Subject: 神奈川県警抗議と申し入れ
From: makitamayumi <tontaka@jca.ax.apc.org>
Date: Thu, 9 Sep 1999 00:55:16 +0900 (JST)
Seq: 159
東ティモールは大変な状況で気にかかりますが、警察は最悪! 以下、「神奈川県警の悪辣に抗議する会」として申し入れをしますので、賛同者、 団体を求めます。9月10日までにお願いします。 婦人民主クラブ・ふぇみん 神奈川県警の悪辣な事件に対する抗議と要望 神奈川県警本部 警察庁 相模原南署/厚木署 連絡 東京都渋谷区神宮前3-31-18 婦人民主クラブ気付け 神奈川県警内部の事件隠しが次々明らかにされました。 報道によると、1998年11月、相模原南署の巡査長が、証拠品のネガフィル ムを持ち出し、それをもとに女子大生に買い取りを要求し、交際を迫りました。 また、今年3月には、厚木署で、新隊員に殴る・蹴るなどの集団暴行、さらに6 月には実弾入りの拳銃を巡査の、みけんに突き付けるなどの悪辣な事件が起きた とあります。 神奈川県警は、9月5日、釈明の記者会見で、「返却した」ネガフィルムは「焼却さ れていた」と述べ、最初の説明はウソだったことを認めました。 また、巡査部長が女子大生に恐喝したことを事件にしなかったことに対して、深山健 男県警本部長は「実質的な被害はなかったから」と答えてます。 この後にも、痴漢行為や車内での暴力行為などの事件が報道されています。 同じ職場の隊員、巡査に怪我をするまで暴力を振るったり、拳銃を突き付けるなどの あってはならない行為や、犯罪被害者支援の動きがようやく高まってきた現在、警察官 自体が被害者を生み出すというこれも決してあってはならないことが何故起きたのでし ょう。 神奈川県警は、「性暴力110番」にいち早く取り組み、被害者救済に努めて いるようですが、その同じ県警内部で、女性を脅し、つき合うように強要する事件が起 きるという体質に、私たちは警察そのものを信用することができなくなります。また、 暴力をもって制するというのでは、今後何かが起きても警察に駆け込むことができなく なります。さらに、「実質的な被害はなかったから」事件としないという方針では、女 性に対する性犯罪が実際の暴力行為に至らないところでも被害が起きている事実に目を つぶってしまうことになります。 しかも、事態を隠そうとし、虚偽の発言を繰り返し、揉み消しを図りました。 私たちは、この一連の事件に対して、恐怖と驚き、腹立ちをもって抗議すると共に以 下のことを要望いたします。 1)事件の徹底追及と今後このようなことが起こらないための構造改革に取り組むこと 2)構造改革の取り組みのプログラムを第3機関と女性を入れて作り、実施し、同じよ う にチェック機関を設け、チェックし、公開すること 3)性犯罪被害者、性犯罪関連者に二次被害が起きないように、ジェンダーの視点で徹 底 した研修を行う 1999年9月 日 賛同者