Subject: [fem-events 1947] 5月29日公開講座のお知らせ
From: 瀬山 紀子 <GCF01456@nifty.ne.jp>
Date: Fri, 7 May 2004 00:38:36 +0900
Seq: 1947
http://www.jca.apc.org/fem/news/events/ | お知らせ & イベント | └――─ fem-events@jca.apc.org ―――┘ せやまと申します。 5月29日(土)18時〜以下のような公開講座を開催します。 講座では、藤野豊さんのお話と合わせて、先ごろ完成したばかりのドキュメンタ リー「わすれてほしゅうない−隠されてきた強制不妊手術」(優生思想を問うネッ トワーク作成 ビデオ作品23分)も上映されます。 みなさまの参加をお待ちしています。 ↓以下、転載歓迎。 □■□□■□□■□□□□■□□■□□■□□■□□■□□■■□□■□□■ 優生手術に対する謝罪を求める会公開講座/障害学研究会関東部会第38回研究会 隔離する政策と子どもを産ませない政策 ―ハンセン病における断種・人工妊娠中絶から優生保護法を考える― ■■■■■■■公開講座にはどなたでもご参加いただけます。■■■■■■■ **この公開講座はオランダに事務局をおく国際グループ 「Women's Global Network for Reproductive Rights」の呼びかけによる 「女と健康 国際行動日2004」 の一環として行います。 ** 【講師】藤野豊(富山国際大学人文学部教員 著書『日本ファシズムと優生思想』 (かもがわ出版)『同和政策の歴史』(解放出版社)『日本ファシズムと医療』 (岩波書店)ほか多数) 【上映】「わすれてほしゅうない−隠されてきた強制不妊手術」(優生思想を問う ネットワーク作成 ビデオ作品23分) 【日時】5月29日(土)18:00−21:00(17:40開場) 【会場】港勤労福祉会館 一階 第一洋室(都営地下鉄三田駅 A7出口 徒歩30秒 JR 田町駅より徒歩5分・JR山手線・京浜東北線田町駅西口徒歩5分) 【参加】参加費1000円・参加には予約は必要ありません。 【主催】優生手術に対する謝罪を求める会 【共催】障害学研究会関東部会 【問い合わせ先】「優生手術に対する謝罪を求める会」連絡係 Mail: ttn7paj23z@mx3.ttcn.ne.jp 電話090-9100−8764 Fax:045-893-5536 ※情報・アクセス 要約筆記、手話通訳があります。視覚障害で最寄り駅からの案 内が必要な方は5月22日(土)までに、上記までご連絡ください。 ●優生手術の被害者の方に対する謝罪と補償を求めるために● 「優生手術に対する謝罪を求める会」では、日本で実施された優生手術の実態解明 と被害者の方への謝罪と補償を日本政府に求めてきました。優生手術とは、「障 害」を持つ人びとに対してなされた不妊化手術のことで、精管や卵管の一部を結ん で「子どもを産めない身体」にする手術のことです。この優生手術は「優生上の見 地から不良な子孫の出生を防止すること」を目的に掲げた優生保護法(1948年− 1996年)の中でも合法化され、またさらに特に「女性障害者」の場合には、生理時 の介助が面倒等の理由で施設内外において子宮摘出やコバルト照射など同法にすら 違反する手術が半ば公然と行われてきました。現在でもこれらの現在でも手術の後 遺症や何よりも手術によって自分が「子どもの産めない身体」にされたことに対す る苦しみを拭えない被害者の方が大勢おられます。 今回私達は藤野豊氏をお招きし、強制隔離政策への国家賠償請求をめぐって争われ たハンセン病裁判と、ハンセン病以外の「障害」を持つ人びとに実施された「隔離 政策」や優生政策(「子どもを産ませない政策」)との共通点・相違点をテーマに 公開講演会を開催いたします。現在ドイツやスウェーデンそしてカナダでも優生手 術などの優生政策の被害者に対する謝罪と補償が進められている一方で、日本政府 は現在に至るまで被害者に対する謝罪と補償を行わないままに被害者の方の高齢化 が進んでいます。公開講座を通して一人でも多くの方がこの問題について考え、少 しでも運動が前進することを私たちは心から願っています。 (優生手術に対する謝罪を求める会) このメールは以上です。 fem-net =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-events@jca.apc.org は、お知らせ、イベント情報の案内にご利用ください 投稿は自動的に http://www.jca.apc.org/fem/news/index.html に掲示します。 このメッセージに対する購読者向けのコメントはこの情報エリアではなく、 fem-net 一般討議エリア fem-general@jca.apc.org 宛に送ってください。 このメールに対する返信は fem-general@jca.apc.org 宛にセットしてあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-net