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《AET・高槻市教育委員会》大阪府労働委員会が高槻市の不当労働行為を認定!!

2017年1月3日掲載

 10月17日、府労働委員会は、高槻市に「市の小中卒業式でAET(英語教育指導助手)を締め出したのは不当労働行為である」と命令を出しました。異例ですが、北大阪合同労働組合の同ニュースを転載させて頂きます。(長谷川)

 10月17日、大阪府労働委員会から高槻市に命令が降りました。「高槻市の小・中学校卒業式でAET(英語教育指導助手)を締め出したのは、不当労働行為である」との内容です。昨年3月の同市立小中学校卒業式で、例年なら学校の授業にかかわったAET達は教職員・保護者と共に「招待」されていました。ところが、昨年に限り、同教委は、「(複数のAETが労働組合に加入した。そのことにより)どんな事態が起きるかもわからない。各学校長はAETの卒業式出席は可能な限り”断るように指導せよ”」と校長に指揮。府労委は、その指導がら労働組合活動を忌避した労働組合法第7条第1号違反と見なしました。
 AET達が加入しているゼネラルユニオンと、AETスーパーバイザーが加入している北大阪合同労働組合は、共同して昨年、府労委へ提訴していました。 詳細は次号で報道しますが(*)、とりあえず勝利報告をしておきます。市は府労委の「和解勧告」も断り、独善性に固執していますが、労働組合を嫌い、「解雇」に至ったという、”本当の不当労働行為”(AET雇い止め事件(註・長谷川))は、11月7日に最終陳述が予定され、結審になります。高槻市は、10月4日の主尋問、反対尋問で、「解雇ではなく、英語教育の変更=AET教育への文科省指導によるもの」としていますが、そのような方便が通用するのか、今から府労委の本体問題への決定が期待されます。
 命令書の手交後、大阪府政記者クラブで記者会見が行われ、北合同も出席しました。
(以上転載)

*関心をお持ちの方は、北合同のホームページをご覧ください。
北大阪合同労働組合 http://www16.plala.or.jp/kitagoudou/