Subject: [fem-events 973] 韓国フェミニスト美術についての講演 1.25.2002
From: "HORI Hikari" <atsugi-t@fj8.so-net.ne.jp>
Date: Thu, 10 Jan 2002 23:20:43 +0900
Seq: 973

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韓国からのフェミニスト研究者の講演会のご案内を致します。

12月31日に急逝された学習院大学・千野香織教授(ジェンダー論、視
覚文化論、日本美術史)が、以前から計画していたものです。
カンさんは千野さんとの親交が深く、訃報が届いて来日の中止をも考
えておられましたが、私達との対話のために、そして千野さんを追悼
する意味でも、辛い来日を決意して下さいました。そのカンさんを囲
んでの、研究会を是非実現したいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・

イメージ&ジェンダー研究会主催 講演会

「韓国最初の女性洋画家ナ・ヘソク:その大衆イメージの過去と現
在」

講師:カン・テヒ教授(韓国国立芸術総合学校準教授、学習院大学客
員研究員)

日本語通訳:キム・ヘシン氏

日時 2002年1月25日(金曜日)

場所 学習院大学 北2号館 10階大会議室
(JR目白駅 改札を出て右へ。建物の場所は門のところ地図を参照、
もしくは守衛さんにおたずね下さい。)

■カン・テヒ(韓国国立芸術総合学校準教授、文学博士)
専門は、西洋および韓国の現代美術史。同校女性アーティスト研究セ
ンター所長として、フェミニズム・ジェンダーの視点からの芸術表象
の問題に取り組んでいる。韓国西洋美術史学会会長歴任(1995−
1997)

雑誌『イメージ&ジェンダー』1号に論文が掲載されているユン・ナ
ンジさんやキム・ホンヒさんらとともに、韓国の美術史学界を代表す
る女性研究者の一人。また、所長をつとめている韓国国立総合芸術学
校女性アーティスト研究センターでは、美術だけでなく、音楽、映
画、演劇、舞踊の女性芸術家とその表象の問題をめぐる学術シンポジ
ウムを企画するなど、活発な活動をしている。

この度は日本の研究者の方々と女性の芸術家をめぐる言説の問題など
について議論できることをとても楽しみにしているということです。
皆さま、お誘いあわせのうえ、お運び下さい。



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