現代企画室

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関係と無関係
河口龍夫論

中原佑介/著
河口龍夫/絵
2003年3月刊行
定価5000円+税
A4変上製・264頁
ISBN978-4-7738-0218-4 C0070

現代美術家・河口龍夫のドローイング図版と中原佑介の作家論を合体させ、本の中に本を埋め込んだ画期的な造本。評論家とアーティストのコラボレーション成る。

【著者紹介】河口龍夫(カワグチ タツオ)

1940年兵庫県生まれ。1962年多摩美術大学絵画科卒業。1960年代から制作活動を始め、現在にいたるまで現代美術の最前線で活躍する作家。「関係」をテーマに、鉄・銅・鉛といった金属や、光や熱などのエネルギー、さらに化石や植物の種子など、さまざまな素材を用いた作品を制作。物質と物質、あるいは人との見えない関係を作品を通して表現している。2007年10月より、個展「河口龍夫−見えないものと見えるもの−」を名古屋市美術館と兵庫県立美術館でそれぞれ開催。同時期、別会場での個展は日本人では初めて。2003年4月より、京都造形芸術大学客員教授及び倉敷芸術科学大学教授、筑波大学名誉教授。