学労ネット

2015年全国学校労働者交流集会に参加して

2015年11月8日掲載

今回、実行委員も初めて、甲府も初めて、報告するのも初めてのため、緊張感満載で出発しましたが、実行委員の皆さんの手慣れた動きと優しさに、安心して参加できました。会場の図書館は設備も素晴らしく、快適でした。
一日目、全体会はレポートが全部聴けたので、参加できない分科会についても把握できました。二日目は第二分科会で、『ILO/条約・勧告を活かそう! アイム89の取り組み』のレポートを受けて論議がなされました。「日の丸・君が代を卒業式から無くすことが最終目標、子どもの権利を守る、教員の権利も守る」という原点を確認。「日の丸・君が代問題が全国的な問題だということを知らせていくために、各組合からも提訴できないか」と進み、各組合で検討することになりました。
往復の列車の旅は快適で楽しめました。山々の緑や渓谷が、目と心に染みました。
(すえひろ)

関連報告レポート 『再任用短時間勤務職員の担任配置問題』

◆高齢者部分休業取得者の休業日、代替者不在問題

①現状 ・再任用者配置における要望の聞き取りの不十分さ
    ・関係校の校長間の情報交換の不十分さ
②市教委交渉結果(2015年7月 ?以下は市教委教職員課との確認事項を掲載。
「再任用職員の配置については、再任用希望者(新規・更新)の意向や希望を正確に把握されたい。」「再任用希望者(新規・更新)に、市独自の「意向調査」を実施されよ」。
   ?2014年度の不都合を踏まえ、校長からのヒヤリングを詳しいものにした。ヒヤリング資料の用紙を、後日資料提供する。

◆再任用短時間勤務職員の担任配置問題
 「再任用制度について」(平成26年10月1日付)において「4職務内容等」 の項に『短時間勤務職員は担任等の常勤を前提とした業務は担えない』と明記 されている。

〈高槻市の実態〉
 ・再任用短時間勤務職員2名をセットにして、定数1とする
 ・その再任用短時間勤務職員2名を「担任」(支援学級)として配置する
 ・府の意向に違反している
 ・不都合で過重な勤務実態

〈交渉結果〉
 再任用短時間勤務職員は、「再任用制度について」(平成26年10月1日付)において、「4職務内容等」の項に『短時間勤務職員は担任等の常勤を前提とした業務は担えない』と明記されており、昨年度(2014年度)の定期交渉で確認された。
①今年度も、「担任はできない」ことを、校長に指導されよ。?指導している
②昨年度(2014年度)の実態調査結果を提供されよ。
     ?14組(小中)の担任配置があった。
③今年度(2015年度)の実態を明らかにし、望ましくない実態があれば、校長を指導されよ。
?10組(小中)の担任配置があるので、来年度は改善されるよう取り組んでいく。

◆今後の課題
 ・再任用短時間勤務職員に、実態として担任をさせて
  いる現状の改善。