Subject: [fem-events 1973] 一人芝居「ヴァジャイナの独白」へのお誘い - フィリピン人元「従軍慰安婦」を支援する会
From: "Fumie" <fumiescorpio@yahoo.co.jp>
Date: Sat, 12 Jun 2004 09:20:48 +0900
Seq: 1973

                   http://www.jca.apc.org/fem/news/events/
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渡辺です。「フィリピン人元「従軍慰安婦」を支援する会」の柴崎さんからのお知ら
せを代理投稿します。

--------  転載歓迎   -------------------------
フィリピンの活動シアター・カンパニー「ニュー・ボイス・カンパニー」のモニーク
・ウィルソンとロザナ・アブエヴァからのメッセージと作品の紹介です。公演の収益
は、フィリピンのロラ達(元従軍慰安婦)とサポーターの組織であり、フィリピン人
元「従軍慰安婦」を支援する会が支援を続けている「リラ・ピリピーナ」に寄付され
ます。この一人芝居はアメリカのイブ・エンスラーによる自作・自演で始められ、35
カ国語に訳され、Vデーの運動と共に世界的に広がりました。

この度フィリピンとイギリスで活動しているモニークが日本公演の演出をし、初めて
日本語で日本人女優による公演が行われます。詳しくは各ホームページをご参照くだ
さり、是非、お出かけください。

一人芝居、ザ・ヴァジャイナ・モノローグス(おまんこの独白)
東京初公演 6月23日〜7月3日 
会場:シアター V アカサカ    前売り:¥4,000 チケットぴあ(当日¥4,500)
http://www.peacetune.org/TVM/index.html

「ニュー・ボイス・カンパニーはリラ・ピリピーナのために多くのTVMショー(The
Vagina Monologuesの略)をつくり、またVデー運動(女性や女児に対する暴力の防止
を呼びかける世界的運動 http://www.vday.org/main.html )を過去4年間にわたり
行ってきました。私たちは、女性への公的な権利の拡大と社会変革を、芸術を通じて
推進し女性への暴力を止めさせようとしています。この公演についてあなたのネット
ワークを通じて広くお知らせください。一人でも多くの方に楽しんでいただけること
を願っています。ロザナ」

---------
ザ・ヴァジャイナ・モノローグス(VTM)について 
The Vagina Monologues −略 VTM

イヴ・エンスラー(アメリカ)は、女性のおまんこの独白で旋風を巻き起こした。性
革命後30年も経った今でも、まだ人々が声に出して呼ぶのを恥ずかしがっているおま
んこ。ザ・ヴァジャイナ・モノローグスでは、爆笑と感動が交互に起きる。ボスニア
のレイプの犠牲者、出産や性的虐待などのシリアスなモノローグも重要であるが、
ショーの中心はユーモアである。セックス、不倫、結婚、性的虐待、レイプ、初めて
のレズビアン体験、出産、女性の夢、オーガズムなど、ドラマとコメディを巧みに組
み合わせている。この劇の言葉は率直でオープン、そしてそのストーリーは生き生き
として明快である。実在のキャラクターや身覚えのある経験などに基づいている。エ
ンスラーのライフ・ワークは暴力廃止であり、女性と女児が単に存在するだけでな
く、自由に安心して生活できる世界を心に描く。彼女の作品は彼女自身の暴力の体験
から生まれた。

「ヴァジャイナ」とは、ヴァギナ、あるいはワギナで、女性性器、おまんこのこと。
日本では医学用語はドイツ語読みが定着しヴァギナ(ワギナ)になるが、英語読みは
ヴァジャイナ。そのヴァジャイナの一人芝居という意味のユーモラスなタイトル。

ジェーン・フォンダ、グレン・クロース、オプラ・ウィンフリー、スーザン・サラン
ドン、ロージー・ペレス、クレア・デーンズ、ケイト・ブランシェット、ウィノナ・
ライダー、カリスタ・フロックハート、アラニス・モリセット、ケイト・ウィンス
レット、をはじめ、多くの女優がこの劇に出演したり、「VDAY」特別公演で抜粋を演
じている。 ザ・ヴァジャイナ・モノローグスは、1997年度Obie賞を得ている。

フィリピンのプログレッシブ・シアター・カンパニー「ニュー・ボイス・カンパ
ニー」は、フィリピン、香港及びシンガポールでザ・ヴァジャイナ・モノローグスを
初上演し、評論家から絶賛を受け、チケットの売れ行きも大成功を収めた。

ニュー・ヴォイス・カンパニーの「ザ・ヴァジャイナ・モノローグス」日本プロダク
ションは、著者、イヴ・エンスラーが発足したV-DAY運動―女性や女児に対する暴力
の防止を呼びかける世界的運動―を支援。V-DAYは、クリエイティヴな制作を通し
て、暴力に反対する諸団体への認識を高め、資金調達と新しい活力を吹き込む運動で
あり、VDAYは暴力反対運動の中心的活動の継続と拡大に貢献し、そうした活動への認
識を広げている。

「ザ・ヴァジャイナ・モノローグス」日本公演をお見逃しなく。詳細は
www.vaginamonologuesjapan.com を参照.

エンスラーは女性が自分の性器をどう考えているか、知人にインタビューを試み、さ
らにその枠を拡大、10代から70歳以上の女性200人以上にインタビューを施し、それ
を元に「ヴァジャイナ・モノローグス」を書き上げたという。既に同名タイトルの本
(邦題「ヴァギナ・モノローグ」) も出版されている。




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