Subject: [fem-events 1525] 『男たちのトークシェアリング』&『読書 + 自分語りの会』
From: "Tosifumi Ogasawara" <tombo@k6.dion.ne.jp>
Date: Sun, 18 May 2003 04:27:56 +0900
Seq: 1525

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 「男のあり方を問う会」の小笠原です。
 毎月恒例のご案内です。 


◇「男のあり方を問う会」&『トークシェアリング』とは?

 ◆強さ・出世志向・経済力・・・男がプライドにかけて守ろうとするもの。
 人と張り合うのも、デートのときリードしようとがんばっちゃうのも、
それが男の役目と思っているから。男にはこんなパターンが深〜く染み
込んでいるよね。女性や子どもに対してはついつい上に立とうとしてしまう。
男どうしの関係では、やさしいいたわりは出し惜しみし、緊張したものをつ
くりがち。「男らしさ」や「女らしさ」からはずれたセクシャルマイノリティを見る
と不安にかられ存在を否定したくなる。そうして自分に無理を強いて、苦しく
なる・・・。こんな生き方、悲しいね。 

 私たちは、人と心を通わせて生きていきたい。男どうしやさしくつながりた
い。性的多様性に敏感でありたい。
 そんな思いで男のセクシュアリティ(自分本意の性的欲望・異性愛中心主
義・性的虐待・買春・ポルノ・DVなど) 、男のジェンダー(仕事スタイル、共
感能力、家事/ケアワーク)などをテーマに活動しています。男たち、ウェル
カム!男どうし手を差しのべ合おうね。
 
 ◆『トークシェアリング』
たがいの話に耳を傾け、気持ちを分かち合い
共感を通して自分が変わってゆく道を探ります。仕事、男らしさ、彼女/
彼氏、セクシュアリティ、家事/育児など、話はつきない!終わったら、
楽しくお食事会。初めての人、大歓迎。気軽に来てね。 

【参加できる人】

・ 男性クローズドです。セクシュアリティを含む個人体験を開示する場
であり、また女性に頼らず男同士がたがいにやさしく心づかいできる
ようになりたいと思っていますので、ごめんなさい。女性はご遠慮いた
だいてます。
・ 性的指向は問いません。MTF・FTMトランスジェンダー/セクシュアル
の方、性自認が揺らいでいる方、男性、女性どちらともいえないインタ
ーセクシャルの方の参加もOKです。性的多様性を尊重し合える空間
にするために、配慮をお願いします。

【約束ごと】

1. ここはなんでも、安心して話せる場です。聞いたことは、その場に
置いていき、口外しないでくださいね。
2. 個人の体験を語り合う場なので、自分と離れた社会問題の批評な
どは避け、「私は〜」を主語に自分のことを話しましょう。
3.その他は当日説明します。 

○ 第23回『男たちのトークシェアリング』  〔 男性のみが対象です。 〕

【日時 】 5月25日(日)15:00〜18:30 

【場所】 渋谷 大向区民会館和室1
     渋谷区宇田川町 38-4  電話:03-3462-0212
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/ku/est/guide/kmkaikan/km_omukai.html
に地図があります。

【セッション】

§第1部 テーマセッション 
 シリーズ「身につけた男らしさ」 その3
 
 《それってすり込み?思い込み? - 振り返ってみる、僕の性 −》
 
 男の性は能動的/挿入しないセックスなんてあり得ない・・・etc,etc.
男として当然のように思ってきたセックスのイメージってけっこう誰にも
あるよね。でもそれって考えてみると「当然」でもなんでもなかったりする。
何かの理由でいつのまにかそんな自分を作ってきただけなのでは?
 ちょっと恥ずかしいかもしれないけど、そんなあれこれを男どうし正直
に語り合って、一緒に「らしさ」に縛られないセックスに思いをめぐらせて
みましょう。

§第2部 フリーセッション : 聞いてほしいことの分かち合い

 悩み・心の傷…。なんでも吐き出して気持ちを楽にしよう。


【参加費】¥400

【申し込み】 5月24日(土)まで下記にお願いします。
 
【連絡先】 電子メール contact@thinking-men.jp
       TEL&FAX 0422−54−3174 辻
       携帯 090-1214-8044 小笠原 

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◎ 第13回『男たちの読書+自分語りの会』へ

のお誘い

 男性問題の文献を学びます。テーマにそって体験を自由に語り合
うセッションも設けているので、知識をえるだけには終わりません。
テキストを読んでなくても参加できる工夫もしてます。

【参加できる人】
 頭だけの学習や議論に走らないで、自分の経験を語ることを大
切にしている場なので、『トークシェアリング』の参加者を対象に
させていただいています。

今回は「ドメスティック・バイオレンス」シリーズの第3回。
参加される方は事前に以下の文献を読んでおいて下さい。

◆テキスト◆

「なぜ男は暴力を選ぶのか ドメスティック・バイオレンス理解の初歩」
沼崎一郎 著
かもがわ出版
2002年11月発行
63P 21cm
ISBN: 4-87699-715-2
価格: 571円(税別)

「エマージ──バタラー(DV加害者)のためのグループ教育モデル──
デヴィッド・アダムス、スーザン・ケイユーエット」
沼崎一郎訳
日本嗜癖行動学会誌「アディクションと家族」第19巻2号 2002年7月20日
家族機能研究所編
定価(本体): 1600円
…入手困難な方はご連絡ください。

恋人やパートナーに暴力を振るうドメスティック
・バイオレンス(DV)ということばもずいぶん知られるようになり、DV防止
法の施行から1年半が経とうとしています。

やっとDVの深刻な被害に光が当てられるようになり、またわずかながら
加害者対策の必要性も語られるようになってきました。みなさんのなかに
もサポートグループなどに関わっている方もおられると思います。

DVにはしる男性の大半はとくに凶暴ということではなく、また教養のある
なしとも関係ありません。DVは権力によって女性を支配する行為として、
どこにでもいる男たちによって日々繰り返されています。つまりDVは男性
優位の社会が生み出す暴力であり、わたしたち1人1人が問われる男性
問題といえるのではないでしょうか。

DVとは何か、加害者教育プログラムとはどういうものか、また、どう
すれば自分たちのDVにつながる要素をなくしていけるのか。
わたしたちは、DVは決して当事者のみでなく、社会全体が取り組む
べき問題として、また自分たちに潜んでいるかもしれないものとして
学びたいと思っています。

◆日程・場所◆

5月21日(水)19時〜
神楽坂SCATセミナールーム
TEL03-3269-8295
     地下鉄東西線神楽坂駅下車徒歩4分
 会のHP(http://www.thinking-men.jp/)
 に詳しい道順があります。

◆参加費◆300円

・参加される方は5月20日までにご連絡ください。








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