Subject: [fem-events 2169] 【新企画@京都】「サバイバル・フェミニズム−読書会をしよう」
From: ひびのまこと <hip@barairo.net>
Date: Wed, 8 Dec 2004 02:40:25 +0900
Seq: 2169
http://www.jca.apc.org/fem/news/events/ | お知らせ & イベント | └――─ fem-events@jca.apc.org ―――┘ こんにちは。 プロジェクトQのひびのです。 この度、プロジェクトQで、新たに読書会を始めることになりました。 ご関心のある方、是非ご参加下さい。 プロジェクトQ ひびの まこと ----------転送歓迎---------- 「サバイバル・フェミニズム−読書会をしよう」 第一回:12月23日 木・「祝」日 午後1時〜5時くらい 参加費:200円(場所代カンパ) どなたでも参加できます。飛び入り歓迎! 場 所:プロジェクトQボックス(京都市左京区京大構内) http://projectQ.info/map/ テキスト: 『フェミニズムはみんなのもの―情熱の政治学』 ベル・フックス著 堀田碧訳(2003年 新水社 1680円) 『パブリック・セックス―挑発するラディカルな性』 パット・カリフィア著 東玲子訳(1998年 青土社 2940円) 「フェミニズムとは、性にもとづく差別や搾取や抑圧をなくす運動のことだ」 と、ベル・フックスは定義しています。私/たちをとりまく世界は、まさに「性 にもとづく差別や搾取や抑圧」に満ちています。私は、この世界でたたかうため の武器がほしい。 「暴力をふるう連中には、そいつの暴力と敵意が、あなたの周りだけでは通用 しないことを教えてやろう。」と、パット・カリフィアは呼びかけます。この強 い呼びかけを私がしっかりと受け取り、また誰かに呼びかけることができたらど んなに素敵だろう。 二冊の本をいっしょに読んで、考えて、力をつけませんか。違和感を感じた り、わからないと思ったことを人と話して、自分の言葉を探しませんか。時には 失望したり、「これだ!」と思ったり、行間に書き足したりできるような読書会 をいっしょにつくりましょう。(やかびゆうこ) これからどのような社会を隣の人と共に構築していくか、ということを考え始 めると、まずはそこに横たわる差別、抑圧というものを無視したくない。といっ た時にフェミニズムは今真っ先に考えなくてはならないテーマのひとつだと思 う。 僕は自分を「男」として今まで生きてきた。いや、正確に言うと自分の性をそ れほど意識せずに存在することができた。これは「男」という立場性に安住して きたからだろう。そんな「男」に対し、しばしばフェミニズムは敵意を向けてき た。その中でベル・フックスは「果敢にも性差別と闘おうとする男性はフェミニ ズム運動のなかに居場所を見つけられる。」と提言する。敵対するのでなく、建 設的な関係をつくることを考えていきたい。パット・カリフィアはセックスを取 り巻く社会のモラルに対し非常に挑戦的である。自分たちがすでに内面化してい る束縛を丁寧にときほぐすことができればと考えている。(じみい) 初回案内: 『フェミニズムはみんなのもの』より 〈はじめに―フェミニズムを知ってほしい〉 〈1フェミニズム―わたしたちはどこにいるのか〉 『パブリック・セックス』より 〈序、あるいは造反有理〉 の部分を読みます。 連絡先 E‐mail dokusyo@projectQ.info ホームページ http://dokusyo.projectQ.info/ ●第2回以降の日程など詳細は、上記連絡先E-mailアドレスに問い合わせるか、 上記サイトから探してたどってみてください。 ●プロジェクトQのサイトは大幅にリニューアルされました。 ●12月18日(土)にへなへないとを予定しています。詳細はまた後日ご案内させ て頂きます。 以下署名 ☆━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ ・ ・ ひびの まこと hip@barairo.net http://barairo.net/ ………………………………………………………………………… ●「同性愛ってなに 一問一答」発売開始されました! (解放出版社 遠藤 和士・ひびの まこと編著 1000円+税) http://barairo.net/douseiai/ ●「米国便り」好評連載中!クイアな話がもりだくさん! http://barairo.net/UStour2004/ ●ばらいろのウェブログ http://weblog.barairo.net/ fem-net =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-events@jca.apc.org は、お知らせ、イベント情報の案内にご利用ください 投稿は自動的に http://www.jca.apc.org/fem/news/index.html に掲示します。 このメッセージに対する購読者向けのコメントはこの情報エリアではなく、 fem-net 一般討議エリア fem-general@jca.apc.org 宛に送ってください。 このメールに対する返信は fem-general@jca.apc.org 宛にセットしてあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-net