Subject: [fem-events 1249] 【 9/7 】パレスチナ〜セクシュアルマイノリティ/女性解放運動の観点から
From: stkm@jca.apc.org (suto K)
Date: Mon, 26 Aug 2002 00:05:01 +0900
Seq: 1249
http://www.jca.apc.org/fem/news/events/ | お知らせ & イベント | └――─ fem-events@jca.apc.org ―――┘ (転送歓迎です!) ---------------------------------------- パレスチナから始める セクシュアルマイノリティ運動・女性解放運動の観点から 〜日比野真さんによる現地報告を中心に〜 ---------------------------------------- ◆日時・ 2002年9月7日(土) 13時25分より(13時受付開始、約3時間) ◆場所・東京ウィメンズプラザ2F 第1会議室B(定員50名) 東京都渋谷区神宮前5-53-67(渋谷駅徒歩12分、表参道駅7分) ---------------------------------------- パレスチナへと突如旅立った友人が、数週間後「イスラエル軍に拘束された」との ニュース報道で受けた衝撃。この個人的な出来事が、今回の報告集会を開催する原動 力となっています。私はいまパレスチナで起きていることを知らなかったわけではあ りません。徹底したパレスチナ人差別政策を公然と行い、勝手に土地を奪い、家屋を 破壊し、オリーブ畑を丸裸にし、道路を封鎖、すなわち安全に健康に生きる権利を徹 底的に剥奪した上、それに抵抗する者に銃を向けてきたイスラエルが、今「自爆テロ 」報復を名目にさらなる軍事攻撃をパレスチナ人に対し行なっていることは、ここ日 本においても知りうることはできます。しかしその痛みをどこまで共有したのか、し なかったのか――同様にこの日本において「痛み」を一方的に押しつけられている人 々への共有の回路も含め、いまここでもう一度問う作業を新たに始めたい、さらにそ の作業により多くの皆さんを巻き込みたい、関わって欲しい、そう思い、この小さな 会を企画しました。 友人・日比野真さんが今回パレスチナで国際連帯運動(International Solidarity Movement/ISM。パレスチナ自治区で食料の運搬や病人の搬送に同乗するなどの活動を 行う非暴力直接行動の運動)に参加し実際にやってきたこと、見てきたこと、考えた ことを通じて、また同じく日本におけるパレスチナ連帯運動に長く深く真摯に携わっ てきた信頼できる友人、岡田剛士さん、田浪亜央江さんのお話を通じて、パレスチナ 、そしてイスラエルについて考え、そして私たちのいる場所を再度考えるための新た な手がかりをともに得ることができることを願っています。 日比野さんには多くの現地で撮影した貴重な写真とともに遠路はるばるお越しいた だきます。また、「レズビアン?ゲイ?バイ?ヘテロ?......?生と性はなんでもあ りよ!の会プロジェクトP」や「ゲイフロント関西」の活動をはじめ、自身のセクシ ュアルマイノリティとしての経験を通じて、既存のマジョリティー社会のあり方、性 別制度・性別主義や性別そのものについて問いかけ続けてきた日比野さんならではの 視点で、イスラエルにて開催されたプライドパレード(レズビアン・ゲイ・バイセク シュアル・トランスジェンダーなど性的少数者の存在を祝福し権利を主張するパレー ド)の様子なども報告していただきます。岡田さんにはパレスチナで起こっているこ と、行なわれてきたことを整理した基本となるお話を、田浪さんにはほとんど知られ ていないイスラエルの女性解放運動とパレスチナの女性たちの現状をお話しいただき ます。貴重な機会となります。趣旨にご賛同の上、ぜひご参加ください。(「パレス チナから始める」実行委員会・首藤久美子) ---------------------------------------- ◆参加費・700円 ※介助の方は無料です ※託児希望の方、事前にお申し込みください。 ※会場はマイクが使用できないため、聴きとりが困難な方には前列席の確保、 筆記スタッフのサポートなど用意いたします。事前にお知らせください。その他参加 しづらい条件のある方、ご相談ください。 ※上記申し込み、ご相談は9月5日までにお願いします。 ◆主催・「パレスチナから始める」実行委員会 問い合わせは、首藤(すどう)まで メール stkm@jca.apc.org ◆内容・パネリスト紹介 “パレスチナ/イスラエル現地報告〜現地のようすを写真(OHP)で紹介しつつ” 日比野真(ひびの・まこと)さん http://barairo.net/ でパレスチナ現地の写真なども掲載中。もちろん「私はテロ リスト.....。」を始め、これまでのジェンダーやセクシュアリティーについての刺 激的(過激!)な文章も満載! “「9・11」以降のパレスチナ/イスラエルと私たち” 岡田剛士(おかだ・つよし)さん 1958年生まれ。深く考えることなく青年海外協力隊に応募、1981年から2年間をシリ ア・アラブ共和国ですごす。この間にパレスチナ問題とアラブ音楽に触れる。派兵チ ェック編集委員会。 “イスラエルの女性解放運動とパレスチナの女性たち” 田浪亜央江(たなみ・あおえ)さん 大学入った年に湾岸戦争が起き、それをきっかけとしてパレスチナ問題に関心を持つ 。その少し後、岡田氏たちが当時はじめていた、パレスチナ人音楽グループ「サーブ リーン」を日本に呼ぶ企画に関わる。1994年から96年にかけてシリア留学。現在、雑 誌『インパクション』編集委員。 ※岡田さん、田浪さんは今年3月東京で行われた「パレスチナ/イスラエルの女たち と語る平和と自立」シンポジウムの実行委員でもあります fem-net =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-events@jca.apc.org は、お知らせ、イベント情報の案内にご利用ください 投稿は自動的に http://www.jca.apc.org/fem/news/index.html に掲示します。 このメッセージに対する購読者向けのコメントはこの情報エリアではなく、 fem-net 一般討議エリア fem-general@jca.apc.org 宛に送ってください。 このメールに対する返信は fem-general@jca.apc.org 宛にセットしてあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-net