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南大冠小学校校長交渉報告

2013年10月27日掲載

「評価は、勤務時間内の事由のみ。」
校 長 謝 罪!
南大冠小学校 校長交渉報告(7月23日)

(前 略)
B、直近の特別支援学級の講師配置について、最善の措置をされよ。
→→→今の状態が緊急事態であることをふまえ、各段の配慮を市に申し入れている。(その後、9月中旬に配置されました。)

C、今年11年目を迎える休憩時間の試行について、再度確認します。
(1)休憩時間は労働基準法で、「自由に利用でき」、「一斉に利用でき」、「労働の 途中に与える」(3原則)とされています。
・今年、南大冠小学校でこの原則が保障されているかどうか、再度お訊ねしたい。
→→→休憩時間は全員分明示している。休憩時間の原則を大事にしていく。休憩時間がとれることの認識を持っていきたい。

・職員に、休憩時間を取るよう声かけをされたい。
→→→声かけをしていきたい。

・会議等が休憩時間や勤務時間外にならないよう配慮されたい。
→→→時間外になった時は振替を取ってもらうように対応していく。

(2)休憩時間が取得できなかった場合に、その回復措置を講じて頂きたい。
・学校現場では「その日のうちに」回復が不可能な場合があるが、その場合には、どのような措置をされるのか、再度確認されたい。 
→→→子どもがいない時に取ってもらいたい。直近に振替を取るよう職員に声かけをする。まとめ取りもできる。

D、教育公務員特例法第22条2項の「勤務場所を離れた研修」は、長期休業中及び それ以外においても、今年度も変更のないことを再度確認されたい。
→→→変更はない。(=学校を離れた場所や自宅で研修ができます)

E、宿泊を伴う学校行事に関わる勤務時間の割振りについて。
(1)南大冠小学校教職員の宿泊を伴う学校行事に関わる勤務時間の割振りの取得実態をどのように把握されているか。
・校長は、職員に宿泊を伴う学校行事に関わる勤務時間の割振りを取得させる責任がある事を再度確認されたい。
→→→確認する。

・直近に振替を取れていない現状がある。振替の意味を若い教員に説明し、直近にとる大事さも声かけされたい。
→→→直近に取れない状態であることは重々認識している。直近に取れるよう声かけをする。

(2)1泊2日の宿泊行事の「勤務の割振り変更」を、1日の「勤務を要しない日」と1回の「半日勤務日」とすること(合計は1.5日)を再度確認されたい。
→→→正規では修学旅行は1.5日、林間は1日である。林間で正規の1日にプラス0.5日を校長裁量で考えていきたい。他職員に伝えていく。
(3)休憩時間(8時間以上の勤務になるので休憩は1時間)の割振りについて、再度確認されたい。
→→→確認する。一日につき1時間を振替とする。

F.教職員が振替や有休休暇がとりやすい環境を作られたい。
 ・前年度の確認「管理職ができる限りクラスに入る」について、実際どのように取り組まれたか再度お尋ねしたい。
→→→今後も管理職ができる限りクラスに入るよう努力する。

G、夏休みに職員室当番を職員に求めているが、あくまでも「お願い」であり、強制するものではないことを再度確認されたい。(新たな仕事の付加があれば、組合との事前協議が生じる事項となります。)
→→→確認する。強制ではない。

H、今年度の評価育成システムについてどのような変更があるか。変更があれば説明されたい
→→自由記述がなくなった。対象ではない講師にはお願いしてアンケート対象としたが、評価はしない。

・評価は、勤務時間内の事由のみであることを再度確認されよ。
→→→確認する。個人面談時の発言については謝罪する。

I、男女休養室、理科室、家庭科室にエアコンを設置すること。
→→→要望する。校長会を通じて要望をまとめて出している。

J、労働条件に関わる問題についての変更は、労働組合と事前協議をするという原則を再度確認されたい。
→→→確認する。



寿栄小校長交渉報告(7月29日)

(前 略)
B  勤務時間について
(1)寿栄小学校職員の勤務勤実態をどんな方法で確認し、どのように把握されているかお尋ねしたい。
→出席簿で確認、
(2)勤務時間延長等の問題点があれば、それが恒常化しないような配慮をされたい。
→声かけをしている。超過勤務はある。

C 休憩時間の試行について、再度確認されたい。
(1)休憩時間は、労働基準法で「自由に利用でき」、「一斉に利用でき」、「労働の途中に与える」(3原則)とされている。・寿栄小学校で、この3原則が保障されているかどうかお尋ねしたい。
→斉利用と自由利用(手待時間)について認識がなかった(説明)。十分取れているとは思わない。
・校長は、職員に休憩時間を与える責任があることを確認されたい。
→(確認)   
・会議等が休憩時間や勤務時間外にならないよう配慮されたい。
→校内研で休憩時間が取れない時、別の日に振替。会議を休憩時間に入れないようにしている。会議の議題を推進会議で整理している。
(2)休憩時間が取得できなかった場合、その回復措置を講じて頂きたい。
・「その日の内に」回復が出来なかった場合、どのように対処されるか、再度確認されたい。
・何らかの事情で、休憩時間や勤務時間外に勤務しなければならない場合、どのように対処されるか、再度確認されたい。
→上記2点とも、後日振替(校長裁量で対処する。)

D  宿泊を伴う学校行事に関わる勤務時間の割振りについて、再度確認されたい。

(1)寿栄小職員の、宿泊を伴う学校行事に関わる勤務時間の割振りの取得実態を、どのように把握されているかお尋ねしたい。→事前に割り振り
・校長は、職員に宿泊を伴う学校行事に関わる勤務時間の割振りを取得させる責任がある事を、確認されたい。
→(確認)
・事前に該当者への説明をし、健康面からも振替を直近に取るよう進められたい。
→(確認)
・振替が授業時間にかかる場合、充分な補充体制を取られたい。
→教頭とできるだけ入るようにしている。

(2)1泊2日の宿泊行事の「勤務の割振り変更」を、1日の「勤務を要しない日」と1回の「半日勤務日」とすること(1.5日)を確認されたい。
→林間 0.5+0.5(校長裁量)
修学旅行 1日+0.5(校長裁量)
(3)休憩時間(8時間以上の勤務では休憩は1時間)の割振りについて、確認されたい。
→2時間(確認)

E 週休日の勤務について、以下のことを再度確認されたい。
(1)週休日の勤務は、一方的に命じるものではなく、参加者の同意を得ること。
→(確認)
(2)服務が週休日(非勤務日)においてである以上、「評価・育成システム」の「評価」対象ではないこと。
→(確認)
(3)振替について
・事前に該当者への説明をし、健康面からも振替を直近に取るよう進められたい。
→(確認)
・振替が授業時間にかかる場合、充分な補充体制を取られたい。
→(確認)

F 教育公務員特例法第22条2項の「勤務場所を離れた研修」は長期休業中及びそれ以外においても、今年度も変更のないことを再度確認されたい。
→(確認)
G 夏休みに職員室当番を職員に求めているが、あくまでも「お願い」であり、強制するものではないことを再度確認されたい。※新たな仕事の付加となれば、組合との事前協議が生じる事項である。
→(確認) 

H「高齢者部分休業」について、以下のことを再度確認されたい
申請の承認について
・校長の恣意性を排除し、無条件で承認すること。
→(確認)
(2)休業日の行事等について
・行事等が行われた場合は、部分休業取得者には出勤の義務がないことを所属職員に周知徹底し、取得者が職場の同僚に気兼ねしないですむよう「適切な配慮」なのもとに学校運営をすること。
→(確認)個人懇談等で行事に末広がいない時、事前に職員に知らせる。保護者会にも。
(3)休業日の勤務について
・休業者が、勤務せざるを得ない場合は「振替で対応」し、「振替」が授業時間にかかる場合は、充分な補充体制をとること。
→(確認)
・その場合の公務災害の扱いについては、通常の職員と同じ扱いであること。
→(確認)
(4) 授業時間及び校務分掌の業務量について
・授業時間数・校務分掌等を、出勤日数に按分された業務量にとどめるよう配慮されたい。
→(確認)配慮している。
(5) 「介護休暇」「病気休暇(休職)」について
・部分休業取得者が「介護休暇」「病気休暇(休職)」を取得する場合、通常の職員と同じ扱いであること。
→(確認)
・その場合、代替者の処遇については、不利益にならないよう配慮すること。
→(確認)
(6) 取り消しについて
・校長の恣意性を排除し、部分休業取得者本人の希望がない限りあり得ないこと。
→(確認)
(7) 部分休業時間の「代替」の在り方について
・今年度、休業日代替者は、要求していた週3日勤務の再任用職員で充当されなかった。現在は「時間講師」が配置されているが、校外学習や給食支援、送り等には対応できない。又、学年会や打ち合わせ等の時間も保障されておらず不都合な面が多い。校長は問題点を把握し、来年度は「週3日勤務の再任用職員」で充当できるよう市教委に働きかけられたい。
→(確認)より以上働きかける。

I 男女休養室、理科室、算数教室、家庭科室、プレイルームにエアコンを設置すること。
→(確認)校長会で要望している。
J 労働条件に関わる問題についての変更は、労働組合と「事前協議」をするという原則を、再度確認されたい。
→(確認)
K その他 
・警備員昼休憩時の職員の立ち番について、インターホンでの対応を要請。
→セフティーボランティアとの関係で検討する。
 最後に、今春の卒業式の職務命令に関して、末広組合員の願いを強く訴えて終わった。