現代企画室

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すべてのもののつながり
下地秋緒作品集

下地 秋緒/作
池田 浩士/文
北川 フラム/文
2011年4月刊行
定価3000円+税
A4変並製・72頁
ISBN978-4-7738-1104-9 C0071

わずか32歳でスペインに客死した下地秋緒。

美術に打ち込んだ束の間の歳月のなかで、

こんなにも豊かな世界を、彼女は私たちに遺してくれた。



【内容】

立体・版画 全65作品を収録

評論 北川フラム「人類の塑型あるいは原始への願望」

   池田 浩士「日常の非日常化ではなく、反日常をめざす蜂起が」

作品リスト・年譜



【作家のことばから】

「私は自分と世界との間の、皮一枚へだてた所に心を置いて、

常に外に自由を求めたい。内側は詩があるだけでいい。」

「背のびする。

おじけづいた心が

心の内まで 照らす時

まあるい月明かりが

いつもどおり。」

【著者紹介】下地 秋緒(シモジ トキオ)

1975 沖縄に生まれる

1993 沖縄県立浦添高校デザイン科卒業

1997 コバタケ工房(埼玉)彫刻科卒業

2001 スペインへ。Mario Marini に師事

2002 マドリッド、Calcografa Nacional で銅版画入選

2003〜06 主としてマドリッド市内で個展開催

2008 病を得て、マドリッドで死去

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