Subject: [fem-events 2049] あす◆朝鮮人虐殺被害者追悼スタンディング
From: Hisako Motoyama <h-motoyama@nifty.com>
Date: Tue, 31 Aug 2004 09:32:29 +0900
Seq: 2049
http://www.jca.apc.org/fem/news/events/ | お知らせ & イベント | └――─ fem-events@jca.apc.org ―――┘ 【転送歓迎】 自衛隊が参加する東京都防災訓練は、誰の安全のために行われるのか。 何が忘却されているのか。日本国家と民衆が、 80年にわたって隠蔽し沈黙してきた朝鮮人虐殺の事実を思い起こし、 犠牲者に追悼を捧げる。私たちの責任と向き合うために。 ■■■■WOMEN IN BLACK ACTION ■■■■ 日時:2004年9月1日(水) 19:00 - 20:00 場所:新宿南口左手階段下 フラッグスビル前の広場 ■■■■ 1923年9月1日、関東大震災が発生。 死者・行方不明者10万人以上という甚大な被害を出した。 そのパニックのなか、関東周辺だけでも朝鮮人数千人、 中国人数百人が日本人の手で虐殺された。 「朝鮮人が来襲して放火、強盗をする」との流言が、 軍部、警察から流され、新聞は事実を確認することなく報道した。 そして、自警団を組織した民衆は、自ら進んで、 あるいは見ぬふりをして虐殺に加担した。 しかし、政府は真相究明を怠り、民衆は口をとざしたまま、 虐殺に手を染めたその事実を闇に葬り、その責任を放置してきた。 被害を悼み、和解を築くための道のりから自らを閉ざしてきた。 80年前の出来事は、はたして今日の日本と無縁だろうか。 「三国人」や「騒擾」という言葉を用いて治安強化を主張する石原都知事。 「北朝鮮が攻めてくる」「外国人による凶悪犯罪の増加」といったデマを、 警察が、報道が、隣人が、あのときと同じように声高に叫んだとき、 私たちは、あおられることなく、真実を見きわめ、 暴力を生まない行動をとることができるだろうか? 私たちは、同じ過ちをくり返さないために、自分のなかの日常的な差別、 さげすみ、自らと異なるものに対する不安や恐怖、排除を問い続ける。 私たちは、過去の事実を記憶し、この東京で、軍部、警察、 そして民衆の手で殺された朝鮮人、中国人、そのほかの犠牲者を追悼して、 ここに立つ。 Women In Black Tokyo http://home.interlink.or.jp/~reflect/WIBTokyo/home.html fem-net =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-events@jca.apc.org は、お知らせ、イベント情報の案内にご利用ください 投稿は自動的に http://www.jca.apc.org/fem/news/index.html に掲示します。 このメッセージに対する購読者向けのコメントはこの情報エリアではなく、 fem-net 一般討議エリア fem-general@jca.apc.org 宛に送ってください。 このメールに対する返信は fem-general@jca.apc.org 宛にセットしてあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-net