Subject: [fem-events 605] 7/28-29,キャンパスセクハラ全国ネット集会・京都
From: Taro Yoshino <acb@jca.apc.org>
Date: Tue, 17 Jul 2001 17:26:32 +0900
Seq: 605
http://www.jca.apc.org/fem/news/events/ | お知らせ & イベント | └――─ fem-events@jca.apc.org ―――┘ キャンパス・セクハラ全国ネットの吉野です。 以下、今月末に京都で開かれる全国集会の案内です。 興味、関心のある方、ぜひ来てくださいまし。 吉野 太郎 P.S. 転載可ですが、転載された場合は acb@jca.apc.org迄ご連絡ください。 集会についての問い合わせは文中の問い合わせ先にお願いいたします。 ----- 第7回 キャンパス・セクシュアル・ハラスメント全国ネットワーク集会 キャンパス・セクシュアル・ハラスメント対策の次段階をめざして −渡辺和子さん追悼記念集会− ●日時 2001年7月28日(土)〜29日(日) ●場所 ウィングス京都 ■■7月28日・全体会 ●全体会 【−ガイドライン見直し、調査・調停、被害の救済について−】 7月28日(土) 午後2時−午後5時 コーディネーター 牟田和恵さん(甲南女子大学教員) 報告者 吉野太郎さん(大阪大学教員) 飯田祐子さん(神戸女学院大学教員) 北仲千里さん(名古屋大学大学院研究生) ■■7月29日・分科会・基調講演・シンポジウム ●分科会 【−調査・調停分科会、ガイドライン改訂分科会、被害の救済分科会−】 7月29日(日)午前9時30分−午前11時30分(3室に分かれます) ○「ガイドラインの見直し」検討 分科会 コーディネーター・報告者 吉野太郎さん(大阪大学教員) 報告者 石田 眞さん(早稲田大学教員) 報告者 菊地夏野さん(京都大学院生) ○調査・調停 分科会 コーディネーター・報告者 飯田祐子さん(神戸女学院大学教員) 報告者 戒能民江さん(お茶の水女子大学教員) 報告者 段林和江さん(弁護士) ○被害者の立場から見たキャンパス・セク・ハラの実態と大学の責任 分科会 コーディネーター・報告者 北仲千里さん(名古屋大学大学院研究生) 報告者 加藤万里子さん(慶応義塾大学教員 日本学術会議ジェンダー特委WG) 報告者 村田泰子さん(京都大学院生) ●基調講演 角田由紀子さん(弁護士) 7月29日(日) 午後1時ー2時 ●シンポジウム 【全体シンポジウム −三つの分科会と基調講演を踏まえて−】 7月29日(日) 午後2時−午後5時 コーディネーター 石元清英さん(関西大学教員) 報告者 角田由紀子さん(弁護士) 報告者 戒能民江さん(お茶の水女子大学教員) 報告者 加藤万里子さん(慶應義塾大学教員) 報告者 石田 眞さん(早稲田大学教員) 法律家、大学教員、院生などそれぞれの立場からの発言、またフロアからの発 言をいただき、よりよい方向を探ります。 ■主催 キャンパス・セクシュアル・ハラスメント全国ネットワーク 事務局 菊地るみ子(高知大学) E-mail rumiko@cc.kochi-u.ac.jp ■事前問い合わせ 三宅川泰子さん 電話&ファックス 0726−87−3880 E-mail yasuko-m@kc4.so-net.ne.jp ■場所 京都市女性総合センター ウィングス京都 ・京都市中京区東洞院通六角下る ・市営地下鉄烏丸御池駅・四条駅下車、阪急烏丸駅下車 いずれも徒歩約5分 ・電話 075−212−7470 ■参加費 全国ネット会員(一般)2000円(ブックレットおよび資料集込み) (学生)1000円 全国ネット非会員(一般)3000円(ブックレットおよび資料集込み) (学生)1000円 ●宿泊ご希望の方へ 宿泊費用 1泊朝食付き (一般)5000円 (学生)3000円 *申し訳ありません、宿泊申し込みは締め切らせていただいています ●28日夜 渡辺和子さんを偲ぶ交流会 事前申込者のみ 28日夜の偲ぶ交流会参加費 (一般)5000円 (学生)3000円 交流会会場・宿泊 錦水館 中京区富小路三条下る西側 (ウィングス京都から歩5分) 電話 075−255−3930 *申し訳ありません、参加申し込みは締め切らせていただいています -------- * -------- * -------- * ●全国ネットワーク集会のコンセプト キャンパス・セクシュアル・ハラスメント全国ネットワークの生みの親であ り、活動の牽引車であった渡辺和子さん(京都産業大学)が昨年暮れにご逝去さ れました。そこで、追悼の気持ちを込めて、今年度は、全国ネットワーク立ち上 げの場所であった「ウィングス京都」で全国集会を開催いたします。 この全国集会では、キャンパス・セクシュアル・ハラスメント対策の次段階を めざして、「ガイドラインの見直し」検討、調査・調停、「被害の救済」の3つ の視点を中心に検討していきます。 基調講演は、角田由紀子弁護士が意欲的に引き受けて下さり、バックラッシュ の臭いがする現状を転換していく契機になることを期待しています。また、各分 科会やシンポジウムのパネラーも、みなさま事情に詳しく、今後の方向をご提案 いただける方々ばかりです。それだけではなく、ご参加下さった皆様といっしょ に、現状や経験をふまえながら情報を交換・交流しあい、知恵を出しあって、よ り有効な対策を追求していく機会にしたいと思います。 どうかより多くの方々がお誘い合わせの上、この集会にご参加下さいますよう お願いいたします。 ●「ガイドラインの見直し」検討分科会・コンセプト 1999年3月、「文部省におけるセクシュアル・ハラスメントの防止等に関する 規程の制定について(通知)」が出されて以来、上からの動きがほとんどである とはいえ、さまざまな大学でセクシュアル・ハラスメントのガイドラインが策定 されるようになりました。全国ネットでは当時、ガイドラインのチェック項目を 作成することで、多くの大学に「よりましな」ガイドラインがつくられるよう に、働きかけを行っていました。 それから2年、すでに多くの大学で作られた ガイドラインが、実際のケースを解決するにあたって役立ったか・役立たなかっ たかが問われ出しています。いくら「よい」ガイドラインをつくっても、本当に 必要な人が行きたいと思わない相談窓口であれば、その意味がほとんどなくなっ てしまいます。 今回の「ガイドラインの見直し」検討分科会では、実際に起こっているケース などをもとに、現状の大学における制度の枠組みとのせめぎあいの中で、どのよ うな改訂が行われているのかを検討します。そして、本当に必要な人の役に立つ システムが出来ればと考えます。 ●「調停・調査」分科会コンセプト セクシュアル・ハラスメントの被害は、さまざまに個別な事情をはらんでいま す。それらに、被害者の立場に立って、柔軟かつ臨機応変に対応していくために は、どのように解決方法を整えていくべきなのか、調停と調査にレベルを分けた 対応の必要性や危険性、それぞれの望ましいあり方や問題点などについて話し合 います。 ●「被害の救済」分科会コンセプト 「被害の救済」分科会は、「被害者の立場から見たキャンパス・セク・ハラの 実態と大学の責任」をテーマに設定しています。 キャンパス・セクシュアル・ハラスメントの被害とは、心理的な被害だけでな く、現実の労働・研究環境を破壊されるという特質があります。また、被害を訴 え出た後の周囲の人々によって引き起こされる二次被害の内容も深刻で、見過ご すことはできません。そうした被害の実態を報告し、あるべき救済策とは何かな どについて話し合います。 いちばん情報が少ない被害の救済について、「被害」とはどんなことか、精神 的ケアや教育面のケアも考慮しながら、解決への具体的な方法などについて話し 合います。 ------- 吉野太郎 E-mail: acb@jca.apc.org fem-net =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-events@jca.apc.org は、お知らせ、イベント情報の案内にご利用ください 投稿は自動的に http://www.jca.apc.org/fem/news/index.html に掲示します。 このメッセージに対する購読者向けのコメントはこの情報エリアではなく、 fem-net 一般討議エリア fem-general@jca.apc.org 宛に送ってください。 このメールに対する返信は fem-general@jca.apc.org 宛にセットしてあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-net