2003年11月22日掲載
諫早市在住の野崎です。
諫早市立御館山小学校から借りてきた副読本、
「みんなで考える道徳」 こんなときどうする?
6年用 日本標準 新学習指導要領準拠
・監修及び編集委員会代表 藤原喜悦 東京芸術大学名誉教授
・発行所 ㈱日本標準
は全体にバランスが良いのですが、なんと「心のノート」
をセットに使うように指示している、とんでも副読本です。
実質、「心のノート」の強化をする目的で出てきた、実に驚く
べき副読本です。
全国でこの本を使用している市町村が多いのではないでしょうか。
1~35まで、人権・生命と健康・スキル・環境・福祉・国際理解
情報などの分野に分かれております。
その中で、「心のノート」を開かせるものを全部列挙します。
題名 「心のノート」を使用する箇所を指示
1.オトちゃんルール 「自分を見つけみがきをかけよう」
6.生まれでるもの 「大いなるものの息づかいをきこう」
8.地球があぶない 「生きているんだね自然とともに」
12.親しき仲にも礼儀あり 「心と心をつなぐネットワーク」
16.助け合って生きる 「働くってどういうこと?」
17.ペエスケ 「生きているんだね自然とともに」
18.同じ地球の子どもたち 「心は世界を結ぶ」
20.コタンに生きる 「見つめようわたしのふるさと そしてこの国」
21.そうじ班長のなやみ 「いきいきしている自分 かがやいている仲間」
23.科学は平和のためにある 「心は世界を結ぶ」
25.目ざめよ日本 「見つめようわたしのふるさと そしてこの国」
27.母のけしょう 「わたしの原点はここにある」
29.ヘソのおの話 「いま生きているわたしを感じよう」
35.卒業の日を前にして 「学び合う中で」
姑息な手段でなにかなんでも「心のノート」を使わせたいの
でしょうか?文部科学省も、有事法制に伴う子どもの心を育てた
いと必死ですね。一見バランスがよいので騙されるところでした。
反省!朝日新聞取材班著「コタンに生きる」まで「心のノート」と
セットになっているとは・・・取材班が泣いちゃう!アイヌ民族が
コケにされている!ふざけるのもいい加減にせーよ!文科省!