Subject: [fem-events 1153] 講演会ご案内「新しい形の司法を求めて」
From: "YASUKI, Takehito" <yasuki@jca.apc.org>
Date: Sat, 1 Jun 2002 17:28:39 +0900
Seq: 1153
http://www.jca.apc.org/fem/news/events/ | お知らせ & イベント | └――─ fem-events@jca.apc.org ―――┘ (重複ご容赦ください) <<講演会のお知らせ>> テーマ:「犯罪被害者と加害者が向き合う 新しい形の司法を求めて」 講 師:ジョン・ブレースウェート(John Braithwaite) オーストラリア国立大学教授 ※通訳あり 内 容: 国家による応報的司法のもとでは、死刑に代表される厳罰主義が犯罪の加害 者に適用される一方、被害者に対する公的な救済や支援は放置されたままで す。また、加害者が自らの犯した行為に真摯に向き合い、被害者への贖罪を行 う機会を奪うばかりか、犯罪率の低下にもつながっていないとする調査もあり ます。 そこで、被害者が受けた心の傷や損害をサポートし、情報開示を行い、社会 コミュニティ全体が犯罪の「関係修復」を求め、真摯な謝罪と贖罪が得られる 環境の整備、そして出来うることならば赦し・和解に向けて被害者と加害者が 相互に向き合う環境の整備に取り組み、加害者を地域社会に再び迎え入れてい くことを目指す新しい司法のあり方、「修復的司法」(Restorative Justice)の試みが、世界各地で拡がりを見せています。 今回、この方面の理論的支柱者である、ジョン・ブレースウェート氏を講師 に迎え、新しい司法のあり方を模索する集いを開催します。聴講自由、入場無 料ですので、どなたでもご自由にお越しください。 日 時:6月11日(火) 午後6時30分〜8時30分 場 所:東洋大学白山キャンパス 2号館16階 スカイホール 営団地下鉄南北線 本駒込駅下車 徒歩5分 都営地下鉄三田線 白山駅下車 徒歩5分 JR巣鴨駅より都バス乗車、東洋大学前下車 主 催:修復的司法に関する日豪比較研究会 東京犯罪社会学研究会 連絡先:東洋大学社会学部 細井研究室 tel.03-3945-7455 <<近刊書籍のご案内>> 『修復的司法の試み(仮)』 ハワード・ゼーア 著 西村春夫、細井洋子、高橋則夫 監訳 発行 新泉社 2002年秋刊行予定 本についてのお問合せ先:新泉社 安喜 e-mail:yasuki@jca.apc.org -- ************************* 安喜健人 YASUKI,Takehito yasuki@jca.apc.org fem-net =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-events@jca.apc.org は、お知らせ、イベント情報の案内にご利用ください 投稿は自動的に http://www.jca.apc.org/fem/news/index.html に掲示します。 このメッセージに対する購読者向けのコメントはこの情報エリアではなく、 fem-net 一般討議エリア fem-general@jca.apc.org 宛に送ってください。 このメールに対する返信は fem-general@jca.apc.org 宛にセットしてあります。 =-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= fem-net