Subject: [fem-women2000 67] ESCAP ハイレベル会議、3日めまでの流れ
From: lalamaziwa <lalamaziwa@jca.apc.org>
Date: Fri, 29 Oct 1999 07:27:18 +0700
Seq: 67

lalamaziwa です。

ようやくインターネットが使えるようになりました。
NGOフォーラムのときと違って、アクセス環境は最悪です。

ESCAPのWebサイトに出ている公式資料の通りですが、
公式会議はこんな流れで進んできました。


初日(火曜)
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1.ESCAP事務局長、エイドリアン・ムーイ氏(男性)の歓迎スピーチ
2.キャロライン・ハナン氏(女性)が国連ジェンダーおよび女性の地位向上担当特
  別アドバイザー、アンジェラ・キングの代行でスピーチ

 「NGOには、女性の地位についてディベートを喚起する役割や、政府の意見
  をモニターしたり、行動綱領の必要性に対する社会認識を持続させる重要な
  役割がある。また、5ヵ年レビューにも大きな役割をはたした。」
 「権利に基づくアプローチ= rights based approach が発展してきた」など
  3者のうち最も内容のあるスピーチという評価でした。

3.クニュィン・スパトラ・マスディット官房大臣がチュアン・リークパイ大統領
  の代行で開会スピーチ
  
  NGOメンバーは、ホスト国のスピーチとしては、ジェンダー平等の概念を推進
  する視点を欠くものなのでがっかりしたという意見が多かったようです。
  ESCAPとしては「ハイレベル」会議という位置付けの会議ですが、今回の参加
  者のポジションはあまり高くないようです。この辺りで、すでに会議のテン
  ションの低さが話題になり始めたという雰囲気でしょうか。


4.議長団選出

副議長をネパールが提案し、シンガポールがセコンド。

カンボジア、ゆー・しゅちゅあ
フィジー、ふぁみなわいにころ
いらん、じゃはら・しゅーざい
ぱきすたん、あいてぃーくる・さるまくば
カズクスタン、ロージャ・アクナジャルーヴァ
モルヂィブ、らしーだ・ゆーさふ
ぱきすたん、ら...
韓国、カングゥイ・ウォン
ベトナム、アーティ・シエン
国名?、トープゥ・ファイリガ


ラポター(書記)をラオスが提案

・ラガール・フォイア・アティナシィオン(サモア)


起草委員会(Drafting Committee)をトンガが提案:ウズベキスタンが補佐

・ルーズ・レミシャ(フィリピン外務省特別顧問)


5.議題承認
  カンボジアが提案、マレーシアが補佐し、承認


6.議事4号−各国の実施状況報告

 NGOに最も注目されたのは、カンボジアとフィジーです。
 なお、日本は初日に発表しました。(別途報告)



2日(水曜)
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1.議事4号−各国の実施状況報告(続き)
2.4つの領域についてのパネル討議開始
  (a)経済的エンパワーメント

3日(木曜)
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1.議事4号−各国の実施状況報告(続き)
2.4つの領域についてのパネル討議開始
  (b)「権利」に基づくのアプローチ
  (c)政治的エンパワーメント
  (d)戦略パネル
3. 報告書検討




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