Subject: [fem-events 1934] 【企画@大阪】「性的な暴力」と向きあうとはどういうことか
From: ひびのまこと <hip@barairo.net>
Date: Wed, 21 Apr 2004 00:29:03 +0900
Seq: 1934

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こんにちは。
京都のひびのです。
4/18のプロジェクトQの企画は、とても充実した集まりとなりました。
ご来場頂いた方、ありがとうございました。

さて、性的な暴力の話が続きますが、6回連続企画「ひびのはなし」の最終回の 
ご案内です。
性的な暴力は、これまでも、今も、どこでも起きています。
性的な暴力は、例外的な事件、ではありません。
それは、「私たちの文化」「私たちの人間関係のあり方」の中にこそ、問題があ 
るのではないでしょうか。
被害が顕在化してからそれに取り組もうとするのではなく、「私たち」のあり方 
を普段の生活の中でこそ問い返すこと、そんなことを考えてみたいと思っていま 
す。

------------以下、転送歓迎----------

ひびのはなし 第6回(最終回) 4月24日(土)

●私にとって「性的な暴力」と向きあうとはどういうことか

 性的な暴力の被害の告発は、無視されたり、逆に過剰に尊重されたりする。目 
の前にある具体的な事実に丁寧に向きあうのではなく、告発をしている人や告発 
されている人のことが、自分にとって大切かどうか、といった周りの人の利害関 
係で事態が進むことのなんと多いこと。
 ほとんどの男子は自身の持つ特権に鈍感だし、男性中心社会の仕組みを変える 
ことに関心すら示しません。ほとんどの女子は、自身が直接に受けた具体的な被 
害以外では、被害者ではなく共犯者(もしくは「善意の傍観者」)として振る 
舞っていますが、そのことを自覚している人は多くありません。
 いつまでも同じ事を続ける訳にはいきません。女子も男子も、それ以外の人 
も、「私たち自身」が文化と生き方を変えない限り、性的な暴力と向きあうこと 
は無理だと私は思います。(ひびの まこと)

●参考文献(強く推奨)
『「サバイバー」と名乗った私の経験から考えたこと』
 プロジェクトQ発行 2004年 1000円 http://projectQ.info/survivor/

★日 時★  2004年4月24日(土)18時30分〜22時
       (時間のある方は、オールナイトでお話し)
★場 所★  Bar「際」
       大阪市中央区東心斎橋2−8−12
       ゴールドセンター2階
      (詳しくは主催者にお問い合わせ下さい。だいたいの場所は以 
下。)
http://www.mapion.co.jp/c/f? 
grp=all&uc=1&scl=5000&el=135%2F30%2F20.412&pnf=1&size=500%2C500&nl=34%2F4 
0%2F04.781

★参加費★ 1回/1500円(ソフトドリンクあり)
★定 員★ 15名(開催日前日までに電話にて予約要)
★連絡先★ Bar「際」 06−6211−3012(主催者)

●主催者挨拶
日比野さんとの出逢いは2003年8月。
バー「際」主宰の映画会で、単身アラブの地に向かった日比野さんに 現認報告 
をお願いした時です。
その話が実におもしろかった!
いでたち、アラブ報告もさることながら “ふつう”“なかま”“正しさ”など 
など・・・ すべての枠を問い返して始まる日比野さんの在り方は “今”に風穴 
をあける方法の一つだと響いてきます。
当日参加の方々からも「再び、三度」との要望がありました。
という次第で、この11月から 「ひびのはなし」」6回シリーズをスタートし 
ます。
ぜひお出かけください。
(Bar「際」)

●ひびの挨拶
パレスチナがらみで知り合った「Bar 際」の城川さんのご提案で、6回連続のお 
話しする企画をすることになりました。
「ひっぴぃ スペシャル in 大阪」のようなものになるのかしら。
8月に、城川さんのところで見せていただいたパレスチナの映画にも、「この事 
実を世界の人に伝えて!!」とサブラ・シャティーラの虐殺の現場で映画の撮影 
者に向かって叫ぶパレスチナの人の声が入っており、まさにいまと同じ状況が以 
前からずっと続いていることを実感させられました。
単純化した社会運動のアプローチとは違った、充実した話を丁寧にできること 
を、楽しみにしています。
(ひびの まこと)

●ひびのまことが語るひびのまこと(話し手の自己紹介)
魅惑の30代。
強制異性愛との闘い、「バイセクシャル」やトランスジェンダーの擁護、性別二 
元論への批判、性的暴力に対する取り組み、性労働者の権利の擁護、ドラァグク 
イーンショーの実践、パレスチナでの非暴力直接行動への参加、戦争に反対する 
呼びかけ、さまざまな社会運動の内部の問題点の指摘ーーー 私の関心と活動/ 
表現はいろいろです。そしてこれらは、一見別々のことのように思えるかもしれ 
ません。
しかし私の中では、どれも人としての生き方のスタイルを問う表現であり、同じ 
問題なのです。
・・・なんて話ができればいいな。
(ぜひ見てね→ http://barairo.net/)

●これまでの「ひびのはなし」の写真が以下に掲載されています。
第1回「変わる、ということ」
http://barairo.net/event/hibinohanashi/1-1129.html
第2回「特権を持つ者が、開き直るのでもなく、平謝りするのでもなく、逃げる 
のでもなく、
では、どうできるのか、一一一一一を考えてみる。」
http://barairo.net/event/hibinohanashi/2-1227.html

●「bar 際」や城川さんについては以下をごらんください。
http://www.freeml.com/message/kdml@freeml.com/0000033



以下署名
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  ひびの まこと / HIBINO Makoto              ☆
  メール    hip@barairo.net
  サイト    http://barairo.net/
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