Subject: [fem-events 1419] 男のあり方を問う会からのお誘い
From: "Tosifumi Ogasawara" <tombo@k6.dion.ne.jp>
Date: Tue, 18 Feb 2003 17:01:12 +0900
Seq: 1419
http://www.jca.apc.org/fem/news/events/ | お知らせ & イベント | └――─ fem-events@jca.apc.org ―――┘ 男のあり方を問う会の小笠原俊文です。 直前ですが2月19日の『男たちの読書+自分語りの会』と、3月2日『男た ちのトークシェアリング』のご案内です。 転載歓迎。 ○ 第21回『男たちのトークシェアリング』へのお誘い 〔 男性のみが対象です。 〕 ◇「男のあり方を問う会」&『トークシェアリング』とは? ◆強さ・出世志向・経済力・・・。男が懸命に守ろうとするのがプラ イド。 人と張り合うのも、デートのときリードしようとがんばっちゃうのも、 それが男の役目と思っているから。男にはこんなパターンが深〜く染み 込んでいるよね。女性や子どもに対してはついつい上に立とうとしてしまう。 男どうしの関係では、やさしいいたわりは出し惜しみし、緊張したものをつ くりがち。「男らしさ」や「女らしさ」からはずれたセクシャルマイノリティを見る と不安にかられ存在を否定したくなる。そうして自分に無理を強いて、苦しく なる・・・。こんな生き方、悲しいね。 私たちは、人と心を通わせて生きていきたい。男どうしやさしくつながりた い。性的多様性に敏感でありたい。 そんな思いで男のセクシュアリティ(自分本意の性的欲望・異性愛中心主 義・性的虐待・買春・ポルノ・DVなど) 、男のジェンダー(仕事スタイル、共 感能力、家事/ケアワーク)などをテーマに活動しています。男たち、ウェル カム!男どうし手を差しのべ合おうね。 『トークシェアリング』では、たがいの話に耳を傾け、気持ちを分かち合い 共感を通して自分が変わってゆく道を探ります。仕事、男らしさ、彼女/ 彼氏、セクシュアリティ、家事/育児など、話はつきない!終わったら、 楽しくお食事会。初めての人、大歓迎。気軽に来てね。 【日時 】 3月2日(日) ○『トークシェアリング』:14:30〜18:00 【場所】 SCATセミナールーム TEL03-3269-8295 地下鉄東西線神楽坂駅下車徒歩4分 会のHP(http://www.thinking-men.jp/) に詳しい道順があります。 【セッション】 §第1部 テーマセッション シリーズ「身につけた男らしさ」 その1 − 男だって泣いてもいいよね - 「泣くな、男だろ」っていつも言われてきたよね。だから泣くのって情 けない事だと思ってガマンしてきた。でも悲しいときも感激したときも、 素直に泣けたらいいのになって思う。感情を吐き出すことでスッキリ したり、共感が伝わったり、泣くことの力って大きい。男ももっと泣い たっていいよねえ…。 §第2部 フリーセッション : 聞いてほしいことの分かち合い 悩み・心の傷…。なんでも吐き出して気持ちを楽にしよう。 【申し込み】 3月1日(土)まで下記にお願いします。 【参加費】¥300 【連絡先】 電子メール contact@thinking-men.jp TEL&FAX 0422−54−3174 辻 携帯 090-1214-8044 小笠原 【参加できる人】 男性クローズドです。MTFトランスジェンダーの方、MTFトランスジ ェンダーの方、性自認が揺らいでいる方、男性、女性どちらともいえ ないインターセクシャルの方の参加もOKです。セクシュアリティを含 む個人体験を開示する場であり、また女性に頼らず男同士がたがい にやさしく心づかいできるようになりたいと思っています。なのでごめ んなさい。女性はご遠慮いただいてます。 【約束ごと】 1. ここはなんでも、安心して話せる場です。聞いたことは、その場に 置いていき、口外しないでくださいね。 2. 個人の体験を語り合う場なので、自分と離れた社会問題の批評な どは避け、「私は〜」を主語に自分のことを話しましょう。 3.その他は当日説明します。 -----+-++-+-+-+++++-++++++++-------+-++-+-+-+++++-++++++++-------+-++-+-+- ◎ 第11回『男たちの読書+自分語りの会』へ のお誘い 男性問題の文献を学びます。テーマにそって体験を自由に語り合 うセッションも設けているので、知識をえるだけには終わりません。 テキストを読んでなくても参加できる工夫もしてます。 直前で申し訳ありませんが、今回は2月19日(水)夜に開きます。 今回から新しいテーマとなります。 恋人やパートナーに暴力を振るうドメスティック ・バイオレンス(DV)ということばもずいぶん知られるようになり、DV防止 法の施行から1年半が経とうとしています。 やっとDVの深刻な被害に光が当てられるようになり、またわずかながら 加害者対策の必要性も語られるようになってきました。みなさんのなかに もサポートグループなどに関わっている方もおられると思います。 DVにはしる男性の大半はとくに凶暴ということではなく、また教養のある なしとも関係ありません。DVは権力によって女性を支配する行為として、 どこにでもいる男たちによって日々繰り返されています。つまりDVは男性 優位の社会が生み出す暴力であり、わたしたち1人1人が問われる男性 問題といえるのではないでしょうか。 わたしたちは、DVは決して当事者のみでなく、社会全体が取り組む べき問題として、また自分たちに潜んでいるかもしれないものとして 学びたいと思っています。 DVとは何か、加害者教育プログラムとはどういうものか、また、どう すれば自分たちのDVにつながる要素をなくしていけるのか、などを 3回シリーズで学びたいと思います。 参加される方は事前に以下の文献を読んでおいて下さい。 ◆テキスト◆ 「なぜ男は暴力を選ぶのか ドメスティック・バイオレンス理解の初歩」 沼崎一郎 著 かもがわ出版 2002年11月発行 63P 21cm ISBN: 4-87699-715-2 価格: 571円(税別) 「エマージ──バタラー(DV加害者)のためのグループ教育モデル── デヴィッド・アダムス、スーザン・ケイユーエット」 沼崎一郎訳 日本嗜癖行動学会誌「アディクションと家族」第19巻2号 2002年7月20日 家族機能研究所編 定価(本体): 1600円 …入手困難な方はご連絡ください。 ◆日程◆ 2月19日(水)19時〜 神楽坂SCATセミナールーム 次次回は3月20日(木)を予定 ◆参加費◆ 200円 ・参加される方は2月18日までにご連絡ください。 【参加できる人】 頭だけの学習や議論に走らないで、自分の経験を語ることを大 切にしている場なので、『トークシェアリング』の参加者を対象に させていただいています。 fem-net =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-events@jca.apc.org は、お知らせ、イベント情報の案内にご利用ください 投稿は自動的に http://www.jca.apc.org/fem/news/index.html に掲示します。 このメッセージに対する購読者向けのコメントはこの情報エリアではなく、 fem-net 一般討議エリア fem-general@jca.apc.org 宛に送ってください。 このメールに対する返信は fem-general@jca.apc.org 宛にセットしてあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-net