins)など。