Subject: [fem-events 2027] 【 8/8 横浜】バンコク国際エイズ会議セックスワーカープロ
From: nozomi mizushima <lefteye@mbm.nifty.com>
Date: Thu, 5 Aug 2004 10:16:18 +0900
Seq: 2027

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水島@SWASH(Sex Work and Sexual Health)と申します。

直前になりましたが、以下の企画を行います。
先月バンコクで開催された国際エイズ会議での、セックスワーカー関連企画
の報告会です。現在、人身売買禁止法設立に向けての動きが、日本だけでな
く国際的に進んでいます。その際、セックスワーカーが直面せざるをえない
問題も議論されますので、ぜひご参加ください。

★AIDS文化フォーラム in 横浜★についてはこちら↓
http://www.yokohamaymca.org/AIDS/index.htm
(初日には飯島愛さんの講演もあります。お見逃しなく!)

水島希@SWASH

************以下、転送歓迎**********

バンコク国際エイズ会議セックスワーカープログラム報告会
in横浜AIDS文化フォーラム

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セックスワーカーの国際ネットワーク構築を18年間続けてきた、
マレーシアの活動家ティニさんの、
緊急来日が決定!お見逃しなく!
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 7月11〜16日に行なわれたバンコク国際エイズ会議でのセックスワーカープログラ
ムでは、世界20カ国から100人を超えるセックスワーカーが集まり、セックスワー
カー会議、UNAIDSリーダーとのミーティング、デモ、記者会見、ステイトメントの発
表などが行なわれました。
 報告会では、エイズ会議でコーディネーターを務めたAPNSW(Asia Pacific
Network of Sex Workers)のKhartini Slamahさんとともに、映像を交えながらプロ
グラムの全容を報告します。現在、国際的にも問題となっている人身売買禁止の法整
備や100%コンドーム使用プログラムが、セックスワーカーのHIV予防や人権に、どう
影響するのか。エイズ会議で議論になった点を紹介し、日本でどう活かすべきかを考
え
ます。来年開催予定の神戸エイズ会議を視野に入れながら、今後の日本での運動の展
望を見出したいと思います。

日時●8月8日(日)13:00〜15:00
場所●かながわ県民センター(横浜駅西口徒歩5分) 302号室
地図●http://www.yokohamaymca.org/AIDS/01/tizu.htm
報告者●Khartini Slamah(Asia Pacific Network of Sex Workers)
バンコクエイズ会議セックスワーカープログラム参加者(SWASHから2名)
主催●SWASH(Sex Work And Sexual Health)
※逐次通訳あり。

【報告会の内容】
●各国のセックスワーカーの置かれている状況と課題
・バンコクエイズ会議セックスワーカープログラムに参加したセックスワーカーグ
ループからの各国の状況と課題。特に難民、少数民族、移住労働者など重層的な困難
を抱えるセックスワーカーへのHIV予防介入。
●セックスワーカーの法的立場と予防介入の矛盾
・セックスワーカーに対する100%コンドーム使用プログラム(100%CUP)などのHIV
予防介入プログラムにおける、世界のリーダーや各国政府と当事者運動の齟齬とは。
●セックスワーカーのセッション、シンポジウム、ミーティング、スキルズビルディ
ングワークショップの紹介
「セックスの強要とHIV予防 ハイチにおける女性たちの間のかかわりとヘルスサー
ビスへのアクセス」(Joia S.Mukherjee,MD,MPH)/「インド西ベンガルの3つの赤線
地帯における人身売買、セックスワーク、暴力の研究」/「南アフリカにおける法改
正」(SWEAT;Sex worker Education and Advocacy Taskforce)/「ヨーロッパにおける
セックスワーカーの移動の権利」(Camille Cabral)/「コミュニティによる構造的
介入とHIV介入戦略のパラダイム変換について」(Health,HIV&Development,CARE
India)
●その他(ビデオ)
セックスワーカーのデモ/グローバルビレッジでのゴーゴーバー/各グループによるパ
フォーマンス/ステイトメント
●エイズ会議から導き出された問題提起と指針
・今後の日本での法改正や法制定で押さえておかなければならないポイントとは。
・人身売買の禁止、被害者の救済支援と、難民、少数民族の人権と安全の確保、移住
労働者のセックスワーカーやすべてのセックスワーカーが労働の中で搾取されずに
HIV予防と健康への権利にアクセスできるようにするため、それぞれが矛盾しない形
での取り組みや理論とは。
・法的/社会的立場と、vulnerable groupとみて予防介入することの矛盾の表出をど
う捉え、解決するか。
・運動が果たすべき役割とは。
・来年の神戸エイズ会議セックスワーカープログラムに向けた課題と展望について。

【APNSWとは】
 APNSWは1994年、リージョナルカンファレンスのセックスワーカーグループのリー
ダーミーティングに集まった組織によってインフォーマルにスタートした。様々な
セックスワーカー組織の情報共有のための地域のネットワークがないという認識から
であった。APNSWは今日では、蓄積された地域的ネットワークである。組織化の目的
は、セックスワークやHIV/AIDS、その他に関しての情報共有、資金調達方法、組織の
作り方の伝授、今ある組織のテクニカルな手助け、リソースの供給、人権やセックス
ワークの問題についてのアドボカシー活動のためである。

【SWASHとは】
 性的サービスを提供する仕事をしている人たちが健康に安全に働けることを目指し
て、当事者が中心に運営/活動しているグループ。99年の設立以来、労働実態調査や
労働意識調査などを通じて、セックスワーカーのコミュニティの実情に照らし合わせ
ながら、当事者のニーズに合った予防プログラムの開発、サポート、エンパワメン
ト、パンフ配布などによる情報提供、当事者の組織化、コミュニティの構築、風俗メ
ディア、エイズNGO、医療関係機関、保健行政、海外のセックスワーカーグループと
の関係構築を実践している。この夏にはドロップインセンターの設立を予定してい
る。

問い合わせ090-2730-6365(SWASH・要)


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nozomi mizushima
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