Subject: [fem-events 444] ウィメンズファンド(女性に関わる資金調達)
From: Satoko Matsuura <satoko@jca.apc.org>
Date: Wed, 7 Feb 2001 01:31:14 +0900
Seq: 444

松浦です。参加している研究会から御案内です。
主宰者のメールの転送ですので、お申し込み、お問い合わせは
末尾の主宰者まで御願いします。
(まちがえて違うメーリングリストに載せてしまいました、御注意感謝)

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市民による市民のための資金調達システム研究会
「日米アジアのウイメンズファンド/2/24(土)フォーラム&2/25(日)
ワークショップ」のお誘いです。

パブリックリソースセンターでは、資金面のパブリックリソース開発を考えるため
に、これまでも「市民による市民のための資金調達システム」の研究を続けてきてい
ます。
今回は、テーマ(活動分野)型の資金調達システムとして、ウィメンズファンド(女
性に関わる資金調達)に焦点を当てて、フォーラム及びワークショップを開催しま
す。

活動分野に関わらず、また、受け手・出し手に関わらず、「市民による市民のための
資金調達システム」の成り立ち、立ち上げ、運用に興味・関心をお持ちの皆様にご参
加いただきますようご案内申し上げます。

なお、重複をご容赦ください。
また、転送はご自由にお願いします。



市民による市民のための資金調達システム研究会
日米アジアのウイメンズファンド/フォーラム&ワークショップ
2/24(土)& 2/25(日)
◆開催にあたって◆
 現在、個人の価値観や生き方が大きく変わろうとしています。この変化に社会シス
テムが対応しきれず、問題が生じるときに、市民自身や市民の組織がいち早く対応を
始めるという動きは、福祉、環境、教育、女性、人権など多くの領域でみることがで
きます。しかし、多くの場合、このような社会変革型の、草の根の活動が使うことの
できる"資金"は慢性的に不足しています。「市民のための資金」を、寄付や投融資等
多様な手段を通じて、生みだしていくことが必要とされています。
 本フォーラムでは、女性問題というひとつの領域を切り口に、市民ひとりひとり
が、生活や社会をより良くするための活動を資金的に支え、参加していくためには、
どのようなシステムが必要なのか、どのようにして仕組みをつくっていくことができ
るのか。フォーラムとワークショップを通じ、考えていきます。

第一日 ウイメンズファンドフォーラム
日 時:2/24(土)13:30〜16:45
場 所:東京ウイメンズプラザ ホール (03-5467-1711)
   東京都渋谷区神宮前5-53-67
営団地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線 表参道下車 B2出口 徒歩7分
参加費:一般3000円、学生1500円

第一日目では、多くの市民から寄付を集めNPOに助成金として再配分する米国のウイ
メンズファンドと、低所得の女性の自立のための事業に小規模融資を行うフィリピン
の銀行の事例を学び、日本における多様な資金システムの可能性を模索します。

Program
◆総合司会      平岩 千代子
(電通総研副主任研究員・パブリックリソースセンター理事)
◆コーディネーター  雨森 孝悦
(国際交流の会とよなか理事・パブリックリソースセンター理事)
岸本 幸子(パブリックリソースセンター事務局長)              
                        ◆基調講演 「市民による市民の
ための資金調達システム」 ロバート・ボスウエル
 (NCRP 創立者)                  
◆問題提起 「日本の女性団体の現状と課題」有馬真喜子(財団法人 横浜市女性協
会 理事長)
◆実践報告1「アメリカのウイメンズファンド?寄付助成型組織の躍進」キャロル・
モルナー (ウイメンズファンディングネットワーク創立者)
◆実践報告2「フィリピンのカードバンク?事業融資銀行の活躍」ロレンツア・デ・
トレス 
(カード・バンク 専務理事)
◆パネルディスカッション、質疑応答                     
    

第二日 ウイメンズファンド ワークショップ
日 時:2/25(日)13:00〜16:30
場 所:中央区女性センター ブーケ21(03-5543-0651)
東京都中央区湊1-1-1  
営団地下鉄日比谷線・JR京葉線 八丁堀下車 A2/B3出口 徒歩3分
参加費:一般3000円、学生1500円
(両日参加の方は、一般2500円、学生1000円)

 二日目のワークショップでは、市民から寄付を集め、助成を行う組織に焦点をあて
ます。アメリカのウイメンズファンドの経験から、寄付調達組織の立ち上げとその戦
略について、参加者を交えて、より具体的な仕組みづくりの戦略を考えていきます。
女性問題に限らず、寄付開拓に関心のある方はぜひご参加ください。

主催・事務局◆特定非営利活動法人パブリックリソースセンター
共 催◆日本ボランティア学会
助 成◆財団法人 東京国際交流財団
後 援◆特定非営利活動法人日本NPOセンター、自治体学会、日本NPO学会(依頼中)
 
◆ パネリストプロフィール◆
Robert Bothwell(ロバート・ボスウエル)
草の根NPOのための資金調達を行う組織に対する支援、助言活動を行う中間組織
National Committee for Responsive Philanthropyの創立者。フィランソロピー、資
金調達に関する調査研究、コンサルテーション、アドボカシーなど30年にわたる実績
を有する。フィランソロピー、シビルソサエティに関する国際比較にも造詣が深い。

有馬 真喜子(ありま まきこ)
朝日新聞記者、フジテレビニュースキャスターなど女性問題を中心としてジャーナリ
ストとして活躍後、国連婦人の地位委員会日本代表、横浜女性フォーラム館長に就
任。現在財団法人横浜市女性協会理事長、ユニファム(国連婦人開発基金)国内委員
会副会長、フォーラムよこはま館長、国民生活センター会長。

Carol Mollner(キャロル・モルナー)
The Minnesota Women's Fundの初代事務局長。全米のウイメンズファンド のネット
ワーク組織 The Women’s Funding Network (WFN)の設立者。WFNの初代事務局長とし
て、15年間にわたり全米各地のウイメンズファンドの設立、運営の指導にあたった。
1999年にWFNを退職後、独立コンサルタントとして財団やNPOを対象とした活動を展開
中。

Lorenza de Torres(ロレンツア・デ・トレス)
フィリピンの小額融資(マイクロファイナンス)機関であるCenter for Agriculture
and Rural Development(CARD)の専務理事。CARDは、NGOとして農漁村の貧困女性のた
めの無担保貸付を、バングラデシュのグラミン・バンクをモデルとして1989年に
開始。1997年に中央銀行認可の正式の金融機関としてCARD Rural Bank を発足さ
せ、現在、NGOとして残る部分と合わせ、メンバー約3万1千人。融資返済率は常時
99〜100%、経営的にも収支を均衡させている。

下記項目をご記入の上、FAXまたはEメールにてお申し込みください。
参加費は当日申し受けます。
申し込み締め切り 2/21日(水)


◆お問合わせ・お申込先/特定非営利活動法人パブリックリソースセンター◆
〒104-0003 東京都中央区新川1-28-4-502 
Tel&Fax 03-5540-6256      E-Mail:  public.r.c@mbd.nifty.com


◆申込書
(プリントアウトしてFAXまたは必要事項を記載してE−mailでお送りくださ
い)

出 席(○を付けてください)  ・2/24 フォーラムのみ
      ・2/25 ワークショップのみ
      ・2/24&2/25両日

氏 名
所 属
住所
TEL
FAX
E-Mail



久住 剛 (くすみ つよし)
特定非営利活動法人パブリックリソースセンター
   104-0033 東京都中央区新川1-28-4-502
 Phone & FAX: 03-5540-6256 

Tsuyoshi ("Abe") Kusumi
Center for Public Resources Development
 1-28-4-502 Shinkawa, Chuo-ku, Tokyo, 104-0033, Japan
 Phone & FAX: +81-3-5540-6256 
Official NPO E-mail: public.r.c@mbd.nify.com
Private E-mail: kusumi@kamome.or.jp / OAS01335@nifty.ne.jp
URL: http://homepage1.nifty.com/public-r-c/



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松浦さと子
(大学)072-839-9316(自宅)06-6353-8722
satoko@kjo.setsunan.ac.jp
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