講演会『エルサルバドルの苦い平和』

エルサルバドルでロメロ大司教が暗殺(1980年3月24日)され、内戦に突入してからもうすぐ25周年を迎えます。和平合意(1992年1月16日調印)からは13年の月日が経とうとしていますが、与ARENAは依然としてロメロ大司教暗殺の首謀者とされる同党創設者R・ダビッソン少佐を英雄視し続けています。

このたび同国イエズス会の拠点である中米大学(UCA)からマリオ・ペラルタさん(社会学者)が来日されるのを受け、一エルサルバドル人として、また学長以下6名の教員が政府軍特殊部隊に惨殺された(1989年11月16日)UCAの一教員として、和平の現状をどう見るべきか、免罪構造に改善は見られるのか、などについてお話しいただきます。

持参される最新のビデオも上映予定です。年末の慌しい時節ですが、ぜひ、ご参加ください。

時間:12月15日(水)夜6時半〜8時半
場所:早稲田奉仕園セミナーハウス 101号室
   新宿区西早稲田2-3-1(東西線早稲田駅下車徒歩5分)


内容:「エルサルバドルの苦い平和――ロメロ大司教暗殺25周年を前に」
    お話 マリオ・ペラルタさん(中米大学 社会学・政治学科教員)
   通訳は飯島みどりさん(立教大学)、また太田昌国(現代企画室)が
   「日本現代史の中のエルサルバドル」と題して、簡潔なお話をします。

会費:500円

主催:現代企画室
   東京カトリック正義と平和委員会
連絡先:現代企画室 tel03-3293-9539

 


戻る