Subject: [fem-events 737] 暴力被害者支援のための研修講座のご案内
From: shien kyoiku center <shienkyo@vega.ocn.ne.jp>
Date: Tue, 16 Oct 2001 17:32:40 +0900
Seq: 737

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女性の安全と健康のための支援教育センター 2001年11月17日18日
暴力被害者支援のための研修講座 のご案内

11月研修はドメスティック・バイオレンス、レイプ、セクシュアル・ハラスメントなど性
暴力にあった女性への支援のための
研修です。さまざまな分野で活動する方を対象としています。シェルターや相談機関、自
助グループのスタッフ、ボラン
ティアのみなさん、行政、女性政策担当の方、看護婦、助産婦、医師、保健婦などの医療
機関、警察、検事、弁護士などの
法律関係、、教員、養護教諭などの教育関係の方などです。研修参加者どうしでつながり
もつくりましょう。

公開講座のみのご参加も可能です。どなたでもご参加できますが、定員に限りがあります
のでお早めにお申し込みください

2001年度SANE 性暴力被害支援専門看護婦養成講座 1期もはじまります。
1期は11月研修に含まれています。

全体日程などをFAX:03-5684-1412にご請求ください。
詳しい研修の内容はhttp://www.jca.apc.org/~shien_w
をご覧下さい。

        
主    催 特定非営利活動(NPO)法人 女性の安全と健康のための支援教育セン
ター 
         FAX:03-5684-1412
         〒113-0033 東京都文京区本郷1-25-4 ベルスクエア本
郷7F

研修講座内容と講師 講師は変更の場合があります。
両日とも 受付は 09:30〜10:00       各時間帯からそれぞれ1つの
講座を選んで御出席ください。

11月17日(土)10:00〜14:00 会場 南部労政会館 JR大崎駅からすぐ
  

パワーとコントロール / 暴力のサイクル / 暴力の影響     講師:ゆのまえ知
子さん(女性学大学教員)
ドメスティック・バイオレンスの本質、そのしくみ、支配と被支配の関係、暴力の女性・
こども・社会に及ぼす影響など、
ジェンダーの視点にたったDV理解のための基礎講座です。

性暴力と社会構造     講師:角田由紀子さん(弁護士)
性暴力はなぜおこるのか、社会構造の認識なくしては理解できません。

SANE 性暴力被害支援看護婦専門講座
性暴力にあった女性に対応する看護婦、助産婦の方対象です。

精神科医療の基礎知識1    講師:稲川美也子さん(精神科医)
暴力を体験した女性はさまざまな苦しみを味わいます。その中でも精神科の分野ではどの
ような症状にみまわれ、それに対する適切な支援、精神科医療についての基礎知識などに
ついて。

社会福祉の基礎 権利としての生活保護   講師:柴田純一さん(社会福祉士)
自立支援のために生活保護についての知識は欠かすことができません。制度利用を必要と
する支援者のための生活保護の知識

社会資源:公的機関  講師:原田恵理子さん(婦人相談員)
暴力を体験した女性が利用できる公的機関の資源の紹介です。


11月17日(土) 14:00−17:30 会場 南部労政会館 JR大崎駅からす
ぐ  
13:30〜14:00 受付
公開講座:ドメスティック・バイオレンス防止法施行をめぐって ム先行 台湾の状況か
ら学ぶム
講師:高 鳳仙さん(台湾高等法院裁判官)  司会:角田由紀子さん(弁護士・支援教
育センター代表理事)
台湾では「家庭暴力防止法」が1999年6月に施行されました。この法律の特色はドメステ
ィック・バイオレンスを体験した女性の権利保障とドメステック・バイオレンス防止のた
めの行政、民事、刑事の各分野を含む総合立法であることです。法律ができて暴力にあっ
た女性への支援はどのように有効になったのでしょうか。またどのような現象や問題点な
どが浮き彫りにされてきたされてきたのでしょうか。台湾の状況を知ることは、いよいよ
DV防止法が施行される日本での問題点を浮き彫りにし、3年後の見直しに向けてどんな
行動が必要かを考えることに大いに役立つでしょう

セクシュアル・ハラスメント 
講師:伊藤みどりさん(女性ユニオン) 柘植あづみさん(大学教員) 丹羽雅代さん
(相談員) 樋口由美子さん(弁護士)
実践からの例題をもとに弁護士、民間関係者、公的機関の立場からできること。
ドメスティック・バイオレンス:危機介入・自立支援  
講師:三鬼和子さん(シェルタースタッフ) 湯浅範子さん(福祉関係者) 渡辺智子さ
ん(弁護士)
民間機関、公的機関、弁護士のそれぞれの現場から暴力を体験している女性への危機介
入、自立支援の実際について報告します。

電話相談          講師:安藤舞季子さん(助産婦、相談員) 松山容子さん
(医療ソーシャルワーカー
電話相談は暴力を受けている女性の最初の連絡であることは少なくありません。また、
「暴力被害の相談である」と最初から話すこともないかもしれません。有効な電話相談の
技術についての時間です。

嗜癖問題と暴力被害     講師:野本律子さん(シェルタースタッフ)
アルコールや薬物などの嗜癖問題と暴力との関連、加害者が嗜癖問題がある場合の暴力を
うけている女性への支援の実際など


11月18日(日)10:00−12:00 会場:江戸川区総合区民ホール 都営新宿
線船堀駅前 
09:30〜10:00 受付
当事者の求める支援とは    講師:ストップ・ザ・DVの会
暴力を体験した女性たちが求める支援についての発言です。

ドメスティック・バイオレンスと法:離婚をめぐる法律    講師:渡辺智子さん(弁
護士)
離婚をめぐる法律についての説明と有効な利用法などについて

ワークショップ  ラカス 自覚安全術    講師:内川由子さん(ラカスインストラ
クター)
安全に生きていくことはみんなの権利です。ラカスは音をたてる、騒ぐという意味があり
ます。この社会にはたくさんの暴力があります。そんな時は自分自身で自分を守りたい。
誰にでもできる護身術=自覚安全術は危険を避ける目を養いながら身を守れる方法を学ん
でいくワークショップです。

精神科医療の基礎知識2    講師:浅川千秋さん(精神科医)
精神鑑定、PTSD鑑定など暴力を体験した女性に関する法医学の知識

社会資源:民間施設     講師:三鬼和子さん(シェルタースタッフ)
暴力を体験した女性が利用できるシェルターなど民間機関の紹介と活用法

社会資源:医療機関     講師:松山容子さん(医療ソーシャルワーカー)
支援者が知っておくべき医療機関の実際と利用の仕方


参 加 費  支援研修講座には公開講座の料金も含まれています。これを機会にぜひご
入会ください。
参加講座 会員 会員外
支援研修講座 15,000円 20,000円
公開講座のみ   1,000円  3,000円
 
参 加 方 法 お申し込みは郵送でお願いします。
  申込書をFAX:03-5684-1412へご請求ください。お名前(ふりがな)、ご住所 〒 
電話 ファックス ご職業・ご所属をお願いします。

宿泊のご案内
  JR大崎駅 研修会場の近くにあるホテルをご案内します。直接ご予約ください。
(地図参照)
  ニューオータニイン東京   シングル11,000円から
   〒141-0032 東京都品川区大崎1丁目6番2号
   電話:03-3779-9111 FAX:03-3779-9181
  
  ファミリーインフィフティーズ 大崎駅前 
   シングル5,000円から(インターネット予約)6,000円より(電話予約)

   〒141-0032 東京都品川区大崎1-3-25 電話:03-3490-039
2(ホテルフロント)
   インターネットオンライン予約 http://www.fiftys.com 

   予約オペレーションセンター電話:03-3490-0050 フリーダイヤル:0
120-343-897

女性の安全と健康のための支援教育センターとは
長い長い沈黙の時間が終わりを告げようとしています。性暴力の被害にあった女性たちが
発言し、行動する状況があちこちで生まれ始めました。支援する活動も各地で始まってい
ます。しかし、支援の場でどんなに熱心であっても、専門的な知識があっても、それぞれ
がバラバラに活動しているのでは、被害にあった人が必要とするものに応えることができ
ないことがわかってきました。そこで、さまざまな専門分野で活動する人を養成し、研修
するこのセンターを立ち上げました。
「女性の安全と健康のための支援教育センター」の研修講座は、ネットワークを大きな目
標としています。同じ目的をめざしている個人やグループとの協力はもちろん、性暴力へ
の取組みを始めた行政や関係機関の方々とも、積極的に手を携えていきたいと願っていま
す。
代表理事:角田由紀子  副代表理事:佐々木静子  事務局長:麻鳥澄江







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