Subject: [fem-events 407] 法廷報告集会案内(1月21日・名古屋)
From: "SAKAI Takayuki" <sakai175@mb.infoweb.ne.jp>
Date: Sat, 16 Dec 2000 02:12:02 +0900
Seq: 407
【重複受信の方はご容赦を】 坂井隆之です。1月21日に名古屋で女性国際戦犯法廷の報告集会がありま す。これは人権ニュースの最新号からの転載です。僕は名古屋在住ではありま せんが、主催者に連絡して転載の許可を得ました。 (weekly mail magazine人権ニュースのホームページ) http://www.jinkennews.com/ 法廷には全期間、参加することができました。モニター画面を見ながら作業 していた時間が長かったので、法廷の進行具合はある程度知ることが出来まし た。 おばあさんたちが証言する姿を見つめながら、この国の兵士たちは何をした のか、目に見えてくるようで・・・。人間には守られるべき尊厳がある、それ が奪われたら、必ず、回復しなければならない、加害責任者が漫然としていて 良いはずがない・・・その当たり前のことが、痛切に胸に刻まれました。 歴史的な民衆法廷にいくらかでも関わることが出来て、本当に幸いでした。 この先、いろいろな活動の中で挫けそうなときに、繰り返し、法廷のいくつか の場面を想起すると思います。心のなかに灯がともされたように感じます。 法廷を、女性運動として見たときに(僕は女性運動の「他者」ですが)、こ れだけの大きな企画を成し遂げる力に、ほんとうに感嘆します。それだけの、 運動の「層」の厚さがあるのだと、うらやましくも思いました。「層」とは、 参加している人数(量)と、そのひとたちの熱意・献身(質)の両方です。な ぜそれが可能になるのか、可能にならない運動はなぜなのか・・・。 前置きが長くなりました。以下、報告集会のご案内です。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◆女性への暴力のない21世紀へ〜女性国際戦犯法廷報告会〜◆ 日時:2001年1月21日(日)1:30〜4:30 講師:松井やより(アジア女性資料センター代表) 井上摩耶子(ウイメンズカウンセリング京都代表) 場所:名古屋YWCA (地下鉄「栄駅」5番出口をでて徒歩2分、愛知芸術文化センター向かい) 参加費:1200円 申込:申し込みは電話またはFAXで 託児:要予約(有料) 主催/問い合わせ先 〒460-0004 名古屋市中区新栄町2-3 名古屋YWCA 女性委員会 ?052-961-7707/fax052-961-7719 担当:岩田、竹内 (何かご質問があれば、いつでもお問い合わせください) wcny@nagoya-ywca.or.jp ※地図は下記のアドレスにあります。 http://msn.mapfan.com/index.cgi?SbmtPB=LST_PRF&Func=INDEX&MapSize=0 【内容】 2000年12月8日〜12日に東京で「女性国際戦犯法廷」が東京でおこなわれま す。 これは、日本軍奴隷制(「慰安婦」制度)が女性に対する戦争犯罪であるこ とを明らかにし、日本政府の責任を問うともに、戦時性暴力「不処罰」を終 わらせ、再発を防ぐことが目的です。参加者は海外から約300名、日本国内 から約700名を予定しています。 講演会では、この法廷の運営する「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク の代表者である松井やよりさんと、加害者側のインタビューをし、分析した フェミニストカウンセラーの井上摩耶子さんをお迎えして、女性の人権が尊 重される21世紀を創るために考える機会としたいと思います。 fem-net =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-events@jca.apc.org は、お知らせ、イベント情報の案内にご利用ください 投稿は自動的に http://www.jca.apc.org/fem/news/index.html に掲示します。 このメッセージに対する購読者向けのコメントはこの情報エリアではなく、 fem-net 一般討議エリア fem-general@jca.apc.org 宛に送ってください。 このメールに対する返信は fem-general@jca.apc.org 宛にセットしてあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-net