Subject: [fem-events 1305] 第 17 回『男たちのトークシェアリング』&『読書会』へのお誘い
From: "Tsuji Yusaku" <yusaku@mh.0038.net>
Date: Tue, 15 Oct 2002 05:34:13 +0900
Seq: 1305

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○ 第17回『男たちのトークシェアリング』へのお誘い

〔 参加できるのは男性の方のみです。 〕

 『トークシェアリング』では、男性が自らをつらい状況
に追い込んだり女性や性的少数者を傷つけたりしてい
る、男の問題に向き合い、変わってゆくことをめざし、
気持ちを分かち合います。

 男たちで語り合い、ことで、共感が生まれ、男性問題
の克服の手応えが感じられていきます。仕事、彼女/
彼氏、男らしさ、セックス、家事/ケアワークなど、話は
とまらな〜い!終わったら、近くでカンパイ。初めての人、
気軽に参加してね。

【セッション】

§第1部 テーマ 

 “セクシーな男”なんてホントになれるの?
 ― “セクシー”がボクを苦しめる ―

§第2部 フリーセッション : 聞いてほしいことの
                 分かち合いタイム

 悩み・心の傷…。なんでも吐き出して気持ちを
楽にしてください。

【日時 】 10月27日(日) 14:30〜18:00 

【場所】 SCATセミナールーム TEL03-3269-8295
     地下鉄東西線神楽坂駅下車徒歩4分
会のホームページ(http://www.thinking-men.jp/)に
詳しい道順があります。
    
【申し込み】 申し込みが必要です。10月26日(土)ま
        で下記にお願いします。

【参加費】  ¥300
        
【連絡先】 電子メール contact@thinking-men.jp

       TEL&FAX 0422−54−3174 辻
       携帯 090-1214-8044 小笠原 

【参加できる人】

 男性クローズドです。性的指向は問いません。MTF
トランスジェンダーの方、MTFトランスジェンダーの方、
性自認が揺らいでいる方、男性、女性どちらともいえな
いインターセクシャルの方の参加もOKです。セクシュア
リティを含む個人体験を開示する場であり、また女性に
頼らず男同士がたがいにやさしい心づかいできるよう
になることをめざしています。なのでごめんなさい。女性
はご遠慮いただいてます。

【約束ごと】

1. ここはいいにくいプライベートなことでも、安心して話
せる場です。聞いたこと、配られた文書は、その場に置
いていき、口外しないでくださいね。

2. 個人の体験を語り合う場です。自分から離れた社会
問題の批評などは避け、「私は〜」を主語に自分のこと
を話しましょう。

 世の中、どこを見渡しても、若いこと、セクシーなこ
とがすばらしいこと。女性は言わずもがな。贅肉はな
く、でもふくらむべきところはふくらんで…たとえそれが
生理に相反することでも、ナイスバディとチャーミング
な顔さえあれば、男に囲まれ、シアワセになれる。か
くして女性たちは、涙ぐましく新たなダイエットにチャレ
ンジ。

 で、男は?男は顔じゃない、中身だぜ、って息巻い
ても、モテるにはセクシーさは最大の武器。最近は、
シェイプアップされたボディ、引きしまったお尻、スラリ
長い足、厚い胸などがもてはやされてるよね。ゲゲッ!
背高くないし、おなかはたるんでる。これじゃあ、男失
格だ!!!鏡を見ながらブルーになっているのは
私だけ?スポーツクラブに通わなくちゃあ〜。
 でも、“セクシー”って、性の対象となる他人の目を
意識して、コンプレックス増やしてない?“セクシー”
って人の魅力を肉体だけに切り縮め、内面の魅力を
見えなくさせてない?自分の体をありのままに受け入
れられ愛せたら……。

 セクシュアリティ・シリーズ連続3回目の今回は、“セ
クシー・イメージ”の強迫から自由になる道を探りたい。
みんな不安やモヤモヤを語り合おう。

§ 「男のあり方を問う会」って?

◆ 男たちが作り上げてきたものって暴力や搾取が
いっぱい。これってすごく悲しいこと。できれば男が築
いてきた政治から「家庭」まで、根本から変えたい。女
性を支配したくない。セクシュアル・マイノリティを排除
したくない。男同士やさしくつながりたい。泣くな、強くあ
れ、仕事第一で家族を養えと求められるのはイヤ!―
そんな思いで活動。男のセクシュアリティ (性的虐待・
買春・ポルノ・DVなど) 、男のジェンダー (仕事スタイ
ル、共感能力、家事/ケアワーク)など主なテーマ。

 少しでも“男”に疑問を感じている人、ウェルカム!
男が変わってゆくために、男どうし、手を差しのべ合う。
その喜びを、いっしょに分かち合いましょう。


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◎ 第7回『男たちの読書+自分語りの会』へのお誘い

  仲間と手を取り合って自分が変わってゆくことを目
指す男性の著作を学びます。ただの学習ではなく、テ
ーマを自分に引きつけて語り合うセッションも設け、また、
テキストを読んでなくても参加できるようにに工夫してい
ます。

【日時】 10月16日(水)19:00〜21:30

【場所】 SCATセミナールーム TEL03-3269-8295

【参加費】  ¥200

【申し込み】 10月15日(火)までに上記連絡先にお願いします。

【テキスト】 ※ 各自が購入してください。

1.「ヴィーク 『男という病の治し方』最終章の残り

2.『知的常識シリーズ〈2〉 フェミニズム』

ワトキンズ,スーザン・アリス・ルエダ,マリサ・ロドリゲス,マルタ【著】
ISBN:4883021556
心交社 (1994-04-10出版)
\1,262(税別)

 議論の末、選んだこんどのテキストはフェミニズム。えっ、
どうして?ここは男性の本を読む場でしょうって?そうだよ、
その通り。で、この本って著者は女性じゃない。でも、性別
役割や男性支配の批判にフェミニズムが果たした役割は
決定的。したがって、女性との非権力的な結びつきを望む
男性にとって、フェミニストの批判に応える努力は欠かせない。
 本書は、欧米近現代のフェミニズムの歴史をたどったラ
ディカル・テイスト溢れるイラスト付き入門書。フェミニスト
は何を訴え、男たちとどう闘ってきたのか?知っているよ
うで意外と知らない?ジェンダー問題の基本をこの機会
にいっしょに学びましょう。

 なお、このテキストで触れられていないウーマンリブ
以降の日本のフェミニズム、および90年代以降のフェ
ミニズムの展開は、スタッフが補足してレポートします。

 ただ古い本なので、書店には並んでおらず、取り寄せに
は時間がかかります。注文はお早めに!

【参加できる人】
 『トークシェアリング』の参加者を対象にさせ
ていただいています。単なる学習や議論に走ら
ないで、自分の経験を語ることを大切にしたい
からです。





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