Subject: [fem-events 1209] シュナイター教育とレイチェルカーソン
From: Hisako Motoyama <motoyama@jca.apc.org>
Date: Thu, 11 Jul 2002 09:05:29 +0900
Seq: 1209

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願い

「いのちの樹の下で エンデとカーソンの道を継ぐ」(海拓舎刊)出版1周年記念
「子安美知子さん・上遠恵子さんのお仕事をたたえ、お祝いする会」のご案内

緑がまぶしい季節となりました。皆様にはお元気でお過ごしのことと思います。
さて、このたび、私たちが敬愛してやまない子安美知子さんと上遠恵子さん、おふた
りのお仕事をたたえ、お祝いする会を開きたいと計画を立てました。
いま、こうしたおふたりの会の企画がすすめられるのも、海拓舎から一年前に出版さ
れ、そのメッセージが多くの読者に読み継がれている異色の対談集「いのちの樹の下
で エンデとカーソンの道を継ぐ」があったからです。
子安美知子さんは、昨年39年間に及ぶ大学での研究・教育生活を終えられ、現在は日
本のシュタイナー教育運動にもっぱら力を尽くしておられます。
上遠恵子さんは、グループ現代が昨年制作した「センス・オブ・ワンダー」の映画化
に参加し、朗読者として出演したあと、「沈黙の春」出版40周年の記念となるレイ
チェル・カーソンの伝記の決定版を翻訳し、まもなく出版の運びとなっています。
そのおふたりが、それぞれまた、新たなお仕事への挑戦をはじめられるとうかがいま
した。
おふたりの「いまひとたびの・・・」の物語のはじまりです。ご抱負をじっくりとお
ききし、そのあとは交流の場でふたりの元気にふれ、ともに厳しい時の試練を乗り切
る活力を得たいと考えています。
時節柄、お忙しいとは存じますが、万障繰合わせご参加いただけますようご案内申し
上げます。

記
○とき :2002年7月12日(金)
○ところ : 東京ウィメンズプラザ ホール(下記の地図をご参照ください。)
○プログラム :

・講演1子安美知子「らいてう、エンデ、シュタイナー」13:30−14:30
・講演2上遠恵子「レイチェル・カーソンという生き方」14:30−15:30

―休憩―
・対談 子安美知子・上遠恵子
「いのちの樹の下でエンデとカーソンの道を継ぐ、再び」15:45−16:45

○ 参加費: 1500円

※プログラム終了後、お祝いと交流の会を地下2階のレストランuncafeで行います。
(18:00−20:00)
こちらの参加費は講演とあわせて7000円となります。参加者には子安美知子さん・上
遠恵子さんのサイン入り「いのちの樹の下で エンデとカーソンの道を継ぐ」(海拓
舎刊)を差し上げます。

○申込み:定員250名につき、電話またはFAX、E-mailにて事
務局へ、お申込みください。空席状況は電話でお問い合わせください。

2002年6月 27日
子安美知子さん・上遠恵子さんのお仕事をたたえ、お祝いする会 発起人

・上松佑二 (学校法人としてのシュタイナー学校設立準備会代表)
・落合恵子 (作家)
・小泉修吉 (グループ現代代表)
・杉田弘子 (ドイツ文学者・武蔵大学教授)
・田和恭介 (レイチェル・カーソン日本協会関東フォーラム事務局長)
・中嶋朋子 (女優)
・野沢汎雄 (「センス・オブ・ワンダー」上映委員会 事務局長)
・平野喬 (財団法人 地球・人間環境フォーラム専務理事) (50音順)

会場のご案内●東京ウィメンズプラザ:東京都渋谷区神宮前5-53-67 B1ホール
電話03-5467-1711(代)

JR山手線:渋谷駅下車徒歩12分 営団地下鉄銀座線:表参道駅下車徒歩7分

●事務局
グループ現代・「センス・オブ・ワンダー」上映委員会内
166-0022東京都新宿区新宿1-11-13トラスト新宿ビル4F
TEL 03-3341-2863 FAX 03-3341-2874
E-mail senseofwonder@webfront.ne.jp 
URL http://www.webfront.ne.jp/~senseofwonder/
お問合せ等は担当 木下拓己まで

プロフィール

子安美知子(こやすみちこ)
1933年生まれ。
ドイツ文学者。東京大学大学院博士課程終了。
1971年、夫がミュンヘン大学に客員として招かれた際、娘を伴って滞独、シュタ
イナー学校に通わせた経験を『ミュンヘンの小学生』(中公新書 75)の著し、毎日出
版文化賞を受賞。シュタイナー思想と教育実践の学びの輪の中で82年「日本シュタイ
ナーハウス」を開設、87年東京シュタイナーシューレ創立等の歴史をつくる。95年、
建築家上松祐二氏と共に学校法人としてのシュタイナー学校設立準備会代表となる。

また、ミヒャエル・エンデの文学にシュタイナー思想との共通点を見て、85年の初対
面から95年の彼の死まで親交を結んだ。多摩川べりの自宅は夫・子安宣邦(大阪大学
名誉教授)、長女・文(ミュージシャン)、孫・菜多沙(公立小3年)との4人暮ら
し。それぞれ個性の強い3世代家族が摩擦と宥和を重ねながら新世紀の日々を歩み始
めた。


上遠恵子(かみとおけいこ)
1929年生まれ。
エッセイスト。レイチェル・カーソン日本協会理事長。東京薬科大学卒業。東京大学
農学部研究室勤務、学会誌編集などに約30年。
昆虫学者の父、田舎育ちの母のもとで自然大好き人間になる。多摩川の川原は今も昔
も大切なフィールド。1962年『沈黙の春』の原本に出合い、初めて化学物質によ
る環境汚染について知る。70年、F・グレアム『サイレント・スプリングの行方』
を共訳した際、カーソンの生き方、境遇などに親近感を覚える。74年、P・ブルック
ス『生命の棲家』(後に『レイチェル・カーソン』と改題)を訳出。以来、カーソン
研究をライフワークにすることになる。カーソンの著書『海辺』(87)、『センス・
オブ・ワンダー』(91)、『潮風の下で』(93)その他、子供向けの伝記も訳出し、
自然の語り部であるカーソンを日本に紹介した。99年よりグループ現代の映画『セン
ス・オブ・ワンダー』の制作に参加、朗読者として出演した。


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