2000年にJVC (日本国際ボランティアセンター) 「タイ農村部の自立支援プロジェクト」の支援を開始。
 タイのプロジェクトが終了した後、2007年よりJVC「ラオス村人による森林保全プロジェクト」の支援を開始し現在も継続中です。

写真1 啓発研修中写真2 女性グループ地図作り
●概要

アーシアンではJVC(日本国際ボランティアセンター)の国際協力カレンダーの販売に取り組み、その収益をJVCラオス事業部に寄付していましたが、2022年を最終年として、JVC国際協力カレンダー事業は終了しました。
現在はアーシアン会員の方からの寄付や「JVCモノでの支援封筒」の配布等で引き続き支援をしています。

●現在のJVCのプロジェクト

名称:セコン県農村部住民による共有資源の管理・利用支援プロジェクト
対象地域:セコン県ラマール郡およびタテン郡10村、約1,600世帯、およそ9,500人
期間:2023月4月~2025年3月
目標:セコン県農村部において生活の基盤である共有資源が守られ、人々の持続的な暮らしが営まれている。

●ラオスはどんな国?

中国、タイ、カンボジア、ベトナム、ミャンマー、に囲まれたインドシナ半島の内陸国。
日本の本州とほぼ同じ面積で国土の約8割は山岳地帯。人口は約710万人、人口の約半分はラオ族でその他49民族の多民族国家。首都はビエンチャン。
仏教を信仰し(農村部では精霊信仰も)、一党独裁の社会主義の国。

●どんな暮らしをしているの?

人口の6割以上が農業生産に従事し、水田、焼畑耕作の他、村周辺の森や川からキノコ、タケノコ、魚などの食料や生活に必要な建材や薪、薬などを採取して暮らしています。
一方で経済成長のための開発が進められ、それに伴う強引な土地収用や環境の破壊が村人の暮らしを困窮させています。


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