Subject: [fem-events 2020] 8/1 「自立への封じ込め?!」−自立支援の対象は誰か−
From: stkm@jca.apc.org (sutoK)
Date: Wed, 28 Jul 2004 01:04:12 +0900
Seq: 2020
http://www.jca.apc.org/fem/news/events/ | お知らせ & イベント | └――─ fem-events@jca.apc.org ―――┘ 首藤ともうします。 フェミ友がパネラーになっている 集会のご案内です。ご興味ありましたら。 (ちなみに『魂の労働』、本当オススメです!) ***以下転載歓迎****************************** 「自立への封じ込め?!」 −自立支援の対象は誰か− 現在、福祉行政はことさらに「自立」を推奨しています。障害者の「自立」、生活 保護受給者の「自立」。ホームレスの「自立」。(東京都福祉局webなど参照)。厚 労省のフリーターむけ「自立塾」(!!)。また一方、保育・介護の領域でも市場サ ービス の導入が定着しつつあります。こうした福祉領域の変容とその背景について 、ネオ・リベラリズム的社会再編批判の著者『魂の労働』の渋谷望さんを講師に下記 のような集会を行います。ぜひご参加を。 「自立への封じ込め?!」 −自立支援の対象は誰か− 8月1日(日)18:15開場 18:30開始 ■大久保地域センター 会議室A ■講師 渋谷望さん 社会学、『魂の労働』(青土社)著者 発言者 山谷争議団、障害者介助グループ「ピュロン」、フリーター労組・PAF F、山の手緑さん(ACA)、松本麻里さん(女性労働・福祉の視点から) 【ビラよびかけ文より】 自立した個人とかいうと、「企業にとって対等で一人前の契約相手であり、横暴 な行為や暴力から法によって守られ、社会保障の恩恵にあずかり、工場や会社で永久 的に雇用され、自由に組合を組織し、彼と彼の家族とが平均的な生活水準を維持する のに十分な賃金を受け取るとされていた」(『世界システムと女性』 C.V.ヴェール ホフ)もはや、いにしえの労働者像であり、今や地球上のごく一部の地域のほんの少 数の人々のことであることが明らかになりました。実際、大多数の人々は貧しく惨め で孤立して、生存を維持するのに、かつかつです。“平均的な生活水準”だけが向上 してしまったのです。そんな中で、〈自立できない人々の自立を支援しよう〉という 地球規模のプロジェクトが継続しています。 このたびの集会におきましては、こうしたプロジェクトが、資本主義の「持続可 能な発展」のための開発戦略であり、一部の特権的な人々に利益が集約されるもので あることをにらみつつ、身近なところから、わたくしたちの生存にかかわる労働と社 会福祉の現状を問題にします。 会場 JR山手線:新大久保駅改札池袋方面改札をでて明治通り方向に徒歩4〜5分、 社会保険庁施設ペアーレ新宿裏 主催 Anti Capitalism Action 反資本主義行動 http://mypage.naver.co.jp/aca/jp/ fem-net =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-events@jca.apc.org は、お知らせ、イベント情報の案内にご利用ください 投稿は自動的に http://www.jca.apc.org/fem/news/index.html に掲示します。 このメッセージに対する購読者向けのコメントはこの情報エリアではなく、 fem-net 一般討議エリア fem-general@jca.apc.org 宛に送ってください。 このメールに対する返信は fem-general@jca.apc.org 宛にセットしてあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-net