Subject: [fem-events 1251] ★アジア女性資料センターセミナーのご案内★
From: AJWRC <ajwrc@jca.apc.org>
Date: Mon, 26 Aug 2002 13:00:33 +0900
Seq: 1251
http://www.jca.apc.org/fem/news/events/ | お知らせ & イベント | └――─ fem-events@jca.apc.org ―――┘ ★転載歓迎★ ★転載歓迎★ (重複お詫びいたします。) アジア女性資料センター 『女性エンパワメントセミナー2002年度後期―第1弾―』 のご案内をいたします。 多くの方のご参加、お待ちしています!! ―――――――――――――――――――――――――――― 英語で読む、聞く、考える、活動する! ◆セクシュアリティー 今何が問題か◆ 海外コーステキスト最新刊から学ぶ ◆開発とジェンダー◆ アンニョンハセヨ! ◆コミュニケーションのための韓国語講座◆ ―――――――――――――――――――――――――――― 英語で読む、聞く、考える、活動する! ◆セクシュアリティー 今何が問題か◆ この講座では、英語を読む・聞く・話す(ティベート、プレゼンテーション)技 術を習得できるだけでなく、統計・論文・記事・ビデオといったデータ活用法、 リサーチ法を学ぶことができます。また、講師の持つ豊富なデータを使いますの で、各回の内容も非常に充実しています。 ■期間:9月6日(金)〜10月11日(金)/毎週金曜日、全6回 ■時間:19:00〜21:00 ■場所:アジア女性資料センター 2階資料室 ■参加費:21000円(会員18000円) ■受講対象:各回で取上げられているようなセクシュアリティの問題に興味があ る方。中級程度(英字新聞が50%くらい読める)の英語力がある方。 ■講師:ベス・エレン・バリーさん (神田外語大学国際学部で「日本の女性問題」の講義を行なう。ボランタ リズムから社会を変えることを通念とし、生徒たちに女性団体・組織での ボランティア活動をさせている。女性が暴力を受けることなく生きていけ る社会をめざし、地道に活動を続けている。「私が蒔いた小さな種がいつ か大きな木になることを信じています」。) ■スケジュール: □第1回 「戦争の手段としてのレイプ ― 性の奴隷」 ・女性、戦争、レイプに関する統計を分析していく。日本軍の 「慰安婦」制度から、ボスニアの集団レイプまで、女性に対する レイプは戦争の手段になっている。被害者の女性、レイプするこ とを強いられた男性のビデオ、証言録をもとに、講義、ディスカッ ションを行なう。 □第2回 「性の売買」 (The U.S State Department's 2002 Trafficking in Person's Reportを使用。) ・現在世界中で行なわれている、本人の意思に反する人身売買、 移動、拘束をなくすための国際的な取り組みをどれだけ積極的 に推進しているかによって、各国を分類する。論文、新聞記事の 抜粋の分析に焦点をあてる。 □第3回 「終りのない性の売買」 ・性の売買は花嫁のメールオーダーや他の性産業とどれほどの 違いがあるのか。どこまでを「サービス」とし、どこからを「性 の売買」とするのか。アメリカ国内でDV被害者となりやすい、 いわゆる非アメリカ国籍の人々を法的にアメリカ市民とみなすこ とを認めた新しい法律を検証していく。 □第4回 「中絶かピルか」 ・ピルが日本で承認されるのに25年かかったが、バイアグラはたっ たの6ヶ月で承認された。誰が女性の体をコントロールしている のだろう。日本の学生はこの問題をどう考えているのだろう。 ビデオ・プレゼンテーション、調査記事、学生の調査結果をもと に進める。 □第5回 「ボティーイメージ:性差の増幅」 ・自由に使える収入のある男女が化粧品や整形に使う金額は 増えつづけている。ジェンダー差別のない社会を作る運動が 盛り上がっている一方で、なぜステレオタイプで「理想的」な女 性・男性の肉体を買おうとする人がいるのか。子どもと大人の 両方に売られ続けている理想の肉体のイメージに注目し、その 作られたイメージにどう対抗していけるかを提案し、それについ て議論をする。アニメーション、新聞記事を使用する。 □第6回 「日本の女性に対する暴力と国内法の検証」 ・近年できた、女性をストーカー行為、家庭内暴力、セクシュア ル・ハラスメントから守る方に着目する。これらの法の歴史、法 の効力と犯罪者への実際の処罰にはどれほどのギャップがある のか。参加者にリサーチを行なってもらい、その結果をもとにプ レゼンテーションを行なう。類似したトピックのビデオ、プレゼ ンテーションも行なう。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 海外コーステキスト最新刊から学ぶ! ◆開発とジェンダー◆ 2002年に出版されたばかりの'The Companion to DEVELOPMENT STUDIES' をコーステキストとして使用します。イギリスで出版されたばかりの 本をセンターで取り寄せました!この本は、今後、イギリスの大学の学部・大学 院のコーステキストとして幅広く使われていきます。それぞれのセクションでは、 「開発とジェンダー」の理論をはじめ、近年この分野で注目されているホットな 問題が取り上げられ、最新の調査研究も示されています。この分野で留学を考え ておられる方で英語の基礎用語を覚えたい方はもちろん、途上国の開発問題、女 性問題に興味があり、それらの問題の全体像を把握したい方にも最適のコースで す。翻訳のプロが講師としてつき、英文読解も丁寧に指導します。 ■期間:9月26日(木)〜12月12日(木)/毎週木曜日、全12回 ■時間:19:00〜21:00 ■場所:アジア女性資料センター 2階資料室 ■参加費:30000円(会員24000円) ■講師:寺澤恵美子さん (翻訳者。翻訳本を出版する傍ら、インタースクール英語翻訳講師、東京 理化大学諏訪短期大学教養英語助教授などを歴任。当センターの「翻訳 ワークショップ」でフェミニスト文学、’Oxfam Gender Training Manual’ の翻訳講師を務めた。 ■取上げるトピック(以下のトピックの中から、参加者のレベル、進度、希望に 合わせてトピックを選んでいきます): □Gedner Theories(開発におけるジェンダー理論)/WID(Women in Development),GAD(Gender and Development),WAD(Women and Development). □Women and the Sate(女性と国家)/States analysis winds up, State analysis winds down, States revisited: Democracy,Governance and Policies). □Feminisn and Feminist Issue in the South(フェミニズムと南における フェミニストの課題)/Feminisn and the South?,Tensions and Resolutions: Organizing for Change? □Gender, Families and Households(女性、家族、世帯)/Family and Household as Cultural Constructs, Gender Household Headship and Household Relations. □Gender and Empowerment: New Thoughts, New Approaches(ジェンダー とエンパワメント:新しい思潮、アプローチ) □Women in Global Economy(グローバル経済の中の女性)/Victims of the Global Economy, Women Transformed. □Gender and Structural Adjustment(ジェンダーと構造改革)/Ideal Outcomes of Structural Adjustment Policies, Gender Awareness?, Empirical Critiques, Education, Health, Gender/Adjustment and Economics. □Gender, Technology and Livelihoods(ジェンダー、テクノロジー、暮ら し)/Poverty, Gender, Women and Livelihoods, Technology, Participation and Change. □Women and Political Representation(女性と政治的代表)/Women in Political Institutions, Feminist Debates on Representation, Strategies for Increasing Women's Representation. □Fertility Control(生殖のコントロール)/Social Mechanisms and Population Regulation, Mechanisms of Fertility Regulation. □Women,Children and Violence(女性、子ども、暴力)/Identifying Gender-based Violence, Trends in Gender-based Violence, Causes of Gender-based Violence, Identifying Violence Involving Children. ―――――――――――――――――――――――――――――― アンニョンハセヨ! ◆コミュニケーションのための韓国語講座◆ ハングルを読む、書くという韓国語の基礎の基礎から勉強したい方、前に韓国語 をやって挫折してしまったけれど、もう一度チャレンジしたい!という方に最適 のコースです。韓国語の基礎だけではなく、関連表現から日韓両国の女性の状況、 問題についても話をしてみましょう。 ■期間:10月18日(金)〜12月6日(金)/毎週金曜日、全8回 ■時間:19:00〜21:00 ■場所:アジア女性資料センター 2階資料室 ■参加費:20000円(会員16000円) ■受講対象:韓国語を基礎から勉強したい方。この講座で学んだことを今後の日 韓の交流、友好に活かしていこうという意思のある方。 ■講師:楊 善英(ヤン スンヨン)さん (東京外国語大学博士過程在学中。日本近代女性史を研究。韓国語講師 も勤めている。) ■スケジュール: □第1回 「ハングルとは? ― 文字と簡単な挨拶語」 自分の名前を書いてみよう!/私は○○です。 ★呼び方、名前、夫婦別姓について話をしてみましょう。 □第2回 「こんにちは。私は○○です。○○で働いています。」 丁寧語を使った表現/自己紹介/助詞「は」「が」「に」「で」 「を」/疑問形/否定形 ★職業(家内労働、パートなど)について話し合ってみましょう。 □第3回 「どこに行かれますか。」「今日は忙しいですか。」 場所の表現/尊敬語(敬語法)の表現/時間/曜日 助詞「から」「「まで」「も」「と」 ★ザユロッヶ イヤギヘヨ(自由討論) □第4回 「家族は何人ですか。」「韓国に家族がいますが、今は日本で 一人暮しです。」 前後関係の連結語尾「〜て〜」の表現/対照の連結語尾「〜 けど・が〜」の表現/家族関係(呼び方、用語)/丁寧語 〜ヨ(口語体) ★家族関係や結婚にして話しましょう。 □第5回 「昨日何をしましたか。」「雨が降ったので家で休みました。」 過去形/理由の連結語尾「ので・から」/希望や願望の表現 「〜したい」/義務の表現「〜しなければならない」 ★日韓交流や在日コリアンについて話しましょう。 □第6回 「韓国映画を見に行きましょうか。「今度の土曜日に新宿で会う ことにしましょう。」 勧誘の表現「〜ましょうか」/〜に行く、来る、通う/(意思) 決定の表現「〜しなければならない」 ★韓国の音楽を聞きましょう。 ★韓国の歌を歌いましょう。 □第7回 「明日何をするつもりですか。」「博物館に行こうと思います。」 未来の表現/意図や計画の表現/進行の表現「〜している」 ★従軍「慰安婦」の問題について考えましょう。 ★「日本軍慰安婦博物館」について話しましょう。 □第8回 「女性は平和の力です。女性が集まると、人と世の中を変えるこ とができます。」 仮定の表現「〜なら、と、ば」/可能、不可能の表現「できま す・できません」/希望・願望の表現「〜したらいいと思いま す」 ★平和をつくる女性の会反戦ビデオを見ましょう。 ★韓国の女性運動について話しましょう。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 【お申し込みの際のご注意】 1、それぞれの講座は、申し込み者が5人に達しない場合、開講いたしません。 あらかじめご了承ください。 2、ご自身の都合で受講を中止、欠席される場合、受講料は返却いたしかねます。 3、非会員の方は、ご入会いただきますと、会員価格でご受講いただけます。詳 しくはセミナー担当係までお問合せください。 -------------------------------------------- アジア女性資料センター 〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町14-10-311 TEL:03-3780-5245 FAX:03-3463-9752 E-mail:ajwrc@jca.apc.org http://www.jca.apc.org/ajwrc/ Asia-Japan Women's Resource Center(AJWRC) 311-14-10, Sakuragaoka, Shibuya-ku, Tokyo 150-0031 JAPAN Tel:+81-(0)3-3780-5245 Fax:+81-(0)3-3463-9752 -------------------------------------------- fem-net =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-events@jca.apc.org は、お知らせ、イベント情報の案内にご利用ください 投稿は自動的に http://www.jca.apc.org/fem/news/index.html に掲示します。 このメッセージに対する購読者向けのコメントはこの情報エリアではなく、 fem-net 一般討議エリア fem-general@jca.apc.org 宛に送ってください。 このメールに対する返信は fem-general@jca.apc.org 宛にセットしてあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-net