Subject: [fem-events 1800] 12 月 14 日 (日 ) ■ WOMEN IN BLACK アクション■
From: Hisako Motoyama <motoyama@jca.apc.org>
Date: Thu, 11 Dec 2003 10:54:59 +0900
Seq: 1800

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         ■■■WOMEN IN BLACKアクション■■■
            暴力と恐怖の連鎖につながる
             自衛隊の派兵を拒否する


    12月14日(日) 15:00−16:00
    新宿歩行者天国 紀伊国屋書店前

    *次回は12月20日(土)を予定しています。ホームページでも
     ご確認ください。
    http://home.interlink.or.jp/~reflect/WIBTokyo/home.html

            ■■■■■■■■■

政府は、イラクで亡くなった外交官2名を「テロとの闘いの尊い犠牲」に仕立て、
「テロに屈しないために」自衛隊派兵を正当化しようとしている。それは真実を
ごまかし、軍事攻撃とテロの連鎖に日本を投げ込むことだ。
不当な侵略を強行し、軍の力で占領を続けてきたことこそが、イラク全土でナシ
ョナリズムと原理主義、部族主義を刺激し、戦争の拡大を招いている。

イラクの人々に対して行われている不正の最大の犠牲者は女性である。
ギャングや占領軍による性暴力、チェックポイントにおける屈辱的な検査、誘拐
や人身売買の横行。ヴェールをつけずに学校や職場に行く女性は原理主義者たち
の標的とされ、強かんされた女性が「一家の恥」として親族に殺される事件さえ
起きている。

自衛隊派遣は、
イラクの人々に対する戦争と女性に対する攻撃に荷担すること、
自衛隊員たちに現地の人々との殺し殺される関係を強いること、
そして、日本社会全体が暴力と恐怖の連鎖にからめとられていく幕開けとなるだ
ろう。

異質なものが怖い、守ってほしいという感情は、つねに権力に利用されてきた。
一致団結してテロに備え、「強い国」を作らなくてはという圧力が強まっていく
とき、まわりとは違う人、異なる意見をもつ人、弱い立場の人には何が起きるだろう?
わたしの体・心・命はわたし自身のものというあたりまえの権利は、
これからもあたりまえのままであり続けられるだろうか?

すでに多くの政治家たちが、外国人を犯罪者扱いし、子どもたちに愛国心を強制
し、女性の権利を否定する発言をくり返している。
イラクを覆う暴力は遠い世界の話ではなく、この社会にあふれる暴力と地続きだ。
だからいま、暴力と恐怖の連鎖を断ち切ろう。

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