Subject: 中国旅行
From: 加賀谷いそみ <QZF01055@nifty.ne.jp>
Date: Thu, 10 Sep 1998 22:32:00 +0900
Seq: 32

秋田の友人が企画した旅行案内を代理UPします。<いそみ>
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 前略
 一方的なご案内をお許しください。
 下記の新聞記事の活動をライフワ−クとしていらっしゃる班忠義さんが、講演会など
で秋田に何度かいらっしゃり、多くの方々と交流を続けている中で、”ぜひ心暖かく自
分を理解してくださる皆様を旧満州と言われていた、自分の故郷である中国東北地方の
各都市を列車でご案内したい。同時に日中の近代史を解説できれば”と、初めて旅の企
画をたてました。

1 仙台空港出発・到着です。
2 日程(予定)10月20日〜25日<5泊6日>
3 経費も20万以内に押さえました。
  *10月の時点でパスポ−トの有効期間6ヵ月以上であること
4 参加の意志を(秋田窓口)高原とみ子 までご一報いただければ幸いです。参加の
意志のある方に、さらに詳しい申込書をお届けします。
  イ 9月19日までに正式お申し込み
  ロ 9月末まで旅費代金のお振込み
  ハ 仙台空港集合・解散となりますので、仙台空港までのアクセスについては各自
の責任でご準備ください。
  *最終的にまとまれば秋田窓口が取りまとめて予約を取り、ご案内します。

 ふるってご参加をお待ち申し上げます。
             秋田窓口 高原 とみ子
               TEL 0184-23-0305
               FAX 0184-24-2832


【中国東北大地の汽車の旅・日程表】
      1998年9月末10月(5泊6日間)
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程    場所    時間    内容 
  <食事> −宿泊−
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1    仙台から        昼 
                 午後
     大連(着) 18:00    晩:大連空港到着、中国ガイドが出迎え 
                −大連凱旋大酒店−
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2    大連(発) 13:40    午後:旅順市内観光、旅順港、203高地
                 昼 :大連中山広場など。
     しん陽(着)17:46    晩 :しん陽。
                    大学見学(しん陽師範大学生徒と交流)
<朝:ホテル 昼:大連市内 夕:しん陽市内> −しん陽鳳皇ホテル−
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3    しん陽(発)17:10    午前:しん陽故宮、北陸
                 昼 :しん陽市内
     長春(着) 21:13    晩 :しん陽から汽車で長春
<朝:ホテル 昼:市内 夕:車内食> −長春長白山賓館−
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4    長春(発) 13:13    午前:ラスト・エンペラ−の仮宮殿
                 昼 :長春市内のレストラン
    ハルビン(着)16:53    夕 :ハルビン自由市場or黒龍江大学。
<朝:ホテル 昼:市内 夕:ハルビン市> −ハルビン双鶴大酒店−
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5    ハルビン        午前:ロシア正教寺院、ロシア風中央大街
     空路(発) 15:30    昼 :ハルビン市内のレストラン
           17:10    午後:スタ−リン公園(松花江畔)
                 晩 :空路で北京へ(北京泊)
<朝:ホテル 昼:市内 夕:北京市> −北京天橋ホテル−
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6    北京(発)  8:45   朝 :日本の仙台へ
     仙台(着)  14:30
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1998年9月or10月初めから 6日間(二人一部屋)
旅行代金:189、000円 見込み
     (中国査証代・日本側の保険・渡航手続き料別)
 (中国側の保険は旅行代金に含まれる。
  日本の保険料:一千万まで4、410円で、五千万まで8、500円)
今回の旅のポイント:
 企画人が終始皆さんと一緒に行動し、質問や疑問に答える。
 仙台に出入国。無駄な料金がかからない。

企画:班 忠義
主催:中遼国際旅行社(中国)
協賛:遊遊ワ−ルド(株)(日本)

【98/8/20 カソリック新聞(扉をあけて−元気さん−)より】

    3年前から「中国人元慰安婦を支援する会」の発
    起人として医療支援のため中国を訪問している

     班 忠義(バン・チュンイ)さん (40)

 今年で三年目。同会を最初から支えてきた東京・品川の東海寺住職、大獄義方和尚が
この五月に脳梗塞で病故。八月には会の運営のため準備会を行う。
 「元慰安婦支援」を始めたきっかけは、中国残留の日本人女性との出会いであった。
多感な中学生であったバン少年の心に、「日本に帰りたいけど、帰れない」女性の訴え
が響いた。大切なのは国籍ではなく、人間なのだ。この出会いが日本語を学ばせるきっ
かけになった。
 黒龍江大学で日本語学科卒業後、1987年来日。91年、上智大学大学院の新聞学
科修士課程を終了。同年から2年間、研究生として東京大学宗教学研究科で学んだ。
 89年の天安門事件では、日本で毎日中国の学生支援活動を行った。社会に出ても、
中国残留の日本人女性の支援団体にかかわり、94年の議員立法成立に貢献した。
 ほかにも戦争被害女性はいる。92年、東京・亀戸で出会った、体に残酷な傷跡のあ
る中国人元「慰安婦」の安否が気掛かりで、95年、中国・山西省に向かい、この女性
と再会。当時、旧日本軍の兵隊に性的暴行を受けた村の良家の女性だったという数人の
老婦人にも出会った。旧日本兵は彼女たちの抵抗に対し失明させ、足を骨折させるほど
殴っていた。
 日本に戻り、学生時代から世話になっていた大獄和尚に、戦争被害女性の医療支援を
したいと語ると、被害者の手元に百パ−セント、支援金が届くことを条件に同意してく
れた。
 「和尚さんは会の重要な<窓口>」「作家・木崎さと子さんや平和遺族会全国連絡会
の小川武満代表ら全国二百人の支援者には正義と人を愛する心があります。この会をや
って良かった。今後も今の線で続けたい」。見返りを期待せず、己の善意を尽くすとい
う和尚の精神を受け継いで、きっぱり決意を述べた。

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