Subject: [fem-events 1404] 明日です!「アフガニスタン女性課題省副大臣をお招きしての公開セミナー」のお知らせ
From: AJWRC <ajwrc@jca.apc.org>
Date: Fri, 31 Jan 2003 17:32:43 +0900
Seq: 1404
http://www.jca.apc.org/fem/news/events/ | お知らせ & イベント | └――─ fem-events@jca.apc.org ―――┘ フェムネットMLの皆様 以下のセミナーがいよいよ明日になりました。 まだお申し込みいただいていない方も、当日参加が可能ですので、お誘いあわせ のうえ、ご参加くださいませ。 アジア女性資料センター 事務局スタッフ 笠原光 ★重複お詫びいたします★ ★転載歓迎★ アジア女性資料センター・早稲田大学国際教育センター共催公開セミナー ============================= 〜アフガニスタン女性課題省副大臣タジワ―ル・カカールさんを迎えて 「今も続く自由への挑戦―アフガニスタン女性たちの現在」 ============================= 復興支援会議が東京で行われてから1年。長い混乱を経て、アフガニスタンは 各国からの協力のもとで復興への取り組みを始めています。アフガニスタンの女性 たちは現在、平和構築活動にどのように関わっており、女性にとっての「平和」 はどのように確保されつつあるのでしょうか。 アフガニスタンの多くの女性活動家たちは、長年にわたって活発な運動を繰り 広げてきました。アフガニスタンの女性課題省の副大臣を務めるタジワール・カカー ルさんもその一人です。カカールさんは、13歳で結婚し、 7人の子どもを育てな がら、女性の教育の重要性を訴え、地道な活動を続けてきました。 タリバン政権下で何度も命の危険にさらされながらも、唯一女性のための学校 を経営することを認められるに至った彼女なりの「戦略」とはどういうものだった のか、現政権は女性たちのエンパワメントをどのように進めることになるのか、、 「米軍」の爆撃の影響、平和構築への女性の貢献などについて、ご自身の経験を 織り交ぜながら、語っていただきます。 現在も政権内の原理主義派によるハラスメントを受けながら、ひるまず行動す るカカールさんと、私たちにとって「平和」とは何か、女性の政治的エンパワメン トとはどういうことなのか、日本の私たちも共有する問題への取り組みを考えて いきます。 〔略歴〕タジワール・カカール/Tajwar KAKAR:アフガニスタン女性課題省副大臣 1949年生まれ。13歳で結婚。1979年のソ連侵攻に抗してムジャヒディンの司令官 として戦い、共産党政権下では刑務所に収容される。80年代初頭には生命の危険に脅かされ、 ペシャワールへ避難。現地難民キャンプで、村の有力者を説き伏せ、女子のため の学校を作る。また、ヨーロッパで、ソ連侵攻下のアフガニスタンの人びとの窮 状を訴えるなど精力的な活動を続けた。1988年、ペシャワールでも生命の危険を 感じ、家族とともにオーストラリアへ移住。2000年、財政支援を受け、カブール で女児のための学校を設立しようと帰国。タリバン政権からも活動を認められたが、 女児を対象とした学校の設立は許されず、男児を対象とした学校を設立。同時に 地域の人材育成のために、特に寡婦を対象にしたじゅうたん織りや他の収入向上 活動を、さらに女性や子どもたちのための医療施設の普及活動を続け、ついには、 タリバン政権も彼女が女児のための学校を運営することを認めるところとなった。 2002年、女性課題省副大臣に就任。6月のロヤジルガの会期中は女性の積極的 な参加に向けて精力的に活動。現在の主な関心事項は、寡婦支援、女性の収入 向上活動、女性の教育、女性の人権。 【コメンテーター】 中原道子:早稲田大学国際教育センター教授、アジア女性資料センター運営委員 丹羽雅代:アジア女性資料センター運営委員 ◆日時:2003年2月1日(土) 13:30〜16:00(開場13:15) ◆場所:早稲田大学国際会議場第3会議室(3階) (JR線「高田馬場駅」から徒歩15分、営団地下鉄東西線「早稲田駅」から徒歩5 分、早稲田大学中央図書館と同じ建物です。) ◆参加費:800円 (アジア女性資料センター会員は500円) ------------------------------------------------------------------ ★お申し込みは連絡先を明記の上、アジア女性資料センターまで E-mail、FAX、お電話でお申し込みを受け付けています。 (当日参加も可能です。) ◎お問合せ◎ アジア女性資料センター TEL:03-3780-5245 FAX:03-3463-9752 E-mail:ajwrc@jca.apc.org URL:http://www.jca.apc.org/ajwrc/ ------------------------------------------------------------------ -------------------------------------------- アジア女性資料センター 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町14-10-311 TEL:03-3780-5245 FAX:03-3463-9752 E-mail:ajwrc@jca.apc.org http://www.jca.apc.org/ajwrc/ Asia-Japan Women's Resource Center(AJWRC) 311-14-10, Sakuragaoka, Shibuya-ku, Tokyo 150-0031 JAPAN Tel:+81-(0)3-3780-5245 Fax:+81-(0)3-3463-9752 -------------------------------------------- fem-net =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-events@jca.apc.org は、お知らせ、イベント情報の案内にご利用ください 投稿は自動的に http://www.jca.apc.org/fem/news/index.html に掲示します。 このメッセージに対する購読者向けのコメントはこの情報エリアではなく、 fem-net 一般討議エリア fem-general@jca.apc.org 宛に送ってください。 このメールに対する返信は fem-general@jca.apc.org 宛にセットしてあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-net