Subject: [fem-events 869] (12月9日京都)―アフガニスタンからの報告―中村哲さん講演会
From: "yama" <ANC49871@nifty.com>
Date: Sat, 24 Nov 2001 10:56:12 +0900
Seq: 869

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おはようございます、アムネスティ京都グループの
山崎と申します。

催しの案内を送っていただきありがとうございます。


ほんの少しですが下記のイベントも手伝っています。

よろしかったらぜひご参加ください。

また下記の案内を関心持ってくださりそうな方々やご友人に
転送願えたらありがたいです。

皆さんお元気で!



−アフガニスタンからの報告−
中村哲さん講演会
(医師・ペシャワール会現地代表)
「平和の井戸を掘る」


12月9日(日)
開場:午前9時30分 開演:午前10時
<手話通訳あり>
講演 10時〜12時 講演後ビデオ上映〜13時終了

場所:京都ノートルダム女子大学 ユニソン会館
大学構内はすべて禁煙
車椅子でのアクセス可能
京都市営地下鉄烏丸線 北山駅1番出口徒歩5分 北山通りより1本南の正門より入
る

入場無料
当日入場者からのカンパはすべて、ペシャワール会「アフガンいのちの基金」に送ら
せていただきます。

運営実費のカンパ
郵便振込口座  00990−7−54965 
口座名 ピースウォーク京都
通信欄に「講演会カンパ」とお書き下さい。
(実費を差し引いた分は「アフガンいのちの基金」に寄付します)

主催:ピースウォーク京都

ピースウォーク京都はひとりの呼びかけから始まった「テロも戦争もごめんだ!市民
パレード 9・30」から生まれた集まりです。戦争に反対する個人が集まってやってい
ます。  


連絡先:e-mail: pwkyoto@mbj.nifty.com

協力:京都YWCA
後援:京都ノートルダム女子大学


場所
■JR京都駅より20分、阪急・烏丸駅より15分/地下鉄烏丸線国際会館行・北山駅下
車1番出口より徒歩5分

■地下鉄東西線・二条駅より14分/醍醐方面行き・烏丸御池駅下車乗り換え、地下鉄
烏丸線へ

■京阪・出町柳駅より10分/市バス4番系統乗車・野々神町下車すぐ
 
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■ピースウォーク京都
http://www1.odn.ne.jp/~ceq25780/pw.htm
e-mail:pwkyoto@mbj.nifty.com

■STOP THE WAR!  京都市民のネットワーク
http://sugakita.hoops.jp/

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写真展「アフガニスタンから」
11月27日〜12月2日
主催:ピースウォーク京都
撮影:ペシャワール会・中山博喜
場所:堺町画廊
堺町通御池下る(地下鉄:烏丸御池から東へ約10分)

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講演会にあたって

 中村哲医師はアフガン戦争と内戦の渦中で、ハンセン病治療を柱にパキスタン、ア
フガニスタンの無医村地区の診療体制を現地の人々と共に切り拓いてきました。ペ
シャ
ワールの主幹病院を中心にアフガニスタンに3ヶ所、パキスタン北部に2ヶ所の診療
所を運営、辺境山岳部に徒歩で出向き、年間19万人を診療。17年間にわたりこの
活動を支え続けたのは日本側のボランティア団体「ペシャワール会」です。

 昨年来、中央アジアは未曾有の大干ばつに襲われ、とりわけ深刻なアフガニスタン
では飢餓に直面する者400万人と推定されましたが、私たちを含めた国際社会はこ
れを無視しました。飲料水の不足、赤痢の大流行により幼い命が次々に奪われる中、
「まず、生きておれ!」と、ペシャワール会は井戸掘り事業に着手しました。600
余りもの井戸から水が湧き出し、さらに水源確保を拡大しようとした矢先、アメリカ
は「報復」の空爆を開始。

 厳冬の中、このままでは餓死者だけで100万人をこえると国連は推定していま
す。
現地で活動できる数少ない団体であるペシャワール会では「いのちの基金」を呼びか
け、国境を超えて、食糧をトラックで輸送する命がけの救援活動を続けています。爆
撃の下には人間がいます。私たちが見ようとしなかた人間の姿を伝える現地からの
声に耳を傾け、何ができるのか共に考えましょう。

*11月13日北部同盟軍によるカブール陥落。今後の状況は見通せませんが、これ
からも予断を許さない状況です。


ピースウォーク京都が中村哲さんを迎えるにあたって

 9月11日、アメリカでおこった同時多発テロ事件、アフガニスタンに対する「報
復」の爆撃は、私たちのこれまでの意識を揺るがすできごとでした。暴力の鎖を断ち
切りたい、今こそ平和を!自分の声で、ひとりの歩みから始めるために、ピース
ウォーク京都が生まれました。戦争はいやだと声に出して歩く中で、私たちはこれま
で「戦争」でなくても飢餓や紛争で毎日死んでいく人々を無視した上で自分たちの暮
らしがなりたっていたのが問われていることに気づきました。

 アフガニスタンとパキスタンで、現実との格闘のなかで「いのち」を助ける活動を
続けてこられた中村哲医師を迎えます。ペシャワール会が素手で掘り続けた井戸の
水、この命の水につながり、ひとりひとりの中から平和の井戸を掘るために考え、動
き続けたいと思います。

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中村哲氏略歴

1946年福岡生まれ。
福岡高校を経て九州大学医学部卒業。
1984年、パキスタン北西辺境州のペシャワールに赴任。
らい(ハンセン病)のコントロール計画に携わる。
1998年にはPMS(ペシャワール会医療サービス)病院を建設、らい診療とアフガン
山岳部無医村地区診療の基地病院とする。現在、パキスタン・アフガニスタンで1つ
の病院と10の診療所を運営する。
著書に『ペシャワールにて』『ダラエ・ヌールへの道』『医は国境を越えて』『医者
井戸を掘る』(石風社)『アフガニスタンの診療所から』(筑摩書房)『ペシャワー
ルからの報告』(河合文化研究所)がある。
現在、PMS院長
*『医者 井戸を掘る』による







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