LA SIESTA

家保さんの思い出vol.2
「我が家の猫事情」(1)

2006年4月15日掲載

 今の我が家の住人を紹介することから始めましょう。うちには今年86歳の母親が一人居ります。現在、3日/週、近くのデイ・ケアに通っていますが、近頃とんと耳が遠くなりました。年が年だけに心配ですが、今は好きなことをして過ごしております。あとで紹介する猫さんたちには、少々なめられているのではという場面を時々見かけます。そして、かく言うドラ息子(今年で56歳になりました)との二人暮らし?
いえいえ、それにやんちゃ気ままな猫たちワンサカと、居をともにしているのです。 さて、1番手は「カル♂」(7年目)。色の冴えないアメリカンショートヘアのMIXです。毛並みはとっても柔らかです。「俺が大将」という誇りが、猫パンチを繰り出させるのでしょうか。

ごん

2番手は「ミーコ♀」(6年目)。きれいな黒白模様です。「連れて帰って!」という凄いアピールで、職場から我が家へと押しかけてきました。(何とその時には、おなかの中に赤ちゃんが・・・)4ヵ月後位でしょうか、3番手から8番手まで次々と仔猫が誕生するという、大変な「おめでた」となりました。
3番手「イッチー♂」、4番手「ニンニン♀」、5番手「サンサン♀」、6番手「シンシン♀」、7番手「ゴン♂」、8番手「ロック♂」という6匹です。(とっても良く似ている兄弟で、悩んだ末に付けた名前ですが、わかりやすい名前でしょ。)
可哀想でしたが、人間2人と共存するため、8匹とも全員、去勢・避妊手術を受けました。費用もバカになりません。20万近くの出費となりましたが、一緒に生活する以上、致し方ないですね。
さて、皆さんは「コンパニオン・アニマル」とか、「ヒューマン・アニマル・ボンド」という言葉を耳にされたことはおありでしょうか。「撫でる」という意味の英語から生まれた「ペット」より一歩格上げされた言葉なんですね。まさにペットは「こころのお医者さん」といえる存在なのです。「アニマル・セラピー」はその典型的な例ですね。
 実は私、幼少のみぎり、犬・猫・動物のたぐいはとても苦手で、恐がりだったそうです。紙面に余裕があれば、わが幼少の頃からの、犬さんや猫さんとの「愛の遍歴」を辿っていきたいと思います。
今、困っているのは「イッチー」の、「背中にジャンプ」です。彼の気分がハイになると、嬉しそうな目をして一気に背中に飛び乗ってくるのです。「もぅー、降りろ!」と床に降ろしても、背中を向けたら途端に飛び乗ってくるのです。今はまだしも、薄着の季節になれば・・・。身を守る方法を考えねばなりませんね。
(イエティ)