Subject: [fem-events 1862] 2/13 (金)トーク「わたし自身を生きるということ」
From: しのき <shinoki@t-core.co.jp>
Date: Tue, 03 Feb 2004 18:26:34 +0900
Seq: 1862
http://www.jca.apc.org/fem/news/events/ | お知らせ & イベント | └――─ fem-events@jca.apc.org ―――┘ こんにちは、篠木です。 <転送・転載歓迎> 日本における女性映像作家のパイオニア・出光真子さんの下記の「自伝」をとても面 白く読みました。出光佐三の娘に生まれ、芸術家やフェミニストたちとの交流をとお して、痛切に自分自身を生きたいと願い、それを阻むものは何かを問い、表現してき た出光さんの生き方を語る本は、いろいろ示唆に富み、励まされるという仲間たちと ともに、つぎのイベントを企画いたしました。 ご参加いただければ幸いです。 ********************************************************** ☆ トークセッション ☆ 『ホワット・ア・うーまんめいど −ある映像作家の自伝』 (岩波書店)出版記念 わたし自身を生きるということ −表現行為の根源にあるものをめぐって− 出光真子 ・ 田口佳子 (映像作家) (城西国際大学講師 近現代女性文学) ********************************************************** ●日 時:2月13日(金)夜6: 30 〜 ●場 所:ジュンク堂書店 池袋本店 4階喫茶 (池袋駅東口歩5分) http://www.junkudo.co.jp/ikebukuromap.htm ●入場料:1,000円(ドリンク付)定員40名 ●受 付:1階 案内カウンターにて。 電話予約も承ります。TEL.03-5956-6111 ●内 容: 自分の考えを口にすることは禁じられていた。著名な実業家の父は、家長という名 の独裁者だった。娘は、アメリカ人の画家と結婚し、新しい家庭を築いていくが……。 「女、妻、母はかくあるべし」と生き方を強いる社会通念の呪縛から脱皮したい、と の思いが募る。それが臨界点に達したとき出光真子は?像で自己表現しはじめた。 「人間の内面を視覚化してきた」という出光の作品は、その闘いの軌跡である。 表現行為の根源をめぐっての対談は、「わたし自身を生きたい、表現したい」と手さ ぐりしている人たちを挑発し、励ますに違いない。 ◆ 出光真子(いでみつ・まこ) 1940年東京生まれ。1965-73年のアメリカ在住中に16mm映画制作を開始。80年代に はビデオカメラで、日本の家族制度や女性の生き方を主題に作品を発表。日本におけ る個人映像作家の草分け。近年は映像を取り込んだ美術作品、ビデオ・インスタレー ションも手がける。89年作品「清子の場合」は、モンディアル・ヴィデオ祭最優秀実 験絵作品賞、シモーヌ・ド・ボーボワール・ヴィデオ祭奨励賞を受賞。作品所蔵:ニ ューヨーク近代美術館、ポンピドー・センター他。 ◆ 田口佳子(たぐち・けいこ) 城西国際大学講師。専門は与謝野晶子を中心とした近現代女性文学。フェミニズム の視点からの映画批評、社会人向け文学講座の講師としても活動。主な著作:『鉄幹 晶子全集』(勉誠出版)第4巻収録「女子のふみ」解題(同全集編集委員)、『ビデ オ・映画 出光真子全仕事1976-1996』(パンドラ)解説、『新文芸読本与謝野晶子』 (河出書房)解説。 ------------------------------------------------------------------ fem-net =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-events@jca.apc.org は、お知らせ、イベント情報の案内にご利用ください 投稿は自動的に http://www.jca.apc.org/fem/news/index.html に掲示します。 このメッセージに対する購読者向けのコメントはこの情報エリアではなく、 fem-net 一般討議エリア fem-general@jca.apc.org 宛に送ってください。 このメールに対する返信は fem-general@jca.apc.org 宛にセットしてあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-net