Subject: [fem-women2000 754] N.Y.私立図書館の利用法(fujikake yoko 藤掛洋子)
From: "Yoko Fujikake" <yoquita@yk.rim.or.jp>
Date: Wed, 5 Dec 2001 14:19:55 +0900
Seq: 754

N.Y.私立図書館の利用法

藤掛洋子です。ご無沙汰しております。
みなさまは、これまでにN.Y.私立図書館をご利用された経験はおありでしょうか?
とても使いやすく所蔵数も多かったように思われましたので、これまで利用されたこ
とのない方は機会があれば一度ご利用されては如何でしょうか?

*なお、これは同時多発テロが起きる前に書いたものです。
このようなご時世なのでN.Y行きを控えておられる方も多いかと存じますが、「利用
の仕方を知りたい」と言うお声を頂きましたので、今回送信させていただきます。

1)場所:
5th Ave.に面していて、E42nd stと40th stの間にあります。

2)利用条件など
市民のみならず私のような短期滞在者にも無料閲覧可能。閲覧内容を無料で印刷でき
る(驚きである!)。コピーは有料 1枚15セント。カード式(後述)

3)開館時間など
開館時間は朝10時ー18時と短い。
11時、14時は図書館内を専門の人がツアーしてくれる。これは、建築様式などの
説明らしいので私はスキップした。

4)閲覧するには?
3階のパソコンルームに行き、文献を検索する。これは、日本からでもインターネッ
トでアクセスできるので、事前に調べておけば時間の節約になる。
閲覧後、借り出したい本のCall Number, Author or Periodical,
Book Title, Date/Vol.no. Name, address,city, School or Businessを記入後、コ
ンピューター処理をしてもらう。何冊でもOKらしいが、一回の処理は3冊までで、5
分まったあとに次の本の処理をしてもらう。その時、受け付け番号をもらうのでその
番号を持って隣の部屋へ移動。電光掲示板に自分の番号が出るまで待つ。私の場合は
約30分程の待ち時間だった。ここで注意が必要なのは、わりと新しい社会科学系の
本はこの図書館でみつかるが、古いものはオーダーしてから4日ほどかかるそうだ。
また、政治・経済などはN.Y.私立図書館といっても他の建物になるので、自分が何を
調べたいのかにより足を運ぶ図書館の場所が異なることになる。(他の図書館はあち
こちに散らばっているようで、かなり遠そうなものもありました!)

5)コピー
コピーは、電子掲示板のある部屋の向かいにある。私の場合は土曜日ということもあ
り、長い行列ができていた。幸い、コピー機が6台あったこともあり、なんとか18時
までにコピーが終了した。

6)コピーカードの購入
コピーをするためにはまず、販売機でコピーカードを購入し、これにお金をデポジッ
トしていくタイプ、つまりN.Y.の地下鉄またはバスカードと同じ形式である。
コピー代は1枚15㌣で日本の研究所(アジア経済研究所:30円だから少し高い?、お
茶の水女子大学ジェンダー研究センター:20円、厚生省国立社会保障問題研究所:20
円など)でコピーするのとほぼ同じ値段であろう。

海外からのオーダーシステムもあるが、「高いので止めた方が良い」と係りの人に言
われた。価格のチェックは時間がなくてできなかったのが残念。帰国後、インター
ネットで確認してみようと思う。

とにかく、この図書館では私が探していた南米パラグアイ関係の文献が次々にヒット
して、資料収集のみならばわざわざ日本の裏側パラグアイまで36時間もかけて行く
必要のないことがわかった(日本にはパラグアイの文献があまりないのですよ・・・
・)。これからは活用することになりそうです。

ではでは。

ふじかけようこ





 _________________________________________________________________________
 fem-Women2000@jca.apc.org for Women 2000, UN Special Session on Beijing+5
 Searcheable Archive http://www.jca.apc.org/fem/news/women2000/index.shtml
 visit fem-net HomePage for other mailing lists http://www.jca.apc.org/fem

Return to Index
Return to fem-women2000 HOME