Subject: [fem-events 861] 11.22「侵略の過去と向き合う証言集会」@都立大学
From: Ikkei Ikeda <dy-wohol@td5.so-net.ne.jp>
Date: Wed, 21 Nov 2001 09:08:08 +0900
Seq: 861
http://www.jca.apc.org/fem/news/events/ | お知らせ & イベント | └――─ fem-events@jca.apc.org ―――┘ 都立大学の学生の池田と申します。 数週間前にも御案内させて頂きましたが、11月22日に都立大学で証言集会を開催 します。 日本が敗戦を迎えてから今年で56年にもなりました。しかし、未だに戦後 補償はなされず、靖国神社に公式参拝した首相が高い支持率を維持し、「つくる会」 教科書をはじめ侵略の事実を否定する言説が飛び交っています。私たちは「韓国併合」 や、「南京陥落」に拍手喝采した過去の姿を忘れてはなりません。 今回の企画は、日本軍による性暴力被害者で、中国人「慰安婦」裁判の原告の劉さ んが来日して証言して下さる貴重な機会です。それに加えて、元日本軍兵士の金子安 次さんに加害証言をしていただきます。私たちは、この貴重な証言から何を受け取り、 伝えていくべきなのでしょうか。皆さんとともに考えていきたいと思います。 ぜひご参加下さい。 歴史の真実を受け継ぐために・・・ 「侵略の過去と向き合う証言集会」 ―証言者― 劉面煥さん (中国人「慰安婦」訴訟原告) 金子安次さん (元日本兵・中国帰還者連絡会) 日時:11月22日(木) 午後6時〜 場所:東京都立大学 小ホール 京王相模原線南大沢駅下車 徒歩五分 参加費:無料 主催:「侵略の過去と向き合う証言集会」実行委員会 (連絡先:090−7235−5574、mukiau@hotmail.com) 共催:中国人「慰安婦」裁判を支援する会 〜証言者の紹介〜 ☆劉面煥(Liu Mian Huan)さん 劉さんは、1995年に中国・山西省・孟県から初めて日本政府に訴訟を起こした日 本軍による性暴力被害者の方です。被害を受けた当時数え年でたった16歳の少女で した。日本兵に強制的に連行され、駐屯地に着くと部屋に閉じ込められ、何日間も強 姦され続けました。連行される際に肩に受けた傷のために今も不自由な生活を余儀な くされています。自分が受けた辛い被害の事実が、裁判所ではっきり認定されること を強く願い、思いを語ります。 ★金子安次さん(日本軍元兵士・中国帰還者連絡会) 金子さんは、日本軍兵士として中国侵略に加わり、捕虜となって「撫順戦犯管理所」 に拘留されました。そこで人道的な処遇を受け、自分の行為を反省し、中国人民に謝 罪する思いに至ります。そして、二度と侵略戦争を繰り返さないことを心に誓い、帰 国しました。金子さんのような方々が侵略の事実を語り継ぎ、日中友好に貢献するた めに、証言を続けています。 ◇裁判傍聴のご協力をお願いします◇ 劉面煥さんが意見陳述をします。 〜中国人「慰安婦」裁判(第一次訴訟)控訴審〜 時間:11月21日(水) 14:00〜15:00 場所:東京高裁 101号法廷 ※報告と交流の夕べ:シニアワーク東京 5階第一会議室(飯田橋) 18:30〜20:30 fem-net =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-events@jca.apc.org は、お知らせ、イベント情報の案内にご利用ください 投稿は自動的に http://www.jca.apc.org/fem/news/index.html に掲示します。 このメッセージに対する購読者向けのコメントはこの情報エリアではなく、 fem-net 一般討議エリア fem-general@jca.apc.org 宛に送ってください。 このメールに対する返信は fem-general@jca.apc.org 宛にセットしてあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-net