現代企画室

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子どもたちと話す 天皇ってなに?

池田 浩士/著
2010年7月刊行
定価1200円+税
4-6変並製・202頁
ISBN978-4-7738-1012-7 C0036

「天皇」は、私たちの生活とは縁遠いもの? 祝祭日はどこからきたのか。戦争を経て、「天皇」のあり方はどのように変わったのか。日の丸や君が代、元号とどう向き合うか。おじいちゃんと孫たちは、世代を超えて自由な意見を交わす。この問題にはさまざまな立場、違う意見がある。背景をきちんと知った上で、考え続けよう。

【著者紹介】池田 浩士(イケダ ヒロシ)

1940年大津市生まれ。慶應義塾大学・同大学院でドイツ文学を学び、1968年から2004年まで京都大学在職、2004年から京都精華大学勤務、現在は同大学客員教授。

あるきっかけで17歳のときからナチズム文学に傾倒(!?)し、それと格闘するために国際プロレタリア文学運動、日本天皇制文化などに深入りする結果となった。『ファシズムと文学——ヒトラーを支えた作家たち』、『教養小説の崩壊』、『闇の文化史——モンタージュ1920年代』、『抵抗者たち——反ナチス運動の記録』、『大衆小説の世界と反世界』、『文化の顔をした天皇制』、『死刑の[昭和]史』、『虚構のナチズム——〈第三帝国〉と表現文化』などの著作があるほか、『〈海外進出〉文学論』シリーズの第3冊『石炭の文学史』が近く刊行される。

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