Subject: [fem-events 318] 科学研究費、費目に「ジェンダー」が誕生!!
From: Junko Kuninobu <kjunko@asu.aasa.ac.jp>
Date: Thu, 20 Jul 2000 09:55:04 +0900
Seq: 318


科学研究費補助金時限付き分科細目
「ジェンダー」設定記念特別シンポジウム

「日本の学術とジェンダー」
 近年、社会科学・人文科学・自然科学のあらゆる分野にわたって、女性学・ジェンダ
ー研究のアプローチがめざましい増加を見せています。このたび関係者のご尽力によっ
て、ながらく女性学・ジェンダー研究者の念願であった科研費の新しい分科細目「ジェ
ンダー」が、今年度から実現されるにいたりました。とりあえず3年間の時限付きです
が、これが時限を超えて恒常化するかどうかは、ジェンダー関係の研究者がどの程度熱
意をもって科研費に応募するかにかかっています。科研費分科細目「ジェンダー」の新
設を記念し、多くのジェンダー関係の研究者に広くその意義をお伝えするために、次の
特別シンポジウムを開催いたします。

 日時:2000年9月11日(月) 18:00―20:30
 場所:日本学術会議講堂(営団地下鉄千代田線乃木坂下車1分)

次第
 司会:上野千鶴子(社会学研連委員、東京大学教授)
●開会の挨拶および第1報告
「文部省の科学研究費配分政策とジェンダー:分科細目「ジェンダー」が設定されるま
で」
 塩原 勉(日本学術会議会員、社会学研連委員、甲南女子大学学長)
●第2報告
「科研費分科細目「ジェンダー」設定の意義と効果」大沢真理(東京大学教授)
●第3報告
「日本学術会議の男女共同参画へ向けて」原ひろ子(日本学術会議会員、文化人類学・
民俗学研連委員、放送大学教授)
●科研費申請なんでもQ&A
 討論者:村松泰子(東京学芸大学教授)他1名
●閉会の挨拶 袖井孝子(社会学研連委員、お茶の水女子大教授)
主催:日本学術会議社会学研究連絡委員会
共催:日本学術会議文化人類学・民俗学研究連絡委員会/日本学術会議歴史学研究連絡
委員会/
日本女性学会/日本家族社会学会/比較家族史学会/日本家庭科教育学会
協賛:国際女性の地位協会/女性学研究会/国際女性学会/日本女性学研究会/日本家
政学会家族関係学部会/女性科学研究者の環境改善に関する懇談会(JAICOWS)/日本
家政学会生活経営学部会

連絡先 〒106-0032 東京都港区六本木7−22−34 日本学術会議学術課 長野浩二
    tel 03-3403-5706  fax 03-3403-1982  E-mail: knagano@sorifu.go.jp 




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