Subject: [fem-events 2172] 12 月 19 日の岡真理×徐京植トークショー案内
From: Aisa Kiyosue <xd7a-kyse@asahi-net.or.jp>
Date: Wed, 15 Dec 2004 02:33:18 +0900
Seq: 2172

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こんにちは
清末愛砂です。

12月19日に東京の青山ブックセンターで行われる季刊『前夜』創刊記念
岡真理×徐京植トークショー「パレスチナをめぐる想像力――いま、
カナファーニーを読む」の案内を送ります。青山ブックセンター本店に
電話予約が必要とのことです。

以下、案内です。
(転送歓迎)
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季刊『前夜』創刊記念

岡真理×徐京植トークショー
「パレスチナをめぐる想像力――いま、カナファーニーを読む」

『前夜』ではパレスチナの作家ガッサーン・カナファーニーの作品を岡真理さんの翻訳
と改題で連載しています。

★ガッサーン・カナファーニー「ガザからの手紙」(『前夜』創刊号収録)の原語によ
る朗読があります。
★パレスチナ関連ドキュメンタリービデオ上映あり。
★「パレスチナをめぐる想像力」ブックフェア開催中

■12月19日(日)15:00〜17:00
■青山ブックセンター本店カルチャーサロン
■入場料700円(税込、当日精算)
■要電話予約03-5485-5511同店まで(先着120名)


【発言者からのメッセージ】
●岡真理さん(現代アラブ文学)
パレスチナ問題の根源的な解決を求めている人々が訴えるのは、公正な平和――Peace 
with Justice です。
「正義なき平和は本当の平和ではないのだ」とも彼らは言います。
これまでの和平プランがなぜ、失敗するのか?
それは、その根本において「正義」が欠けていたから。だとすれば、彼らが求めている
のは、「正義」なのだとも言えます。自分たちになされた歴史的不正にたいして、正義
が回復されること。
では、この日本社会は、自らが犯した歴史的不正に対して、どのような態度をとってい
るでしょうか? 憲法改悪が推進され、戦争のできる国づくりが目指されている現況は
、歴史的不正に対する反省の否定を意味しています。
いま、パレスチナを考えることで、私たちが生きているこの日本社会のありようを考え
てみたいと思います。


●徐京植(ソ・キョンシク)さん(作家、『前夜』編集委員)
「パレスチナ」は私たちの同時代における理不尽の象徴です。
しかも、半世紀以上も継続する理不尽の。
「パレスチナ」は私たちの同時代における道徳性を問う指標です。
しかも、半世紀以上も問われ続けて、私たちはその問いに応答できていないのです。
「パレスチナ」は、私たちの想像力に対するチャレンジです。
自分の問題として考えたいと思います。

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    特定非営利活動法人 前夜
    tel: 03-5351-9260
    fax: 03-5351-9267
    e-mail: npo-zenya@zenya.org
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