Subject: [fem-events 1726] 暴力の犠牲となったメキシコ女性たちを悼み正義を求める国際連帯行動
From: Hisako Motoyama <motoyama@jca.apc.org>
Date: Mon, 27 Oct 2003 12:04:27 +0900
Seq: 1726

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　 　◆◆正義を要求するメキシコの姉妹たちを支援してください。◆◆

メキシコとアメリカの国境の都市で、若い女性たちの誘拐・レイプ・殺害が、10
年も続いています。犠牲者はすでに400人以上に上っています。暴力の犠牲となっ
た女性たちを悼み、脅迫されている人権活動家たちへの支援を表明し、メキシコ
政府に正義を求める「死者の日」アクションにご参加ください。

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メキシコ北部チワワ州の国境都市シウダーフアレスで、若い女性たちが消え続け
ています。これまで殺害された女性は268名、行方不明者も含めると、犠牲者はこ
の 10年で 400人以上に上っています。砂漠やゴミ捨て場で発見された遺体のよう
すは、女性たちが誘拐、監禁され、レイプとすさまじい暴力の末に殺害されたこ
とを物語っています。

輸出工業地区を抱えるこの都市は、巨大な麻薬組織と治安の悪さでも知られてい
ます。犠牲者となった女性たちの多くは、身を守るすべをもたない貧しい労働者
や学生などでした。

これまでに有罪判決が出たのはたった一人、それも拷問によって無実の罪を自供
させられた疑いが濃厚です。州当局は加害者の捜索・起訴をすすめるどころか、
犠牲者の家族を監視し、脅迫し、無実の罪を自白するよう拷問しています。Mujeres
 de Negro（Women in Black)などの人権団体は、州当局から捜査・起訴すると脅
迫され、監視されています。こうしたことのすべてが、強い権力を持つ者による
組織的犯行と、警察が彼らとぐるになっていることを示唆しています。

貧困と不正、暴力の犠牲になった女性たちに追悼を捧げ、正義を要求する犠牲者
の家族と現地の人権団体に連帯を表明し、メキシコ政府に公正な捜査と加害者処
罰を行うよう求めるために、メキシコのお盆にあたる「死者の日」前夜の行動に
参加してください。

日時：行動予定
10月31日（金）6：00に地下鉄永田町参議院議員会館前に集合。メキシコ大使館前
までキャンドル行進します（徒歩5分くらい）。大使館前で追悼集会（6：30頃ま
で）。

呼びかけ団体
Women in Black東京／アジア女性資料センター／アムネスティ・インターナショ
ナル日本支部





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