Subject: [fem-events 528] 講座:天皇制と女性
From: Makiko Kubota <mkubota@jca.ax.apc.org>
Date: Tue, 24 Apr 2001 17:47:13 +0900
Seq: 528
みなさま アジア女性資料センターでは明日、25日(水)19:00より東京ウィメンズプラ ザで鈴木裕子さんをお迎えして以下のような講座を開催します。 皆さまぜひご参加ください。事前に申し込みをされていない方には受付にてお名 前所属などお伺いする場合もありますが、ご了承ください。 アジア女性資料センター 久保田真紀子 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー アジア女性資料センター公開連続講座「国家主義とジェンダー」 「天皇制と女性」 天皇制と国家主義、ジェンダーについて考える講座です。 「慰安婦」問題をきっかけに、ナショナリズムの動き、そして今でも続く国家 の中のジェンダー分離政策がはっきりとみえてきたように思いますが、今の国家 主義の動きと「天皇制」とは切り離しては考えられないのではないでしょうか。 戦後、天皇の「免責工作」が巧妙におこなわれたことは、多くの記録文書から 明らかになっていますが、敗戦直後にマスメディアを取り込んで捏造された天皇 神話が今もなお再生産され、流通しつづけていることも事実です。また、天皇制 が単なる機構としてだけではなく、私たちひとり一人の生活の中でも、ものの考 え方や意識形成の過程で「天皇制」のもつ文化的、イデオロギー的側面に思考や 感情が大きく影響を受けているのではないでしょうか。 この講座では天皇制の問題を戦前・戦時中の事象、戦争責任の問題としてだけ ではなく、今も続く問題、現代のナショナリズムの問題とからめて考えていきた いと思います。 戦後世代の私たちにとって天皇制とは何でしょうか?そしてそ れをジェンダーの視点でみると何がみえてくるのか。戦前・戦後とわたって、天 皇・天皇制が果たした女性の抑圧や女性支配の歴史をふくめてじっくりとお話い ただきます。 鈴木裕子さん 大学教員。編著書に「フェミニズムと戦争」(マルジュ社)「女・天皇制・戦争」 (オリジン出版センター)「日本軍性奴隷制問題と天皇の戦争責任」(緑風出版) など多数 講 師:鈴木裕子さん 日 時:4月25日(水) 19:00〜21:00 場 所:東京ウィメンズプラザ 視聴覚室C(表参道駅より徒歩5分) 参加費:1,500円(アジア女性資料センター会員1,000円) ◎ お問い合わせ ◎ アジア女性資料センター 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町14-10-311 TEL:03-3780-5245 FAX:03-3463-9752 E-mail: ajwrc@jca.apc.org URL: http://www.jca.apc.org/ajwrc/ -------------------------------------------- アジア女性資料センター 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町14-10-311 TEL:03-3780-5245 FAX:03-3463-9752 E-mail:ajwrc@jca.apc.org fem-net =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-events@jca.apc.org は、お知らせ、イベント情報の案内にご利用ください 投稿は自動的に http://www.jca.apc.org/fem/news/index.html に掲示します。 このメッセージに対する購読者向けのコメントはこの情報エリアではなく、 fem-net 一般討議エリア fem-general@jca.apc.org 宛に送ってください。 このメールに対する返信は fem-general@jca.apc.org 宛にセットしてあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-net