2006年9月14日掲載
第12回口頭弁論の直前の9月6日に被告大阪府の証拠申出(証人申請)が郵送されてきました。続いて、被告高槻市の証拠申出(被告校長5名の証人申請)も8日郵送されてきました。大阪府→高槻市とドミノ倒しでした。これは前回の原告本人尋問の成果です。原告は大喜びで第12回口頭弁論に臨みました。
さて、9月13日の休憩時間裁判の第12回本人尋問の報告です。平日の午後にもかかわらず遠くは北九州、愛知から傍聴に20名近く来ていただき、後ろからの応援を得てとっても心強いかぎりでした。
今回の本人尋問の当事者は原告末広・家保・志摩の順で、原告側の尋問担当は松岡・長谷川でした。前回の反省から原告3人は本人尋問細案を4回も5回も改定して準備してきました。おかげで、被告高槻市代理人のへっぽこ「悪徳」弁護士を撃退しました。結局、こいつはこけおどしだけで、何にも中味を理解していないことが分かり、化けの皮をはがしてやりました。
結論からいうと、被告大阪府・高槻市は陳述書を11月17日までに提出すること、その上、以下の日程で被告尋問が決まりました。
1月15日(月)午後1時45分~4時45分、809号法廷
大門孝治(府教委教職員企画課課長補佐、教職員の勤務条件担当)
竹下幸男(原告松岡の被告、元柳川中学校長)
山口正孝(原告長谷川の被告、元大冠小学校長)
それぞれ、被告尋問15分、反対尋問30分、補充尋問・休憩を含め各1時間。
2月14日(水)午後1時45分~4時45分、同法廷
大西昭彦(原告末広の被告、元竹の内小学校長)
中井俊次(原告家保の被告、元庄所小学校長)
高浜義則(原告志摩の被告、元土室小学校長)
時間配分は1月15日と同じ、同法廷。
今後の反対尋問準備は充分時間の余裕があり、攻守が逆になり、今から楽しみです。被告校長尋問でさらに被告高槻市教委教職員課も尋問に引きずり出してやろうと思います。終わってみんなと飲んだのビールはほんとうにおいしかったです。
みなさんのご協力でここまで来られました。よくここまで来れたなと思います!これまでのご支援、ご協力、ほんとうにありがとうございました。これからもご支援をよろしくお願いします。(松岡)
<被告大阪府の証拠申出書>
証人
大門孝治(府教委教職員企画課課長補佐、教職員の勤務条件担当)
証明すべき事実
原告ら府費負担教職員の休暇時間に関する制度概要及び大阪府教育委員会が市町村教育委員会に示した休憩時間に関する基準等について立証する。
尋問事項
1、証人の略歴、現在の職名、担当職務等。
2、府費負担教職員の勤務条件に関して大阪府教育委員会が果たすべき役割について。
3、府費負担教職員の休憩時間に関する制度の概要について。
4、大阪府教育委員会が市町村教育委員会に示した府費負担教職員の休憩時間に関する基準について。
5、その他上記に関連する一切の事項。
<被告高槻市の証拠申出書>
証人
竹下幸男(原告松岡の被告、元柳川中学校長)
中井俊次(原告家保の被告、元庄所小学校長)
高浜義則(原告志摩の被告、元土室小学校長)
大西昭彦(原告末広の被告、元竹の内小学校長)
山口正孝(原告長谷川の被告、元大冠小学校長)
証明すべき事実
原告らに対して休憩時間が適正に与えられていたこと及び原告らの主張が根拠のないものであること
尋問事項
1、平成14年4月22日から同16年3月31日までの高槻市立〇〇中(小)学校における勤務時間及び休憩時間の配置・管理について
2、証人が教員に対して休憩時間の取得のために行った配慮について
3、原告〇〇の勤務状況について
4、その他これらに関連する一切の事項