Subject: [fem-events 1136] 有事法制に反対する地方自治体議員・共同アピール
From: 酒井たかえ <sakai-ta@kcn.ne.jp>
Date: Mon, 13 May 2002 23:57:49 +0900
Seq: 1136

                   http://www.jca.apc.org/fem/news/events/
                   |    お知らせ & イベント    |
                   └――─ fem-events@jca.apc.org ―――┘

「虹と緑の500人リスト」から以下の転載歓迎メールが来ました。
有事法制に反対する議員がこんなにもいるのだと知り、頼もしく思います。
酒井孝江
酒井たかえのページやねん!! http://www1.kcn.ne.jp/~sakai-ta/

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 Date:  Sun, 12 May 2002 21:59:39 +0900

【転載・転送歓迎】

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃    「有事法制に反対する地方自治体議員・共同アピール」    ┃
 ┃            運動にご協力ください           ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

 突然のメールにて失礼します。BCCにて各メーリングリスト、諸個人に送って
います。重なってしまった方、申し訳ありません。

 今国会に提出されている有事関連3法案は、市民生活・自治体・労働者を戦時
動員する重大な法案ですが、自治体に対する説明はほぼ皆無で、国会審議でも非
常にいいかげんな内容であることが露呈しています。
  私たちは地方自治に責任を負う自治体議員の立場から声を上げようと、「地
方自治体議員の共同アピール」運動を立ち上げました。わずか一週間の呼びかけ
で、全国から、自民党や共産党など政党の方も含め、128人の賛同者が集まりま
した。
  地方分権の流れに逆行する動きに対して、さらに地方自治体の中から廃案に
追い込む動きを広げていきたいと考えています。
  緊急の取り組みで不備な点がたくさんあると思いますが、趣旨をご理解の
上、協力いただければ幸いです。なを、賛同人は議員のみとします。

 ・「共同アピール」の賛同人になってください(第一次集約・5月20日)
  ・下記に必要事項を記入し、事務局もしくは地方集約先へ、e-mailもしくは
Faxにて返信ください

    氏 名:
    自治体:
    連絡先:              (e-mailもしくはFax など)


  ・アピールの地方集約担当者を募っています
   各地域の集約担当者を希望される方は、事務局にご連絡ください
  ・5月22日(水)に、国会内で集会を行います
  ・5月22日以降も共同アピールの賛同人を募り、公表していきます
  ・5月22日以降の行動については、集会参加者を中心に相談の場を持ちます
   具体的な取り組みアイデアについて、ご提案ください
  ・共同アピール運動は、今国会での有事法制に一定の決着がつく時点までの
   時限的な取り組みとします
  ・有事法制に反対し、自治体から平和をつくるための情報交換・相互討論の
   ためのメーリングリストを開設しますので、ご参加ください
  ・アピール文と賛同議員名を掲載しました。各自チラシに加工し、周りの人
に伝えてください。

 【事務局】橋本久雄(東京都小平市議/無所属)
       東京都小平市学園西町1-26-43市民自治こだいら 橋本
       tel/fax:042-348-1127
       mailto:tomotomo@jca.apc.org
       mailto:ANA15698@nifty.com
  【集 約】北海道:(未定)
       東 北:(未定)
       関 東:長野美保子(東京都清瀬市議/無所属)
           tel:0424-92-0827
           fax:0424-92-0847
           mailto:mihonaga@aol.com
       中 部:(未定)
       関 西:牧野直子(大阪府箕面市議/無所属)
                       tel:0727-22-9914
                       naotan@mte.biglobe.ne.jp
              中四国:(未定)
       九 州:のぐち英一郎(鹿児島県鹿児島市議/無所属)
                       tel:099-229-4778
           mailto:eiichiro-n@po2.synapse.ne.jp

●「地方議員からの共同アピール」
  http://homepage2.nifty.com/mekkie/assembly/index.html


┌─────────────────────────────────┐
 │5月22日(水) 自治体首長・自治体議員 国会院内集会を開催します│
 └─────────────────────────────────┘
  有事法制で戦時動員の対象となる自治体の中から声をあげるため、国会内に
て集会を開催します。自治体議員・首長に限らず、市民の方の参加も歓迎しま
す。

 【日 時】5月22日(水) 午後4時〜5時30分
  【場 所】衆議院第2議員会館・第3会議室(通行票を発行します)
       営団千代田線・丸の内線 国会議事堂前駅下車5分
       営団有楽町線・永田町駅下車5分
  【内 容】国会報告:何人かの方にお願いしています
       問題提起:「自治体での具体的な取り組みについて」
            新倉裕史さん(非核市民宣言運動・ヨコスカ)
       自治体の取り組み:自治体首長(交渉中)
       行動提起:共同アピール賛同者の拡大など


┌─────────────────────────────────┐
 │       私たちの暮らしに有事法制はいりません        │
 │     有事法制に反対する地方自治体議員・共同アピール     │
 └─────────────────────────────────┘
 ■ 有事法制は市民の生命・財産・権利を侵害します
  政府は今国会に有事関連3法案を提出しました。1999年には、米軍がアジアで
介入戦争を始めたら、自衛隊が後方支援などで参戦するガイドラインを明記した
周辺事態法が、すでに作られています。
  今回の有事法制は、そうした戦時体制に国民を総動員するためのものである
ことを、政府自身が明言しています。戦争のために私権を制限し、措置に従わな
かった住民に罰則が課せられます。 

■ 地方自治体は首相の指示により自衛隊への協力を強制されます
 有事法制が発動されると、国は市民生活や地方自治体にたいして、戦争への協
力を強制することができます。首相は地方自治体などの公共機関に対し、自衛隊
への協力など必要な措置を講じることができ、従わない時には、首相自らが代執
行で、職員に業務命令を出すことができます。
 物資の輸送や補給などの米軍への兵たん支援に、医師、看護師、輸送通信従事
者、土木建築労働者などを戦争を支える要員として強制的に動員する仕組みにな
っています。
  また、外国から侵略され国土が戦場になるかもしれないとの口実で国民の土
地、家屋、財産の収用などを想定し、機密保護を理由に、言論や報道の自由が制
限される危険もあります。
 入港する艦船に非核証明を義務付ける条例など、独自の平和の取り組みを行っ
ている自治体もありますが、有事においては国の言いなりになってしまいます。

■ 有事法制はアメリカの世界戦略を支援する戦時立法です
  現実的にみて、日本が武力攻撃を受ける事態を、政府も具体的に提示してい
ません。むしろ世界中に敵をつくり、戦争を仕掛ける在日米軍基地を守るために
有事法制が発動されたり、周辺事態法による日米共同の戦争協力の中で発動され
る可能性の方が高いのではないでしょうか。米軍の戦争のために市民の権利、財

産を奪う憲法違反の戦時立法をつくる国など、世界のどこにもありません。

■ 有事法制で、むしろアジアの軍事的緊張が高まります
  また、政府は「備えあれば憂いなし」とも述べていますが、最大の備えは憲
法の平和主義の理念を実践にうつし、平和で平等な国際社会をつくるために努力
することです。アジアでは、軍事力ではなく、話し合いで紛争を解決する平和の
流れが大きくなっており、有事法制制定の口実は、まったく説得力を失っていま
す。

■ 有事法制は憲法違反です
  政府は「憲法の範囲内で体制整備することは政府の責任」としていますが、
憲法は戦争を禁止しているだけではなく、「何人も犯罪で処罰を受ける以外は苦
役に服せられない」(18条)、「財産権を侵されない」29条)、「自由を奪われ
ない」(31条)としており、憲法が保障する基本的人権は「侵すことの出来ない
永久の権利」(11条)と明示しています。  
  戦争を行うことを前提とし、政府が勝手に決める「公共のため」という名目
で基本的人権を制限する有事法制は、国の最高規範である憲法に違反していると
言わざるをえません。

■ 私たちは地方自治体から反対の声を挙げます
  すでに多くの議会や首長が疑問や憂慮の声を上げています。秋田県東成瀬村
議会、秋田県稲川町議会、岩手県北上市議会、京都府大山崎町議会、東京都小金
井市議会や東京都国立市議会でも有事法制に反対する意見書が採択されました。

  私たちは、市民の暮らしともっとも身近なところで活動する地方議員の立場
から、地域から平和をつくりあげていくために、有事法制に反対します。


┌─────────────────────────────────┐
 │  「有事法制に反対する地方自治体議員・共同アピール」賛同者   │
 │      2002年5月11日現在 128名 (順不同)    │
 └─────────────────────────────────┘
 【●北海道(8名)】
大島 薫(北海道札幌市議) 小林郁子(北海道札幌市議)
 山口たか(北海道札幌市議) 羽田美智代(北海道石狩市議)
 堀 弘子(北海道石狩市議) 本内義徳(北海道留萌市議)
 樫見由美子(北海道北広島市議) 山田明美(北海道当別町議)
 【●東北(3名)】
 佐藤昭一(宮城県古川市議) 浅田正文(福島県都路村議)
 駒崎ゆき子(福島県郡山市議)
 【●関東(42名)】
 野口 修(茨城県つくば市議) 披田信一郎(茨城県龍ヶ崎市議)
 石松俊雄(茨城県友部町議) 清水滋雄(埼玉県所沢市議)
 猪股和雄(埼玉県久喜市議) 野比登美(埼玉県和光市議)
 片山いく子(埼玉県春日部市議) 矢澤江美子(埼玉県八潮市議)
 村上香代子(埼玉県三郷市議) 福士敬子(東京都議)
 小枝すみ子(東京都千代田区議) 瀬野喜代(東京都荒川区議)
 中村まさ子(東京都江東区議) かとう学(東京都江戸川区議)
 田部井稔夫(東京都墨田区議) 田村ゆかり(東京都板橋区議)
 船波恵子(東京都品川区議) 佐藤ひろこ(東京都中野区議)
 木下泰之(東京都世田谷区議) 藤原愛子(東京都町田市議)
 荒井 健(東京都町田市議) 清水信之(東京都狛江市議)
 嶋崎英治(東京都三鷹市議) 漢人明子(東京都小金井市議)
 白石玲子(東京都東久留米市議) 池田はるお(東京都東久留米市議)
 橋本久雄(東京都小平市議) 三宮克己(東京都府中市議)
 重松朋宏(東京都国立市議) 関口 博(東京都国立市議)
 大沢 豊(東京都立川市議) 名取みさこ(東京都日野市議)
 森てるお(東京都西東京市議) 長野美保子(東京都清瀬市議)
 布施哲也(東京都清瀬市議) 門間淑子(東京都羽村市議)
 雨宮敬子 (東京都日の出町議) 丸山美子(東京都桧原村議)
 猪股美恵(神奈川県川崎市議) 朝倉幹晴(千葉県船橋市議)
 吉野信次(千葉県松戸市議) 上村和子(東京都国立市議)
 【●中部・北陸(23名)】
 佐藤敏明(新潟県小千谷市議) 北野 進(石川県議)
 砂田喜昭(富山県小矢部市議) 野入美津恵(富山県大山町議)
 山崎隆敏(福井県今立町議) 須山邦昭(山梨県塩山市議)
 亀ケ川正広(山梨県若草町議) 前田ゆきこ(静岡県静岡市議)
 鈴木 恵(静岡県浜松市議) 石丸美恵子(静岡県富士市議)
 鈴木敏和(静岡県富士市議) 栗原一郎(静岡県三島市議)
 高月フミコ(静岡県沼津市議) 仁杉秀夫(静岡県三島市議)
 津田恵子(静岡県島田市議) 津田惠子(静岡県島田市議)
 大杉幸好(静岡県磐田市議) 鈴木 清(静岡県細江町議)
 大石和央(静岡県榛原町議) 大塚邦子(静岡県吉田町議)
 山本久子(長野県池田町議) 小川冨貴(岐阜県可児市議)
 山川和基(三重県紀勢町議)
 【●関西(40名)】
 松井真理子(奈良県天理市議) 繁田智子(奈良県平群町議)
 坂口友良(奈良県広陵町議) 飛鳥井けい子(向日市議)
 篠原咲子(京都府亀岡市議) 荒川浩司(京都府福知山市議)
 次田典子(京都府京田辺市議) 小沢福子(大阪府議)
 山中清子(大阪府議) 増田京子(大阪府箕面市議)
 牧野直子(大阪府箕面市議) 桂睦子(大阪府茨木市議)
 山下慶喜(大阪府茨木市議) 二木洋子(大阪府高槻市議)
 上田育子(大阪府和泉市議) 吉本ひろ子(大阪府寝屋川市議) 
 柏木順子(大阪府八尾市議) 吉井玲子(大阪府堺市議)
 吉年千寿子(大阪府富田林市議) 一村和幸(大阪府豊中市議)
 松平 要(大阪府東大阪市議) 戸田ひさよし(大阪府門真市議)
 田中一吉(大阪府泉大津市議) 清水 勝(大阪府泉大津市議)
 高橋登(大阪府泉大津市議) 栗原俊子(大阪府交野市議)
 加藤美恵子(大阪府島本町議) 澤嶋真紀子(大阪府島本町議)
 北中俊雄(兵庫県議) 恩田さとし(兵庫県神戸市議)
 酒井一(兵庫県尼崎市議) 丸尾 牧(兵庫県尼崎市議)
 森池豊武(兵庫県西宮市議) 永井俊作(兵庫県明石市議)
 井奥まさき(兵庫県高砂市議) 柏木孝(兵庫県一宮町議)
 柏木孝(兵庫県一宮町議) 竹中史雄(兵庫県津名町議) 
 中谷秀子(兵庫県淡路町議) 次田のり子(京都府京田辺市議)
 【●中国・四国(6名)】
 横田えつ子(岡山市議) 赤岩 明(岡山県佐伯町議) 
 中川健作(鳥取県米子市議) 渡辺さと子(香川県議) 
 梶 正治(香川県議) 藤田雅久(香川県豊中町議)
 【●九州・沖縄(6名)】
 増本 亨(佐賀県議) 岩永賢一(長崎県諫早市議)
 神田公司(熊本県西合志町議) のぐち英一郎(鹿児島県鹿児島市議)
 森山きよみ(鹿児島県鹿児島市議) 続 博治(鹿児島県隼人町議)


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┌─────────────────────────────────┐
 │ 「有事立法反対! Action Week」5月20日〜26日  │
 │           東京のキャンペーン予定           │
 └─────────────────────────────────┘
  5月末に衆議院を通過するのではないかとみられており、20日の一週間が一番
のヤマ場になりそうです。市民グループの方で、アクション・ウィーク・キャン
ペーンが呼び掛けられています。以下は東京での取り組みになりますが、ご一読
ください。

20日(月)有事立法反対、Action Week スタート集会(時間調整中)
       【場所】衆議院第1会館第2会議室
       【主催】テロにも報復戦争にも反対!緊急行動など
 20日(月)午後1時 有事立法反対院内集会
       【場所】衆議院第2会館内
       【主催】フォーラム、人権、環境、平和
 21日(火) メディア規制3法案反対、異議あり有事法制集会(時間調整中)
       【場所】衆議院第2議員会館内
       【主催】新聞労連(交渉中)
 22日(水)午後4時 有事立法反対、自治体議員の集い
       【場所】衆議院第2議員会館、第3会議室
       【主催】有事立法反対、自治体議員共同アピールの会(仮)
 23日(木)午後6時半 異議アリ、有事立法 日比谷集会(5000人規模)
       【場所】日比谷野外音楽堂
       【主催】フォーラム、人権、環境、平和
 24日(金) 有事立法に反対する女性の集い(仮)
       【場所】衆議院会館内
       【主催】ふぇみんなど
 24日(金)午後6時 有事立法反対5万人集会 
       【場所】明治公園
       【主催】陸・海・空・港湾労組20団体など
http://web01.cpi-media.co.jp/yuji/stop-yuji/index.htm
 25日(土)午後 有事立法反対、国会周辺自動車デモ(予定、時間調整中)
       【場所】社会文化会館前 発車
       【主催】テロにも報復戦争にも反対!緊急行動
 26日(日)午後2時 平和を創りだす市民行動(調整中)
       【場所】渋谷、宮下公園
      【主催】テロにも報復戦争にも反対!緊急行動



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